晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

珍客来じょん 3/26

2009-03-26 | 日記・エッセイ・コラム

2009.3.26(木)雪、雨、曇

 夕べの天気予報で京都府北部雪の情報が出ていた。まさか大げさなこと言うなよなあ、桜も咲こうかという時期だぜ。と思っていたら庭になにやら白いものが、、、、
じょんの散歩に出ようとしたら前も見えないほど降ってきた。いやあ降参。Img_0866

まさかの雪。


 お昼頃だろうか家族連れのお客さまがいらして、「どちらからですか~」なんて言ってたら「福島県からです」って、昨日の岩手出身の方に続いて東北づいているなと思っていたら、かみさんが「どんぐりさん」とすっとんきょうな声をあげる。「あっどんぐりさんだ」驚いた、自転車旅行の際一泊お世話になった二本松のどんぐりの畑さん一家だ。(2006.10.28、29日参照)日本一周達成の挨拶や開店の案内など出していたのだが、まさか来じょんされるとは驚いた。大阪に実家があるので年に一度の里帰りということである。それにしても途中寄り道してよくぞ尋ねてくださった。嬉しいやら懐かしいやら、子供さんも大きくなって、ぴーぴー泣いていたさつきちゃんがしっかりしてるじゃないか。いろんなお話をして、また旅に出たくなった。今度はじょんも連れてワゴン車かなんかで行きたいなあ。お別れにFREEという旅情報誌を何冊か頂いて店に置くことにした。旅の宿なんかを紹介している手作りの冊子なんだけど、これってすごく楽しいのだ、またこれに載ってる宿が面白いのって何のって、いちおしである。旅好きの人先着五名様に進呈。Img_2179

Img_2180

東北、また行くぞ。

【作業日誌 3/26】
なーんも無し

今日のじょん:じょんのお友達紹介
名前は多分「レンジロウ」というらしい。先代がいて「レンタロウ」といったらしいからきっとそうだと思う。柴のかかった雑種で、チコの兄弟ということだが性格は正反対。おとなしくてお行儀良し、私たちは三つ指レンジロウと呼んでいる。いつも三つ指ついたようなお座りをして、キュンキュンと言っている。じょんとあいさつを交わすだけ、本当はもう少し遊びたいのだけど、、、、Img_0862

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上林奇人変人列伝 3/25

2009-03-26 | 日記・エッセイ・コラム

2009.3.25(水)曇一時雨

 私が上林をいいなあと思うところは、一流の田舎暮らしどころでないところだ。田舎暮らしの雑誌に特集され、おしゃれなそば屋さんやカフェがあり、全国各地から田舎暮らしに憧れている人々が集まり、不動産屋さんが飛び回っている、そんなところあるでしょ。田舎暮らしに憧れて来る人々を別荘の住人のように扱うから、村人と入居人の溝は深い。入居した人は入居した人で郷に従うことなく都会の権利を振りかざす。こんなところ有るんじゃないの?
 上林は別荘地でもないし、田舎暮らしのメッカでもない。ただの田舎だけど、新しい住人に対して概ね友好的なんじゃないだろうか。というよりむしろ個人主義的なあり方の許される田舎なんじゃないだろうか。新しい人が入居してきても、もちろん噂にはなるが、そのことに対して肯定も否定もしない。そういった意識というのは歴史的に上林が行き止まりの地ではなく、交易の地であったことに由来するのではないだろうか。海の若狭と山の丹波を結ぶ流通路であったに違いない。あえて言えば丹波のシルクロードか。そこに住む人々が外部の人に対して寛容であったことは想像に難くない。Img_2181

この山並みの先は若狭である。


 もちろん上林に移り住んでも、うまく行かなかったり、合わなかったりで出ていった方も沢山あるが、予想以上に多くのいろんな人が定住しているのに驚く。若い人から、定年後の方まで幅広く、老若男女様々である。これがまた変わった人が多く、いい意味で奇人変人なのである。またそういった方がじょんのびに来てくれるのかも知れないが、とにかくお話を聞いていると面白い。今日も東北地方から移住された方が来られてなつかしい東北訛のお話を聞いていたのだが、この方もしっかり奇人変人のようだ。もちろん本人は至って普通人と思われているだろうし、個人のプライバシーの問題もあるので、奇人変人列伝は非公開と致したい。何時の日か了解をもらって公開できるかも知れないが、そういう人が上林にはいっぱい居ることを誇らしく思うのである。

【作業日誌 3/25】
茗荷畑の土入れImg_2176

昨日採ったカリンの種だが、植木市であまりに安く売っていたので白けている。

今日のじょん:じょん君はとっても怖がりで小心者である、神経質なことも甚だしい。飼い主に似てくるのだと言われるとそれまでだが、顔が何とも情けない。他所の犬は凛々しいなあと思うことしばしである。でもその情けない顔がなんともいいのよね。Img_2177

見てくれこの顔。

 
 

 

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