2009.8.29(土)曇
写真は今日の収穫である。ブッコチは評判がいいのでお客さまにあげたりしているが、いくらでも成ってくる。胡瓜は昨日お見せした化け物胡瓜の後続々と成りだして驚いている。今日になって慌てて胡瓜ネットを張ったぐらいだ。どこの畑ももうすっかり片付けられているというのにだ。胡瓜については確信はないが一応来年のために原因と対策を考えている。
まず胡瓜の栽培については4月22日にシャキット胡瓜の苗を一本植え付けた。その後順調に育ち、支柱を立て収穫を待つが、花は咲けども実はならずでがっかりする。蜂などは来ているのだがどうも自家受粉が出来ていないようである。トマトも一本のみの栽培だが着果は充分で、唐辛子類もしっかり成っている。ナスだけは当初の着果はイマイチだったが後半そこそこ成るようになった。胡瓜だけは茎葉の成長は著しく何重にもとぐろを巻くように成長したが一向に着果しなかった。そこで一本の栽培では駄目かということで、7月17日に売れ残りの苗を2本買ってきて植え付ける。そして諦めたころに成ったのが昨日の化け物胡瓜である。
店に展示し色々ご意見を伺ったところ、どうも他のウリ類、たとえばゴーヤとかヘチマとかから受粉したのではないかという意見が多かった。ゴーヤはすぐ隣で栽培していたし、向かいではヘチマだかヒョウタンだか栽培されていた。これはかなり信憑性が高い。だとするとこれは苦くて食べられないということになる。まあ試しに切ってみる、薄く切ってかじってみる。おや、全然苦くない、市販の胡瓜より水っぽい感がするが味はまずまずだ。これはうまくしたら新種の胡瓜として売り出せるぞ、などと妙な色気を出して種を採りにかかる。どうも種はまだ若いようで白くて薄くて頼りない。一応保存することにしたが、これが発芽しなかったらお終いである。何しろ一本しか出来なかったのだから。
種はともかく、自家製のおばけ胡瓜とナスとオクラとブッコチをコンソメとトマトの水炊きで味付けし夕食のおかずとする。トマトの甘みとブッコチのさわやかな辛さがあいまって最高の料理となった。それは自分が作った材料という自負も多分にあるのだろうが、掛け値無しに美味い料理となった。
写真にある胡瓜はシャキット胡瓜が次々となり始めたもので、後から植えた苗からも小さな胡瓜が出来はじめている。
教訓:胡瓜は最低3本は植えること。
【作業日誌 8/29】
胡瓜ネット作り
畑草引き
今日のじょん:ここ数日ベランダに出してお客さまの相手をさせている。といってもシャイなじょんだから愛想を振りまくというほどでは無いのだが、犬好きのお客さまには好評なようだ。慣れないことでストレスが溜まるかも知れないが、やはりこれも社会性を付ける訓練かなと勝手に思っているのだが、、、、、。ちったあ愛想せいよ。