晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

非日常性のススメ 4/15

2009-04-17 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.15(水)雨、曇

 恐怖のゴルフから一夜明けて、身体のあちこちが痛い。ゴルフでも結構運動になってるのかと思いきや、力が入りすぎているということらしい。
 今日はどうせ暇な一日だろうと高を括っていたら今月一の忙しさになってしまった。まったく読めない店だ。
カフェじょんのびに来られるお客さまによく水が美味しいといわれることがある。特別に名水を使っているわけでなく、普通に水道水を使っているのだが、確かに京都の水道より美味しい。現在の水源地は口上林にあるそうで、都会の水道よりカルキの量は少ないと思う。逆に洗面所や風呂でのカビの発生は早くて多い。これはカルキの量が関係しているのではないかと思っている。
 都会の人が美味しいと思うのは当然だが、地元の人、つまり同じ水を飲んでる人が美味しいといわれるのは一体何だろう。一応簡単な浄水器を付けているが、これはあんまり関係なさそうだ。
 やはり日常の生活を離れて、カフェなんて所でお茶してると、何でも美味しく感じるのだろう。カフェじょんのびとしてはお客さまに非日常性を味わって欲しいと思っている。そのために庭もきれいにしなくてはならないし、店先も店内も掃除が行き届いてなければならない。クモの巣が張ったり、カメムシがとまっていたりしてはいけないのだ。
「ここにいるとスイスみたいやなあ」
「スイスに行かはったことがあるんですか」
「いや無いけど」、、、、、なんて会話が以前にあった。スイスじゃなくてもいいけど、非日常性を充分に感じていただいたようである。
非日常性の中でコーヒーを楽しんだり、会話を楽しんだりしてリフレッシュしていただければ、私たちとしては一番嬉しい。Img_2249


店先もメルヘンチックに仕上げようとしているのだが。
 


【作業日誌 4/15】
ヒマラヤ杉焼却

今日のじょん:最近夜のじょんの様子がおかしい。なにかおどおどして、食べ物もせがまないし、遊んでくれいとせがむこともない。さっさとサークルに入っておとなしくしている。変だなあと思っていたら、どうも阪神戦のテレビを見ているときにこの状態が顕著なのである。今日で四連敗、イライラカッカしているのが気配でわかるのだろう。ひょっとしたら怒鳴っているのが、自分が怒られているように感じているのかも知れない。じょんのためにも阪神勝ってくれい。

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七夕ゴルフ 4/14

2009-04-16 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.14(火)雨

 月一ゴルフはよく聞くが年一ゴルフというのはあまり聞かない。年一となるともうゴルフでは無い。七夕ゴルフと言うそうだ。私たちもゴルフコースに出るのは昨年の四月以来だ。ところがだ、この時期としては記録的な連続好天が途切れ、本格的な雨となる。明日はまた回復し、要するにこの一日だけが雨天であり、しかもやわな雨でなく、朝から晩までひとときも休むことなく降り続けたのだ。年に一度のゴルフがこうなるかというのもあるが、年に一度の洗車後もこうなるかという感がする。洗車の後に雨が降るのはマーフィーの法則だそうだが、将にそのまんまだ。
 一昨年の車上荒らしによるゴルフ用具の盗難以降、多くの方々にクラブやバッグを頂き、一体どのような道具を持っているのかも解らない状態だ。私の場合1W、4Wは増田さんから、5I~9IとAW,SWはやまちゃんから、パターは西村さんからもらったものである。ウェッジとパターは福知山東ゴルフでお試し済みだがその他は距離感も解らない。それよりも一年ぶりのゴルフとなると、うまく打てるかなあ、空振りせいへんかなあなどと不安が一杯だ。実際まわりだすとそれなりに何とかなるもので安心したが、快心の当たりをしても距離が合わなくてバンカーに捕まったり、奥にオーバーしたりするのが凄く悔しい思いをさせられた。結局かみさんが122、私が123と初心者並みのスコアに収まったのだが、結構二人とも納得している雰囲気だった。
 今年も多忙な日々が続きそうだが、ちょっと頑張っていってみようかななどと思わせる七夕ゴルフだった。
「友がみな 我よりうまくみゆる日よ ビール買い来て妻と親しむ」
 

