晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

違いの分からん農学士シリーズ 8/28

2009-08-28 | 日記・エッセイ・コラム

2009.8.28(金)曇

 先日近所の方が「白菜蒔いたかい」なんて会話しておられた。もう秋まきの季節なんだろうか。まだ8月だぜ。近所の畑も注意深く観察しているが、一カ所だけ播種の済んでいる畑があった。今年が如何に涼しいといえども、残暑がつづく可能性もあることだし、いま葉物がでてきたひにゃ虫が大喜びするぞと秘かに思っている。しかし去年は蕪とにんじんの播種が遅すぎて失敗した経験もあるのだ。いずれにしても畑の準備だけはしておかなければならない。近所の畑は夏野菜はすっかりかたずいてきれいになっている。ところがわがじょんのびファームではトマト、オクラ、唐辛子類、ナスがピークでどれも怖ろしいくらい育っている。ナスとキュウリ、特にキュウリは大失敗で全然実が付かない。ところが蔓だけは化け物のように伸びてジャングル状態となっている。もう諦めて切り倒せばいいのだけど、折角だからと放任している。昨日そのジャングルの中に妙なものを見つけた。恐る恐る近づくと、ばかでかいキュウリが一本成っている。Img_2932

長さ37cm、おもさ1005g


今年の収穫はこれ一本である。普通に成ってくれよなあ。
 そんなわけでとりあえず干している九条ネギ、らっきょう、ニンニク、ワケギを植え付ける。特にらっきょう、ニンニク、ワケギは究極のじょんのびファームに植え付ける。自然農法は播種と収穫と言うことだったが、究極のファームは収穫のみを目指す最先端農法である。といっても種類が限られるのでたいしたことはない。現在成功しているのは茗荷と大葉、まあしゃれといってもいい。ニンジンも昨年の失敗の続きに究極ファーム入りを考えたが、どうも根が細すぎて駄目みたいだ。却下。
 その後勝手に自然農法となっている畑の草引きをする。草引きったって並の草ではないから、一畝がやっとであと四畝残ってしまった。あと4,5日はかかりそうだ。

【作業日誌 8/28】
九条ネギ、ワケギ、ニンニク植え付け
生姜畑土寄せ

今日のじょん:今日は一日留守番で遊んであげられない。店やってる日の方が一緒にいる時間が長いようだ。昨朝撮った念道橋上の写真。Img_2923

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念道のこと(3) 8/27

2009-08-28 | 歴史・民俗

2009.8.27(木) 晴

 先日一区の集まりの際にK林さんが念道のいわれについて話しておられた。「僕の聞いた話だけどかつて君尾山光明寺にお詣りの人々が大宮の峠を越えて初めて君尾山の遠望を目にして、思わず念仏を唱えて歩く道だから念道というらしいで」と言うことである。なるほど念道からの君尾山、その背後の若丹国境の山々の景色は素晴らしい。手前から城山や弥仙山からの尾根が幾重にも重なって墨絵のように見える。若丹国境の山々が屏風のように立ちはだかり、その下に君尾山など奥上林の山が少し濃く映る。将に絶景で、しかも何日も歩いて詣でて来て初めてその光景を見た人にとっては感激ものだろう。今朝写真に撮ってお見せしようとカメラを持ち出したが、府道沿いだと逆光になるので念道橋手前で撮った。旅人の目線で見られるようにズームすることなく撮ったが、少し小さくなりすぎたか。Img_2925




この説はだれもが納得する説で、住民投票でいわれを選択したら一位当選すること間違いない。ただ私は昔話としておいておくのはいいが、地名の起源としては可能性の低いものだと思っている。大体「念道」=念仏の道なんてそのまんまの説は後から作られたものが多い。特に神話なんかでは顕著である。元からある呼び名、字を使って物語を作るのはいとも簡単で、しかもらしい話が出来上がるのだ。
 大体真言密教のお寺に対して念仏なんてあるのか、念仏って浄土宗以降のことではないかと思ったのだが、実は真言念仏というのは存在するらしい。いっそこの道が近世のものだったら反論できるのだが、この街道は古いものでもちろん君尾山詣での道の一つでもある。
 私の「子ント」説を立証するためには、念道の領地関係を立証しなければならない。念道が北の端となる領地、あるいは荘園を発掘することだ。これって結構困難でないかい。ひとつのとんでもない仮説を考えているのだが、まとまったらいづれ御紹介したい。
 ここで私が以前に書いたことと矛盾に気付く。老富の地名の件(2009.7.8参照)で栃のことをそのまんま栃ノ木が多いからではないかと安易に書いたが、これは軽率であった。大体栃に栃ノ木が多いかどうか、多かったかどうかは調べておらず、行ったことも無いのだ。そして一文字の地名というのは確率的に少なく、「とち」という二文字の地名を探している。同様に「殿」も「との」という二文字で表される地名があるのではないか。なんとも無責任で不用意な記事であったと反省している。

【作業日誌 8/27】
畑土運搬

今日のじょん:今日はお友達が沢山来た。まづはサチ、最初は唸られていたがベランダで仲良ししていた。じょんも付き合い方が上手くなってきたかと思うが、すぐに調子に乗ることが欠点だ。
Img_2928

毛並みがよく似ているが、耳の立ってるのがサチ。


つづいてハナちゃんが来る、病状が思わしくなく一緒に遊べない。

Img_2930
おやつ貰ってるときは元気なんだが、、、、

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