晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

ふるさと上林 4/2

2009-04-02 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.2(木)雨、曇

 上林を出て暮らしている方は沢山いらっしゃるが、感心するほどまめに帰ってこられる。村用、冠婚葬祭、お墓参り、草刈り、雪かき、田畑の仕事など千差万別だが、熱心な人は毎週のように帰っておられる。「そこまでするんならこっちに住めよ」と思うのだが、そうもいかないのが人の常なのだろうか。私も田舎があるが、年に一度墓参りに帰る程度で、草刈りや山仕事などでは帰ったこともなかった。おかげで故郷は荒れ放題、今思えばまったく申し訳ない気持である。
 先日年老いた親御さんを上林に残して都会に出ておられる人が来じょんされ、晴徨雨読を見て雪の様子や田畑の様子もわかって安心というお話をされていた。村のことが住んでる人よりよく解るということも言っておられた。何気なく書いていることや何気なく撮っている写真が故郷を離れている人にとっては身近で貴重な情報源なのだそうだ。毎日ブログを書いていてこうして喜んで貰えるのはとても嬉しいことである。というわけで、昨日今日の山の様子を載せてみよう。Img_2199
これは昨日朝方の忠町方面の山肌、折からの風でもの凄い花粉が舞っている。時期から言って桧かなと思うが、まあ見事なものである。まるで山火事のようで、間違って通報されることもあるそうだ。花粉症の人が見たら卒倒しそうだ。Img_2200
次は上林和知の国境の山、今朝の様子で上部は白く積雪している。手前の斜面にはコブシの白い花も見え、コブシと雪が同居する信州の春のような景色である。

 
【作業日誌 4/2】
木小屋作製9日目(屋根の桟張り)

今日のじょん:肛門腺というのをかみさんが気にしている。うんPのあとに臭い液がピュッと出るらしいのだが、たまにこれが溜まって破裂したり困ったことになるそうだ。時々お尻を地面や床で擦ったりしているので肛門腺がつまっているのではないかと気にしている。私はうんPをかたずける際に思い切り臭いのでしっかり出ていると思うのだが、、、、。うんPの時によく見れば液が出るのが解るそうで、今朝うんPが出るぞというときのぞき込んだら、振り向いて嫌な顔をし、その場所を離れてしまった。なんとまあ神経質なやっちゃ。違う場所でし始めたので何気ない振りをして見ていたが、うんPするやいなや走ってその場を離れるので確認のしようがない。Img_2187

真面目な顔をするとこうなる。

コメント (2)
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丹波マンガン記念館 4/1

2009-04-02 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.1(水)曇、雨

 新年度が始まった、宮仕えでも無く、企業でもない私にとっては何の関係もない。
勤めているときは新年度立ち上がり式とか新年度出発式とかセレモニーがあり、新たな気持でスタートするという図式であった。もっとも企業サイドの考えであって、こちとら新年度なんてカンケイネエとうそぶいていたのだが、正味関係なくなってしまった。
 さて最近新聞紙上でちょこっと見られるのに、丹波マンガン記念館の閉館問題がある。この施設は私費で運営されており、これ以上続けられないということらしいが、歴史の証人として重要な施設だから存続させていこうという運動が展開されているということである。私がこの施設を訪れたのは20年ほど前のことである。鉱山というのが好きで各地の金鉱山、銅鉱山など巡っていたが、地元の京都に有数の鉱山が有ることは知らなかった。マンガンなんて電池の原料かいなと思っていたが、主に鉄鋼生産に使われていたようである。特に戦時中の原料不足の時代には丹波のマンガン鉱が相当掘られていたようだ。京北、和知、園部など各地に鉱山があり、京都市の北区あたりまで掘られていたそうだ。
 この施設の趣旨は朝鮮人の強制連行、強制労働などを告発していることのようだ。そのためにイメージを良しとしない府や町の支援を受けられず、私費で運営してきた経緯があるのだろう。ことほど左様に私が初めて記念館を訪れるべく、町の人に尋ねたところ、芳しくない答えが返ってきた。
 丹波マンガン鉱の特徴は、石炭鉱や銅鉱のように大資本が運営する訳でなく中小の鉱山主が乱立しているところだろう。そのために、より劣悪な労働条件となり、戦時下となるとさらに悲惨な状況であったと思われる。記念館はそのあたりのところを貴重な資料や現存する坑道で余すところ無く見せてくれる。
 記念館が存続できるよう運動が広まっているようだが、公的な支援が無ければかなり厳しい状況なのではないか。歴史の証人として是非とも存続して欲しいと願うばかりである。
【作業日誌 4/1】
木小屋作製8日目(垂木切断塗装、壁板塗装)

今日のじょん:ホノホノさんが冊子を持って来じょんされた。「honohonoDog」というフリーの手作りの冊子で2ヶ月毎に発行されている。今回一周年記念誌で増ページで内容も盛りだくさんである。じょんのびのお客さまにはこの冊子を楽しみにしておられる方もあり、私たちも楽しみにしている。是非じょんのび村に読みに来て欲しい。また、犬どおしの交流をしたい人は福知山のドッグカフェTAMURAに行くべし、じょんも2回行ったワン。最初はビビったけどすぐになれて、行くのがタノシミだワン。Img_2201

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