高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

吹雪いてきた

2008-12-12 09:27:25 | 日記

吹雪いてきました。 帰らないと・・・ 札幌で夕方、子ども達をピックアップ予定。 黒松内で、黒ねおす号がスリップして橋の欄干にぶつけてしまったそうなので、安全運転で いざ、出発。

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ちょっと試行錯誤しながら、「造材」を話題とした原稿を3枚ほど深夜までかかって書き上げました。中頓別の造材の歴史は、大正時代に鉄路が引かれたより本格化しています。北海道の主要幹線を稚内まで延ばす際、当初は日本海側の天塩を北上する計画だった既定を、中頓別からオホーツク海経由に大変更した一大鉄路建設そのものが、森林開発の利権に絡んだものだったようです。

三井物産や大資本家(旧薩摩藩が関係していたりするものもある)が国から伐採権利を得て、鉄道をも開設するために、時の政権を巻き込んだ官民あげての国策事業であったことがわかります。

北海道に産業革命の波がひと時代遅れ手、一気に起こるような開拓の歴史そのものであります。100年にわたる森の伐採を経ても、若くとも今なお緑が豊かな中頓別。この若木を100年かけて巨木に育てることができる可能性がある地でもあります。

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1 コメント

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メジャーの前 (遠藤)
2008-12-12 21:24:56

財閥がそこに着目する前に
その土地を
誰が
どう守ってきたかを知りたいです。
3664
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