2009.3.2(月)曇
3月に入ったのにやたら寒い。朝の散歩中に奥の山々を見るとうっすらと白くなっている。家に帰ってきたらちらほら降ってきた。かみさんのフリージアも出たり入ったりしている。畑の野菜達もどうしたものかと迷っているようだ。長い間放ったらかしになっているじょんのびファームだが、暖かくなって少し変化が出てきた。
昨年12月に蒔いた蕪が、時期が遅すぎてちっとも育っていなかったのだがこの頃葉っぱが伸びてきて、玉も大きくなってきた。
近所の畑を見るともう花が咲きそうになっているのもある。小さいけれども食べた方がいいのだろうか。
人参はこれまた播種が遅くて、昨年中には育たなかった。春の3,4月に育つように書いてあったのでそのままにしているが、いかにも小さい。
あまりに小さいので間引きも何もしていないのだが、果たして育つものなんだろうか。次にネギであるが、これは雪というか霜というか寒冷対策をしておくべきだった。ネギと言えば冬のものだから大丈夫だろうと思っていたが、霜が降り、雪が降りしたらすっかり萎縮してしまって、九条ネギはまだ痕跡を残していたもののワケギや薬味用の小ネギはすっかり姿を無くしてしまった。他所の畑を観察すると、河原に生えている蘆の茎で雪囲いをしている。なるほど来冬はそうしよう。諦めてまた苗から買おうかと思っていたら、暖かくなってにょきにょきと伸びてきた。えらいもんやね。これでネギを買うことも要らなくなるだろう。
ずっと元気だったのがニンニクである。よく宣伝で雪わりニンニクなんてやってるが、寒さには強いのだろう。ところが一体何時収穫したらよいのか解らない。当分おいといて様子を見よう。
右から収穫の終わった大根の畝、二列目は奥からワケギ、ニンニク、手前は九条ネギ。三列目は生姜の保管(箱)、生姜の保管(地中)、少し出てきた小ネギ。四列目はアスパラガスともらいもんの何か解らない菜っ葉。
それにしても雑草がよく育つ畑だなあ、草抜きをせにゃならんのだが、なかなか時間が取れない。昨年土を運んで作ったじょんのびファームだから、土がぺっちゃんこになってきた。特に下を掘っている大根の畑は沈降が激しい。草抜きの前に土入れが必要となりそうだ。てなわけで春と共に畑仕事も忙しくなりそうだ。
世話が要らなくて楽しめるのが山菜である。今はフキノトウが旬でじょんのび谷周辺にいくらでも出るので汁物などに入れて楽しんでいる。天ぷらが一番旨いのだが面倒なので未だ食していない。もっとも大本教の食堂で昼食を食べたらフキノトウの天ぷらが入っていたが、、、。フキ味噌や佃煮も作ってみたいがこれまた面倒で未だ実現していない。
【作業日誌 3/2】
薪原木搬入(上田さんに頂いた樫の木など約30本)
今日のじょん:じょん語録(39)ふんーちゅーて、ふんーちゅーて
枝雀の落語「子猫」に出てくるフレーズ、「ふんちゅーて、ふんちゅーて」(「うん」と言ってください)のそのままである。怖いものにあったとき、初めての所へ行くときなど尻尾を下げてフーと鼻息を出す。この時すかさず「ふんーちゅーて、ふんーちゅーて」と言っているのだが、、、、、????。