2008.5.18(日)晴れ オープンに向けて
絶好の天気が続く、ガーデニングで植えた花や木がぐんぐん育って成長期を感じさせる。同時にのり面と芝生に生える雑草の育ちも群を抜いている。カフェじょんのびオープンに向けていろんなことをしなければならないのだが、芝生や花たちを放っていくわけにはいかない。特に芝はイタドリやスギナに持ち上げられて根が張れないでいる。こんな天気の良い朝は必ず3,4枚は持ち上がっている。雑草が芝を持ち上げて枯らせてしまうか、根が張ってしまってその間から雑草が生えるか競争である。私としては持ち上がっている芝をめくって、土中に巣くっているエイリアンを剪定ばさみで切って、再度芝に目土を入れて水をやる、もしくは雑草どもを手当たり次第に切っていく、そうして芝達の生き延びる手助けをするしかないのだ。
のり面に近いところは無数のイタドリが生えている。イタドリは目地だけでなく、張った芝を突き破って出てくる。
イタドリは見た目もえげつなく、目立つのだが、本当にやっかいなのはスギナのようだ。この小さな芽は芝生を突き破り無数に出てくるばかりでなく、群れとなって芝生を持ち上げるのだ。フキやススキも数的には少ないがしっかり芝を持ち上げ、しかも根がしつこい。
あと何ヶ月こいつらと戦わなければならないのか。彼らは刈り取った後、最初のところに戻るともう生えている、すさまじい生命力だ。それでも戦おう、雑草と戦うことが田舎暮らしの原点かも知れない。
草取りをしていると、近所の人が声を掛けてくれる。「何時オープンするの」「きれいになったねえ」、、、心強いのだが、「ラーメンあるの?」「カラオケあったらいいのだけど」というのはずっこける。とりあえず31日、1日の土日曜日をプレオープンとし、その後本格的にオープンすることに決める。看板もメニューも出来ていないし、調理だって身に付いてない。だけどこれらを完璧にするとしたら、あと半年はかかりそうだ。そうなると嫌気がさしてしまいそう。見切り発車でいいじゃないか、ということでお世話になった方々に案内を送付する。いよいよだ。
2008.5.19(月)曇り じょんのびの木
じょんのび村のシンボルツリー「じょんのびの木」は今、実が着いて一日中鳥たちの楽園となっている。鳥についてはよく知らないのだが、いろんな種類の鳥がやってきている。巣箱を作ろうという意見もあるのだが、作った巣箱に鳥は来ないことを知っているので、やめとこう。
さてこの木、何の木、解らない。そのうち誰かが教えてくれるだろうと思っているのだが、未だ知っている人はいない。じょんのびの木でいいのだろう。今日は風が強く、沢山種が落ちている、これが発芽するかどうかは解らないのだが、とりあえず拾って播いてみよう。もしいつか芽が出て育ってきたら、「じょんのびの木」として売り出そうか、などと欲どおしいことを考えてみる。
こんなに実がなっている。5分もあれば100粒ぐらい拾えた。
午後遊里に越してこられた田中さん夫妻が来じょん、退職して上林の古民家に来られたそうだ。田畑を作っておられるそうで、お話が楽しみである。
夜ご飯に旬の茗荷ご飯を作ってみる。こちらに来て初めて知った料理なんだが、醤油で炊いたご飯に、最後に茗荷の茎を刻んで入れるという単純なものだが、自前の庭で採れた茗荷はなんとなく嬉しい。味は別段対したことはない。茗荷独特の香りがまだ少ないのである。それより目に青葉の初がつおが美味しかった。