高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

黒松内トライアスロン

2016-08-14 16:09:18 | プログラム 子ども

長期村3週間コースのハイライト、チャレンジ週間。 2泊3日のチャレンジキャンプへ出かけるために計画から始まり、装備、食糧計画も子どもが立てて、それをディレクタースタッフがサポートするという都合6日間に渡る企画。長期な活動だからゆえ可能な、ある意味贅沢な活動週間です。長期村2回目くらいから定着したスタイルのプログラムです。 ことしは3コースでました。「まるで無人島生活チーム」「超飛び込み400回チーム」そして、私がサポートディレクトした「黒松内トライアスロン」です。 各コースの詳細報告は ブログ「大家族・長期村奮戦記」をご覧下さい。 http://blog.goo.ne.jp/bunamori

トライアスロンは、1999年から開始した長期村でのさまざまなプログラムの中でも思い出深いものとして記憶されそうです。 トライしたのは、

子どもは高瀬DIC君で彼の企画によるものです。実際のトライアスロンと違い、一日目Runはロングウォーク約18Km、二日目Rideは自転車の代わりに「缶ぽっくり」で約8Km、三日目Swimは、フローティング川下りの約7Kmの3種目となりました。 初日二日目は夏最後のような太陽が燦々と降り注ぐ中、3日目は朝方は霧雨もあるようなお天気でしたが、無事完遂しました。 私も2日目の終盤で車回しがあり、その間1,5Kmほどは歩きませんでしたが、その他は乗り切りました。けっこう辛かったなあ・・・。その分、私も十二分楽しめましたわいな。

DIC,そして同行してくれた台湾人ボランティアのNOKIもありがとうね。 君たちがいたから俺も完遂できたよ。

この夏は中盤の海の洞穴探検にも行き、懸案だった洞穴の中を泳ぐことができました。 が・・・、体力・技術的にけっこうきつく、子どもと一緒に活動するには、余裕不足、現状の限界がわかったな。 しかし、アウトドアーのハードなことはやっぱりトライしたいという気持ちがあったことは我ながら嬉しかった。 しかし、私はあくまでもガイド役なのだから、自分自身を活動させることが手一杯じゃあ、いけませんがな。 肉体的アドベンチャラスな活動は・・・・、今年が最後かしらん・・・。

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虫除けスプレーの危険

2016-08-11 09:55:03 | 日記

子どもの肌が弱くなって来ているとここ数年実感しています。 かつての自然体験キャンプでは、ブルーシートだけの野宿は当たり前でした。

翌日の朝、子ども達は顔中を蚊にさされてブツブツになり、「おれ、113個もさされたぁ!」「俺は160子だ」なんて自慢していたもんですが、その刺され後が秋まで残る、果ては膿んでしまう子が現れたりする子が複数現るようになったので、ここ3,4年は野宿をわざわざと全員参加で実施することはほとんどなくなりました。

今年は、ドクガの幼虫による肌荒れが広がる事態が学校宿泊体験活動の初夏にあり、これは地域の大人にも広まってもいたのですが、その風評被害というか、幼虫時期が過ぎた8月下旬の学校宿泊体験のキャンセルを2校も受けてしまいました。

虫刺されによるアレルギー症状的肌荒れは若いスタッフにもあります。 子ども、若者の虫、日焼け、草負けなどを原因とする肌のトラブルが総じて多くなってきているようです。  食品の問題などいろいろ原因はあるでしょうが、私は社会的に行き過ぎた殺虫・除菌も一因かとも思います。

キャンプには子供たちはひとり1缶、虫除けスプレーを持ってくる時代です。 親御さんも普通に買い与えているようですが、その注意書きを読んだことがあるでしょうか・・・。 安全性が確認されている市販品でもあるし、細かい字で書いてあるのでほとんどの人は気にも止めていないでしょう。

しかし・・・、こういう注意書きがあります。

子供(12才未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安とすること。なお、顔には使用しないこと。6ヶ月未満の乳児には使用しないこと。6ヶ月以上12才未満は、一日1~3回。 同じ皮膚面に3秒以上使用しない。

つまり、非常に毒性が高いのであります。

虫除けスプレーを子どもにむやみに渡し、使用させないようにご注意です。

 