今日のじょん:朝の7時過ぎから夕方の7時頃まで最長のお留守番であった。帰ってきて喜ぶこと甚だしい。綾部温泉に行く間など短時間の時は帰ってきても知らん顔しているのに、やはり長時間になると不安になっているのかな。

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洗車 4/13

2009-04-15 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.13(月)晴

 先日スタッドレスタイヤを交換した際に車のえらい汚れように驚いていたのだが、よく考えてみれば前回洗車してもう一年になる。天気もいいことだしこの際洗車してやるかと勇気を出して、洗車を始める。山の水でざっと洗車するが、ちょっとやそっとでは汚れが落ちない。そのうえ山の水は水苔が含まれていて、かえって汚れたりなんかする。最終的に水道水で洗い、ガラスはクリーナー、ボディはワックス掛けをする。購入してまだ2年にならない新車だから、もう少し大事にしてやろう。Img_2248

都会と違って広々と洗車ができる。


洗車も年に一度だが、明日は年に一度のゴルフである。用具も有るのか無いのか解らない。大体何が要ったかも解らない。とりあえずバッグを放り出して確認する。クラブと靴、ボールとグラブ、あっそうそうティーも要るなあなんて、まるで初心者気分である。Img_2250


【作業日誌 4/13】
洗車

今日のじょん:連日の夏日のせいかダニが大発生しているということだ。じょんのび村のように草木、それに獣もわんさかという所ではさもありなんという感じだが、散歩道にも注意するようというご注進があった。じょんの散歩道には上林川の堤防やたんぼ道、河原など土道が沢山ある。雨の日なんかは府道の舗装道路だけにしているが、やはり土や芝の上を歩くことが田舎の特権だろう。フロントラインをしっかりして、散歩後の点検をちゃんとしてやれば大丈夫だろうと思っているのだが、、、、。Img_0838

じょんの散歩道は自然が一杯。

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上林の赤石 4/12

2009-04-15 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.12(日)快晴

 連休の後で少しも気合いが入らない。好天の日曜日ときたらお客さまもわんさかと思いきや結果はそーでもなくてしまりのない一日となってしまった。こういう日は作業する気も起こらなくて、イライラはつのるばかりだ。
 阪神巨人戦はどうかなと思い、TVのスイッチを入れた途端に逆転ホームラン、連続ホームランを打たれて、うーん今日はこういう日かなと納得する。
じょんのび七不思議の5番目の川原石の怪に出てくる赤い石なんだが、先日桜井さんに「上林の赤石と言って有名なんやで」とかみさんが聞いてきた。伊予の青石というのは有名だが、上林の赤石というのは聞いたことがない。インターネットで検索するもそれらしいものは出てこない。石屋さんに並んでいる風もない。
 伊予の青石は著名だが、同じ種類で阿波青石というのがある。吉野川流域などでよく見かけたのだが、土讃線豊永駅の近くの河原だったろうか、円い青石が怖ろしいほどゴロゴロしていて、すごい風景のところがあった。こういう場所はこの辺じゃいくらでもあるのかなと思い、写真に収めなかったのが失敗で、確かに青石はいくらでもあったがあの光景は二度と現れなかった。Img_5188



河原には青石がゴロゴロあるが、円いのはもっと下流だ。

 さて赤石に話を戻して、京都の紅加茂石というのがあり、それに近いようだ。チャートと呼ばれる堆積岩の一種のようで、赤色の原因はやはり酸化鉄かと思われる。いずれにしても上林の赤石については情報が無く、今後の課題となっている。この赤石は上林川、あるいはその周辺の丘陵地(河岸段丘)にいくらでもあり、じょんのび村でも掘れば出てくるものだが、中流域のこのあたりでは小さなものしか無いようだ。Img_2246

