さほど天気も荒れていなかったので、割とスムーズに道北から道南まで、走行距離450kmほどを車で南下してきました。
途中、札幌にてワゴン車を一台増やし、イエティくらぶ(月例子ども自然体験活動)の子ども達、ボランティア、大学実習生を10数名ピックアップしました。車内では、小学3年生のKZKやKIRと しりとりをしたり、身の上話を聞きながらでしたので、たいした疲れや眠気も感じずに安全運転をしてきました。KIRがかなりの昆虫好き、はたまたかなり珍しい七色のクワガタなど甲虫類を飼っていることを知り驚きました。
この子達は、私と会話ができます。
それも、ずいぶんと長く。ひとつの話題であったり、それが展開して別の話題になったりもします。 近頃のお子さんとしては、かなりのコミュニケーション力があるのではないかと思います。 でもですね・・・手前味噌ではあるかもしれませんが・・、山村留学生を始めとして、自然体験・生活体験活動に参加する子ども達は、この子たちに限らず、他者と関われるコミュニケーション力が高くなります。
おしゃべりがあまり上手でない、シャイな子であっても、自分の居場所を作れる子達です。 安心して居ることができる「場」を持っている子は、そこを足場にしながら、徐々に知らない場、世界にも身を投じてゆけるようになります。
今回は12人の子ども達しか参加していない少人数ですから、明日からしっかりとカマってやるか。
仲間とともに・・喜んだり、悲しんだり、感動したり、発見したり、達成したり、失敗したり・・・ そういった感情を共有できる 共感体験が子どもの発達にはとても大切です。
この子達ではなく…
子供は、み~んなそうだと思います。
だから…子供なのだと思います。
同じ話題で言葉のやりとりが長くできない、話題がポンポンと変わってしまって、ひとつの話題を深められない傾向が 今の子ども達にあるかな、と感じています。
「それはね…なんだよ」
「そういう事だったんですかぁ~」(口調までは解りませんが)質疑応答(問答…ちょっと大袈裟ですね)があるのでしょうね。
ほうではないので
「そこを足場にして知らない場、世界にも身を投じて行けるようになる」というのは、何だかとても有難い言葉で、支えになります。
イエティの日をいつも楽しみにしているということは、きっとそこが子供にとって心地よく、安心して居られる場所だからなのでしょうね。