 

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台湾風味のワンディキャンプ

2016-08-10 20:34:35 | お知らせ
ぶなの森自然学校の台湾人スタッフ 呉立涵(U Lihan)と実習滞在中の台湾人大学生達が企画実施するワンディキャンプです。 台湾料理・台湾茶のランチ付き。台湾の文化や言葉もゲームを交えながらご紹介。お土産に伝統工芸品の‘客家花布‘もつくってみよう。 夏休みのひとときを自然学校でお過ごし下さい。
期日 8月13日(土) 09:30から16:00
場所 黒松内ぶなの森自然学校 黒松内町字南作開76
参加費 小学生以上 1500円 幼児 1000円(子どもだけの参加はご相談ください)
    黒松内町内であれば送迎もご相談に応じます。
申し込み先 0136-77-2012 黒松内ぶなの森自然学校 (担当 りーはん)
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チャレンジへ

2016-08-10 18:22:48 | 日記

3週間チャレンジコースに滞在している子どもは6人だけなのですが、例年のとおりに最週のチャレンジが始まりました。 2泊3日の活動計画を食料・装備計画も含めて子どもが作り、それを大人がサポートするという1週間活動です。 2日間のグループ分けと企画、1日の準備・トレーニング、そして2泊3日の旅へでます。人数が少ないのでアイディア出しやグループ分けに多様性が少ないので、大きなもめごともなく比較的すんなりとチーム分けが今日一日で終えました。

装備や食料計画の関所チェックが始まっています。

「親子丼なのに、肉が計画にはいってないよ・・。 子どんね??」

「キャベツ5つってどういうこと? 5玉?」

生き物探しと超飛び込みチーム チェリー、スマリー、きの  海岸でキャンプし、飛び込み400回を目指します。 1回飛び込む事に、何か生き物を捕まえるという目標もあり。 なぜ400回なんだ? ストーリーや目標理由がわからんなあ。

黒松内トライアスロンチーム 自然学校からランは歩き約18Km、自転車・乗り物は、缶ぽっくりで約7Km, 朱太川フローティング6Kmで自然学校まで戻ってきます。 缶ぽっくりで歩く同行スタッフがチャレンジだ。

まるで無人島生活  無人島はこの付近にはないのですが、ロビンソンクルーソーのような無人島生活?を目指します。 流木と草で小屋掛けするそうです・・。

と、ユニークな企画が出揃いました。 アタシはトライアスロンチームのサポートに配置されました。 子どもはひとりだけチームなのでいかにして楽しく挑めるか・・・。ディレクションのしどころでもあります。

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溺死した携帯電話は補償で本日、新品が到着。おととい届け出たのでなかなか迅速な対応のDocomoでした。

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チャレンジキャンプに並行して3泊4日のやんちゃんこコースも開かれています。低学年がほとんどなので、チャレンジチームがやけにお兄さん、お姉さんに見えます。

 

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変化を恐れない

2016-08-09 23:36:03 | 日記

昨日、長期村2週目のアドバンスコースの子ども達が帰り、3週間のチャレンジの子が6人残り、今日新たに低中学年中心の「やんちゃっこコース」の約30人がスタッフと一緒にやってきました。 小さい子が増えて一気ににぎやかさがました自然学校です。 洞穴探検で溺死してしまった携帯電話からのfacebook投稿ができなくなってしまいました。 ブログをもう少し大切にしたいのですが、携帯からの投稿は簡単なのでどうしてもそちらに頼ってしまいがちで、結果、日々の記録というか、報告がどちらも滞ってしまっています。

日記といえども、公開型ではありますが、日々の記録を残すということは、自分の日々もふりかえることにもなるので、ちゃんと続けたいものです。

さて、旧ねおす苫小牧スタッフのうえちゃんが、やんちゃっこコースのスタッフとして来てくれました。頼もしい助っ人です。 前チーフディレクターのふみぞうも差し入れを持って顔を見せてくれました。とても嬉しくありがたいことです。

東アジア地球市民村という国際的なミーティングの実行委員の端くれにいるのですが、そのSkype meetigがありました。忙しさに忘れていたのですが、事務所のデスクのパソコンを開いて気が付いて時間遅れで参加しました。 これまで過去3年、上海で開催していたミーティングを来年は日本で開催します。 何をテーマ、基調にするか・・、基本は「持続可能な社会を目指しての東アジアの叡智の結集」なのですが、具体的な次年度開催テーマは何にするかの意見交換です。

持続可能な社会とは、言葉では簡単ですが、それはなんなのか・・・・??????

