高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

寮歌

2023-06-22 12:20:14 | 日記

大学の同期のWさんから寮歌全集の CDをもらった(なぜだ•••) 日本各地の旧制高等学校(今は国立大学)の寮歌です。 北海道大学には旧制高等学校時代はなくて、それは札幌農学校だったと思うのですが・・

で、車のデッキで聴いているのですが、なかなかバンカラ(今は死語だな。硬派)感があって懐かしくも学生若者の大志を感じてなかなかよろしい。

私は、北海道大学出身であるが、下宿生活は2年ほど仲間としたが、寮生活はしていない。当時の北大には古い木造の建物の「恵迪寮」が現役でまだ健在で学生自治がされていた。この木造寮の玄関付近は北海道開拓村に移設されて今も見学ができます。 友人らが入寮していたので寮内を訪れたことはあった。 ひと部屋4人くらいで共同生活をしていたのではなかったかな。洞窟のような暗く怪しい部屋であったなあ・・。

 北大には旧制高等学校時代はなくて、札幌農学校だったんだと思いますが、寮歌は毎年、作詞作曲され、寮歌指導者が任命されていて寮生全員で歌い継がれています。 今の鉄筋コンクリートの新寮でも続いているのかしらん・・。

北大で有名な寮歌は、明治何年かの「都ぞ弥生」であり、これはまるで校歌のごとく歌われている。 春夏秋冬がそれぞれ歌われているのですが、その一番が春、都ぞ弥生なのです。

♫ 都ぞ弥生の雲紫草(くもむらさき)に  

    花の香漂う(はなのかただよう)宴の莚(うたげのむしろ)

      尽きせぬ奢りに濃き紅や(つきせぬおごりに こきくれないや)

          その春暮れては移ろふ色の

      夢こそ ひと時 青き繁(しげみ)に

          燃えなん我が胸 想いを載せて

             星影 冴か(さやか)に光れる北を

      人の世の 清き國ぞとあこがれぬ ♫

少年よ、大志を抱け! だなぁ。

老いてきた身に やわらかなるも 鞭打たれる 感じがしたよ。

 

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