2009.4.7(火)快晴
快晴の定休日、今日こそは徹底的に木小屋造りに専念しようと思いきや、じょんシャンの日はお掃除日。天気もいいので風呂の排水口まで徹底的にやっつける。マットや毛布、洗面器、くつ、ありとあらゆるものを日光浴させる。長くて陰気な冬が終わってやっと貴重な春の好天日が来た。冬が厳しいだけにこういう日が本当に嬉しい。
木小屋の正面上部に張る杉板が無くなったのでコメリに購入に行く。それらしい板が無くて野地板を買う、5枚で980円、10枚購入し、さっそく防腐剤を塗る。その間に波板張りを始める。波板は見栄えと耐久性を考慮してポリカ板にしたかったのだが、値段が倍なのでポリ板とする。というより、物作りのコンセプトが「あるもので作る」だから今手元にあるポリ板5枚を利用することとする。東側の端からサイズを合わせるが、南側を見ると斜めになっている。元々正しく長方形になっていないのだ。厳密に言うと台形になっている。丸太の柱を使ったために寸法が合わせられなかった訳だ。
屋根が高くて傾斜があるので、五枚総てを並べてみるわけに行かない。ええいままよと東側から順に張ってゆく。ところがだ、傾斜がきつすぎて波板が滑り落ちて来る。かみさんに手伝わせれば解決することだが、なんとか一人でやっつけたい。そこでサイズ合わせ兼用の治具を作る。
一番下の桟から波板の端が50mmとなるようにして、桟に引っかけられるようにしてあるので波板がずり落ちてこない、我ながら優れものだ。
張り始めてまたしても問題が出てきた。傾斜がきつくて波板の上には乗れない。傘釘を打つ桟は六本あり、下の二本までは脚立から打っていける。残りの四本は屋根に上がって、まだ張ってないところの桟に足を掛け、這いつくばって打ってゆく。昨日の話じゃないが、岩登りそのものだ。
今日の工夫でもう一つは昨日のスリングの活用以外にツールバッグを購入したこと。高所の作業にはもってこいだ、必要なものを総て収納して屋根に持って上がる、これって最高。 波板二枚張ったところで日没サスペンデッド、暗くなると高所作業は危険すぎる。今日は終わり。
【作業日誌 4/7】
木小屋造り15日目(南面板塗装、波板張り2枚)
かみさんのガーデニングお手伝い
今日のじょん:春の好天に誘われてか久々に猿が現れた。猿が出没するときは山に妙な鳴き声が聞こえたり、木や竹の音、何か異様な気配がするのである。「猿が来てそうやで」というと「じょんが尻尾下げてなんか感じてるで」とかみさんが言うがはっきり言ってじょんより私の勘の方がよっぽど敏感である。気配だけで姿は見つからないかなと思っていたら、やっぱり現れた、隣の畑に中型のが一匹いる。慌ててカメラを用意したら、手前の柚子の木にピントが合ってしまって猿はぼやけて解らない。オートフォーカスというのも万能ではない。
さてここで私は出かけてしまった。その後も猿は居続けて、じょんがどんな対応をしたか興味があったのだが、残念ながら見て見ぬ振り、あるいは無視していたそうである。普段は臆病でもずぼらでもいい、ここ一番ぴりっと活躍して欲しいと願っているのだが、、、、、。
シシ追い犬、猿追い犬にはなれそーにない。