2013.5.24(金)快晴
2年間頓挫している間に何もしていなかったかというとそうでは無い。夏場の草刈りはやってないととんでもないことになる。植木を少しずつ周囲に植えたり、柵の柱の杉材を集めたり、芝を少しづつ移植したり、桐の木の枝払いをしたりしていた。
ウッドデッキが出来てからは、とにかく柵作りがメインである。お金をかけずにおしゃれに仕上げるのは間伐材が最高だが、皮むきと塗装が結構大変である。柵の柱はそれでいいが、問題はフェンス部分である。お金さえかければいくらでもいいフェンスがある。お金も無いし、お金をかけて作る気もない。いかにある物でやるかがコンセプトであるから間伐材の板引きで考えたが、製材にかかる費用がかえって高くつくのだ。個人の喫茶店などでドッグランをやっておられるところはいくつか見学した。最も理想的なのは、今はやっておられないが、京北町のアウルさんだろう。
地元京北の潤沢な材木を使われたのかと聞いたら、京都のホームセンターで仕入れてトラックで運んだと言うことだった。周囲にいくらでもある木材よりも、遠くの都市で売ってる木材の方が自分で運んでも安くつくというのが何とも納得のいかない話だが、それが現実なのだろう。
アウルさんのフェンスは絶品、しかも手作り、とてもまねできない。(2007.10)
その他安上がりに仕上げているところは、いわゆる防獣ネットを、指定のポールを立てて張り巡らせている所もあるが、これはどうもいただけない。というわけでその折衷でいこうということにした。
ところがウッドデッキ部分はお客様を迎えるところだからそうはいかない。おしゃれに仕上げることが肝要だが、犬が飛び出さないことも考えなければならない。実はこの部分のフェンスについては未だイメージが湧いていない。とりあえず間伐材で柵を作った状態だ。
もう一つはドアである。ドッグラン部分は既にできあがっているが、犬連れ以外の方も利用するので、ウッドデッキ部分にも必要となる。椎茸小屋に使っていたドアを流用し、煉瓦の敷石、芝生の植え込みなどおしゃれに仕上げる。
つづく
【晴徨雨読】214日目(2007.4.28)松山~大洲
GW前の松山では、坂の上ミュージアムの開館に盛り上がっていた。子規の壮絶な生涯には並々ならぬものを感ずるが、坂の上の雲に表される明治という時代の力強く、前進的な雰囲気にはどうも納得がいかないものがある。明治維新という歴史の節目が本当に日本にとって、日本人にとって喜ぶべき改革であったのか疑問である。北海道の開拓やキリシタンの迫害など明治維新の欺瞞性、残酷性を旅の途中に見てきた。決して徳川幕藩時代への懐古ではないのだが、明治維新を素直に評価できないわたしは、ミュージアムの開館を横目に大洲に向かった。
村上さんが泣いて喜びそうな内子座
【今日のじょん】最近は朝の散歩時に必ず数匹のダニが居る。かといってアスファルトの上だけを歩くのも可哀想だ。防獣ネットで囲まれた田園に行ってみる。獣がダニを連れてくると言われるから、獣の入ってこない所なら少ないだろう。
【作業日誌 5/24】
ドッグランど、入場ゲートのレール舗装。