じょんのび村産で一番大きいもの、色はよろしくない。

  上流に行けば大きなものがあるかも知れない。阿波の青石同様水に濡れると鮮やかに発色し、朝の水やりが楽しくなりそうである。Img_2244 Img_2245


水やり前と水やり後


【作業日誌 4/12】
今日も何も無し

今日のじょん:先日肛門腺をしぼってもらってすっきりしたようなんだが、たまにお尻摺り摺りしている、くせになっているんだろうか。

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高速グリーン 4/11

2009-04-12 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.11(土)快晴

 今日は月に一度の土曜定休、福知山東ゴルフの例会である。仕事のことはみんな忘れてリフレッシュすべく設けた休日であるが、先日から木小屋の建設も全然進んでいないし、畑は草某々になってきたし、薪は相変わらず山積みだし、看板は全然手が着いていないし、もうやらなきゃいかんことが山積みで気になって仕方がない。
 ゴルフと言えば石川遼選手がマスターズで予選落ちしてしまった。なんか楽しみが一つ減ったが、まあやむを得ないことだろう。彼のことだからこれを糧にしてまた素晴らしいプレーをしてくれることだろう。
 練習もラウンドもしないぶっつけゴルフだからショットパット、特にアプローチがガタガタでいつもどおりイライラカッカのブービー賞であった。ブービー賞は優勝と同じく15,000$?の商品券でまあいっかの例会でもあった。青空と桜吹雪が印象的な一日であった。

【作業日誌 4/11】
今日は休養日のため何も無し

今日のじょん:じょん語録(42)じょんくフード
今日は一日お留守番、朝夕はばたばたでゆっくりご飯も作れない。こんなときなど用にペテグリーチャムなどの肉のゆでたものなどがある。これがまた食いつきがいい。こんなものばっかし食わせていたら普段の食事は食べなくなる。まあ緊急用だからいいか。かみさんは「じょんくフード」と呼んでいる。Img_0869

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初蛇現る 4/10

2009-04-12 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.10(金)快晴

 定休日だが、じょんの肛門腺が気になるというので舞鶴の動物病院に行くこととする。フェラリアの薬や狂犬病の注射なども必要な時期となっている。久しぶりの自動車はさすがに嫌がっているが、先日買ったシートが割合気に入ったようで、なんとか吐くこともなく菅坂峠を越えることができた。その途中市之瀬を超えたあたりかでかい青大将が府道に出ていた。このところの晴天で夏日となっており、蛇が出てきてもおかしくないが、蛇の季節が来たかと思うと憂鬱になる。じょんのび村では、もらった木や枝が所狭しと置いてあるのだ。蛇の季節までには片付けようと思っていたが、とてもてこに合うような量ではない。
 舞鶴の街も桜が満開である。菅坂峠を下りてきたあたりの川の縁が素晴らしい。動物病院の前の公園の桜も立派に咲いている。じょんはいろんなワンちゃんが次々と来るので結構嬉しいらしい。心配の肛門腺はやはり出が悪かったようで、先生に思い切りだしてもらったそうだ。お尻を摺り摺りしたり、尻尾を追いかけてくるくる回ったりすると要注意だそうだ。Img_0875 Img_0874

桜はいいけど暑いよ~


昼から綾部カントリーに寄ってみる。ここでも蛇が現れていやーな気分になる。来週は一年ぶりのゴルフの予定、大丈夫かなあ。
【作業日誌 4/10】
芝植え付け準備の穴掘り
スタッドレスタイヤ交換

今日のじょん:じょんネタのためお休み。 

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古民家再生 4/9

2009-04-12 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.9(木)快晴

 良いお天気が続き、ウィークディとしては盛況の一日であった。夕方桜井さんの古民家を見学に行く。昨夏訪問したがお留守で中を見られなかったので今日はアポをとって温泉に行く前に伺うことにする。遅くなって少し薄暗くなって来たのが残念だが、家の真ん前にある桜が満開で茅葺きの屋根とマッチしてまるで映画のシーンのような気分である。Img_2240
そういえば仲代達也、藤村志保の映画遠野物語のポスターが旧家千葉家の夜桜であったのを思い出す。桜の木がこれほどマッチしている家も少ないだろう。

ガーデンは予想通り、桜井さん夫婦の苦労が偲ばれる出来映えで真似たくても真似ようがないほどの素晴らしいガーデンである。自然の地形をうまく利用されているところや、捨てられる道具などをうまく再生利用してガーデニングに活かしておられるのは素晴らしい。手作りの小屋も出来が良すぎて物置にはもったいなくお茶をする部屋になっている。Img_2241

