2009.4.20(月)曇
月曜日は店が暇なので、作業に打ち込める。木小屋造りも18日目となっているのだが、これはあまり意味がない。一日専念するときもあれば、板4,5枚にペンキを塗るだけの日もある。延べ時間で表示すればいいのだが、いちいち計ってはいられないし、店の仕事と一緒になっているときは余計解らない。専念してやったとすれば4日目ぐらいではないだろうか。今日は筋交いを張る。筋交いは本来建物の補強のためであるが、この場合は薪に対する壁代わりあるいは化粧の意味がある。そのため緑のペンキを塗り、浮き立つようにしてある。建物が左右対称、正四角形であれば寸法を採って材料を切ればいいのだが、そうでないので、一つずつ実寸をとって切断しなければならない。この建物は南側に開いており、真ん中の柱より左が長い。わざとそうしたわけでなく、柱が丸太、しかも真っ直ぐでない丸太であること。掘っ立て工法というのか柱を土中に埋めているので、正確に四角になっていないのだ。丸太というのは経費はかからないが造作が難しい。
完成したら色々と反省したり、評価したりしなければならないが、今特に気を使っていることは木表、木裏のことである。木に表裏があるのは最近知ったことだが、屋内で使う木工製品ではあまり気にしなくてはいいが、屋外特に日当たりのいいところで使う板は非常に大切なこととなる。木は乾燥すると表側に反り返る。木表側、つまり木の外周側の方が水分含有率が高いためらしい。特にグリーン材(未乾燥)を使用する場合は覿面である。
板を打ち付ける場合木裏を表面にすれば、反りの影響が抑えられるのだが、これが結構よく間違えるのだ。打ち付けてから間違いに気付き、結局面倒だからそのままいってしまう。もっと困るのは左右非対称の材の表裏を間違っている場合である。これは修正がきかないから、どうしようもない。板を打ち付けて数日良い天気が続いたらきっちり反りが出てきた。勉強なるわ。
【作業日誌 4/20】
木小屋造り18日目
今日のじょん:最近のじょんよー寝るんやけどこんなもんなんかなー。朝の散歩から帰ったら飯も食わんと寝てるし、昼間もずーと寝てるけど大丈夫かなあ。聞いたらみんなそーらしい。人間だけがあくせくと起きて働いているみたいだ。