2009.8.8(土)快晴
月に一度の土曜定休である。いつものように福知山東ゴルフの例会に行く。草刈り他やらにゃあならんことが溜まりに溜まっているので本当はゴルフなんてやってる場合じゃないのだけれど、ストレス解消とかリラクゼーションが必要と出かけるのだが、猛烈な暑さで余計ストレスになる。物部で村上建設さんの新築改築展示会があったので覗いてみる。いつも土曜日曜の開催なので定休日の第二土曜しか見られないので、この機会は逃せない。その後綾部温泉で夕食と入浴を済まし、地域の寄り合いに行く。なんとも中身の濃い一日であった。
6月19日農協の農機具展示会に行ったとき、酔っぱらいのおじさんが「あんた綾鷹って知ってるか。東京では一番売れているお茶やで。このお茶は上林から出たんやで。」とペットボトルを片手に誰彼なしに言ってまわっている。一体何のこっちゃ、こちとらコンビニで売られているペットボトルのお茶なんぞ関係ないわいと思っていたのだが、実はこの宇治のお茶屋さんが上林の歴史に大いに関わっていることがわかった。検索で「上林」と入れると数軒の宇治のお茶屋さんが照会される。宇治にも上林という人がいるんだなあ程度で深く考えなかったのだが、実はこれらが上林の豪族上林氏の末裔ということである。
上林春松本店の綾鷹
ペットボトルはコカコーラが扱っているようで、テレビのCMもみることができ、相当な人気の様子だが、もちろん茶葉の販売もなされている。
通説では兵庫県氷上郡の土豪である赤井氏が上林庄に定着し上林姓を名乗ったと言うことである。その後織田信長に追放され、宇治に定着して茶業を営み、幕府の御用茶師まで勤めることとなるのである。上林郷ですでに茶栽培の経験があったと推定され、上林における茶の栽培が相当古いものと思われる。
近年まで茶の栽培が盛んであったようで、先日来じょんされたお茶屋さんがお話をされていた。それは上林のお茶は地域がら味の良いお茶が出来るのだが、収穫時期が遅くて新茶が値崩れするころに出荷されたそうである。したがって茶業として成り立たず、廃れてしまったそうである。小西町あたりの立派な茶園を見るととても残念な気がするが、かつての茶栽培が盛んであったことの証左に、今どこでも茶の木が生えてくるのが見られる。じょんのび村もかつては茶畑だったそうで、初夏にはあちこちから茶の木が生えてくる。いつかはひととこで栽培し、自家製の茶を作ってみたいものだ。
【作業日誌 8/8】
無し
今日のじょん:今日は一日留守番だ。悪さもしないでよいこで留守番してくれるので本当に助かる。長時間の留守番の時は帰ってきたときの反応がひとしおだ。