2009.3.23(月)
昨年の今日この地に入植した。入植というのは大げさだが、私たちにとっては将にそういう感じだった。
土地購入時と入植当初。
有り金をはたいて家は建てたもののそれ以上の余裕はなく、だだっ広い庭に芝を張ったり木を植えたり、花を作ったり畑を作ったり、それはもう入植という世界だった。先々の不安もあったし、近所のお付き合いも白紙の状態だったので不安だらけであった。それでも入植当初から山水を引いたり、畑土を運び入れたり、三ツ井造園さんと一緒に芝を張ったり信じられないくらい精力的に働いていた。開店までの2ヶ月あまり無我夢中であった。今となっては懐かしく、ずいぶん昔のことのように感じるのだが、つい一年前のことなのだ。「一番忙しい人が一番沢山時間を持っている」という諺がよく理解できる。精神的にも肉体的にも大変苦しい時期だったが、誰のためでもない自分のための労働だから苦しみも楽しく感じられたのは事実である。
夕食はいつもどおりの食事だが、かみさんと二人でしみじみと、「よく頑張ったなあ」と自分たちを褒めながらお酒を酌み交わした。じょんのび村の建設はまだまだ遅れているし、カフェじょんのびの経営も損益分岐点までほど遠い。それでも元気でさえいたらいつかは目標地点まで到達できるだろうし、なによりも自分のための労働というのは頑張れる。
【作業日誌 3/23】
じょんのび坂上部の敷石敷き(完成)
花壇の石起こし
今日のじょん:昨日お休みしたのはなんてことはないのだが、ブログの編集のエラーが出て編集が困難になったためである。じょんに何事かあったのかと心配掛けたかたかも知れない。とりあえず元気をしているのでご安心を、、、、
一才の誕生日を過ぎて、妙に聞き分けが良くなったようだ。朝の散歩もクンクンとねだることもなくなったし、着替えたり準備をする間「待っときや」というと、おとなしく待っているようだ。やりやすいと言えばこれほどやりやすい犬も珍しいのではないか。
散歩から帰って朝食をとって日だまりでぼーとしているときが至福の時のようだ。