2013.5.10(金)雨
突然の歯痛に苦しむ僕を
心配そうに見ていた ex-girl friend
可哀想にと僕の頬を優しく撫でてくれたのに~
マッキーの曲をリピートして南丹市に向かう
初めての病院に行くことほど不安なものはない
まして歯医者なら特別だ
マッキーが十数回歯痛に苦しんだ頃、南丹に着き
ex-doctorの紹介状を握りしめて受付に行く
夕べは暑くてしたたかにビールを飲んだ
それがどうだ、痛みがきつくなって七転八倒
こんな痛みが三週間も続いている
まったくどうにもまいっちゃうぜ
待たされる方がいいのにすぐに順番が来る
外科のドクターは手術が好き
簡単に「詰め物外して神経抜きましょうね」
この三週間の「様子見ましょうね」はいったい何だったんだ
でもあの痛み苦しみから解放されるなら、、、
「お願いします」なんてちょっと気持ちと違う返事をしてしまう
「痛かったら言ってくださいね」「いは~い」なんて繰り返し
アスファルト掘り返し、古い水道管とりだすような奥歯の工事がすすむ
「これが神経だよ」新しい看護婦さんの教材になっている
おしりに汗が溜まる頃、奥歯の工事が終わる
麻酔のせいでうがいの水が噴水のように出て笑ってしまう
大きな穴を開けたまま楽しい帰路につく
まだしびれているけれど、痛みの無いことがこんなにもうれしい
痛み、不安 悲しみ
それは巡り来るまで
どんな気持ちになるかなんて
分からないけれど~