Transission Townという言葉が登場して、それを明確に目指した ECO VILLAGEという概念と実践活動が現実に現れています。それを標ぼうしている活動もあれば、特に標ぼうしていない活動も多々あることは私も承知しています。 ここ黒松内ぶなの森自然学校もその表現のひとつだと私は思い活動していますが、それがスタッフ、関係者に共有はされてはいません。

私風の言い方としては、「銀河コミュニティづくり」であり、そのネットワークの銀河ネットワークを旧ねおすサイトで作りたいのですが、これとて共有概念とはなってはいません・・・・。

しかし、東アジア地球市民村活動のコンセプトである「多元共生」、そして、今日のSkype会議で出てきた「多元共育」とは、一致する概念でもあります。で、あれば・・・、私にできることは な ん だ ?????

あと、10年、いいえ、一昔前なら10年単位・スパンで物事のプロセスを考えられましたが、60を過ぎれば5年単位かな・・・。あと5年でやってゆきたいことをそろそろ目標づけせんとなあ・・、

環境教育ではぐくむ力

1. 夢を描く力

2. その夢をあきらめないで追い続ける続ける力

3. その過程で変化・変容すべき時に、それを恐れない力

が、わが信念でありますから、自らに再び肝に銘じるべきであります。

目の前で一緒に活動する仲間達とやってきている子ども達、合計約60人に囲まれながら、アタシャア・・どうやってこれから5年生きてゆこうかと思う晩。

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入れ替え日

2016-08-08 10:18:12 | 日記

7月27日から始まった長期体験村の2期目が終了。今日明日で子供たちの入れ替えがあります。 3週間滞在する子は7人だけで、約20名が帰り、2泊3日コースの主に低学年の子ども達が20名ばかりやってきます。

いよいよ終盤です。私と言えば・・・、 ニセコアンヌプリ登山の翌日から海岸歩き泳ぎの洞窟探検1泊2日を連続して参加。以前ならビクともしなかったのですが、脚はつるわで今日はカラダのあちこち、節々が痛みまする・・・・。 情けないというか、文字通りの「寄る年波」というやつでしょう・・・が、冬から春の運動不足は顕著であり事前トレーニングをしっかりとせんといかんと、毎年同じような反省中。 

さてさて、あすからも続きます。 リスクマネージメント力に余裕がなくなったらいかんぜよ。

昔、登山に精を出していた頃のY先輩から言われていた言葉、「大胆に、大胆に、かつ慎重に行動せよ」を改めて胆に命じて、あと1週間を頑張りましょう。

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携帯溺死

2016-08-07 17:50:15 | 日記

自分の中の懸案プログラムである「雷電刀掛け岩の洞穴調査」 過去何度か洞穴の入口までは行っているものの、中へは入っていない。

正確にはゴムボートを途中まで、スタッフが泳いで入ったことはあるが、私はない。

で、今回の長期村の子どもプラン(子ども達の希望を聞いたうえでの計画1泊2日)で、実行。 ここ2年ばかり磯歩きをしていなかった。私の体力スキル的な問題からの自己抑制でした。  この2日間に1泊プログラムがあったのですが、アドベンチャー要素が強いものがなかった、ディレクターとしてプログラミングする動機が持てるものは何か・・、と自分で考えてみると、この洞穴行に行きついた。

結果としては事故も怪我もなく終えて帰ってきて、さらにほぼ洞穴の奥付にも泳いで到達できたので、今、満足感ありです。

しかし・・・、磯場の岩場を上り下りし、泳ぐという活動にからだが悲鳴をあげてしまった・・・。両足の大腿部の筋肉がつった!!!。

なんだかな。 心地よい疲れも半減である。 おまけに 携帯電話をまったぁ溺死させてしまった。

まあ、私でなくてよかったけどさ。  何もトレーニングしないままに夏に突入することは危険ね・・もう、若くはないと悟らんといかん・・・。

 

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