この小屋手作りだって。


ガーデンだけでも感嘆ものであったが、茅葺きの古民家がこれまたセンスにあふれ工夫の凝らされたつくりで、ため息ものである。調度品や置物もレトロな雰囲気で感じがいい。古いものが好きな人はやたらと買い集めて、所狭しと並べてあることなどが多いが、ここではセンス良く配置されて心地よい。時間が無くてじっくりと見られなかったのだが、またいつかゆっくりとお伺いしたい。
 上林には古民家を再生して定住されたり、週末を過ごされたりされている方が沢山居る。どなたも真剣に家造りやガーデニングに取り組んでおられるのだが、取り組み方がみんな違っていて面白い。オールセルフビルドの人が居ると思えば自分では一切手を出さず業者に頼む人、凝った材料やセンスある調度でおしゃれに仕上げる人があれば、合理主義一点張りで見栄えは全然気にしない人がいる。お金のかけ方も千差万別で不要品やもらい物、廃材や中古品ばかりで作る人と、なんでも買ってしまう人とある。どれがいいとか悪いとかというのではなくて、いづれも自慢の種で、自分の家に自信を持っているのが面白い。機会があればこういう家を色々と見学、観賞したいと思う。
【作業日誌 4/9】
木小屋造り17日目(化粧板ペンキ塗り)

今日のじょん:気候が良くなったせいか、日長気持ちよさそうに寝ている。犬というものはこんなに寝るものなのか。それとも昼間することがないからやむなく寝ているのか。それならちょっとかわいそうな気もするのだが、それよりも朝寝してくれへんかなあ。Img_2233

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木小屋造り16日目 4/8

2009-04-11 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.8(水)快晴

 今日も快晴、店の合間を縫って木小屋造りに励む。波板を順次張って行き閉店時間後に屋根張り終了、平側上部の板張りを終え今日の作業終了。今日は営業日としては結構はかどった。しかも本体と波板のズレが許容範囲でそれなりに収まったことは喜ばしいことである。Img_2242 Img_2243




床張りを残し大体の骨格ができたわけだが、どうもいまいちしまりがない。美的感覚に優れていないということだ。というわけで、補強を兼ねて飾り板を付けることにする。板代とペンキ代が余分にかかることになるが、村の一番高いところにでんと構えているので、目に付きやすい。ここはひとつおしゃれに仕上げてみるか。下部の板張りに縁取りをし、角には飾り板を張る。各面には筋交いを渡し、すべてグリーンのペンキで塗装する。これらを明日以降の仕事にし、今日は寸法出しをしておく。お金がかからないよう廃材を探すが、寸法が足りないものばかりであまり使用できない。1×4材でやることにするが、10枚程度は必要となりそうだ。ペンキも看板の残りがあるが総てをまかなえそうにはない。出費としては約3,000円というところか。
 床はあり合わせのコンパネを張ることにするが、問題は床下対策だ。なにしろ上林はアニマル天国でイタチ、テン、アライグマ、ネコ、ネズミなど床下に住み着きそうな動物がごまんといる。コンパネで完全密封し、ヘビ対策に石灰と忌避剤を撒き、消し炭を放り込む。コンパネでは中央部がしわるのでヒマラヤ杉の丸太を床下に入れるべく枝を落として寸法を揃えるが、いざとなると重くて動かせない。
【作業日誌 4/8】
木小屋造り16日目(波板張り、平部分の板張り、床下作り)

今日のじょん:「なにしとんじゃ」「ボケエ、しっかり打たんかい」「あほやなあ、走らんかい」などと怒号と罵声が飛び交う季節となってきた。プロ野球の開幕である。TVに向かって怒鳴っているのだが、じょんは自分が怒られたと思ってすごすごと小屋の中に入っている。そのうち慣れるだろう。Img_21771

こんな感じかな。

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木小屋造り15日目 4/7

2009-04-08 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.7(火)快晴

 快晴の定休日、今日こそは徹底的に木小屋造りに専念しようと思いきや、じょんシャンの日はお掃除日。天気もいいので風呂の排水口まで徹底的にやっつける。マットや毛布、洗面器、くつ、ありとあらゆるものを日光浴させる。長くて陰気な冬が終わってやっと貴重な春の好天日が来た。冬が厳しいだけにこういう日が本当に嬉しい。
 木小屋の正面上部に張る杉板が無くなったのでコメリに購入に行く。それらしい板が無くて野地板を買う、5枚で980円、10枚購入し、さっそく防腐剤を塗る。その間に波板張りを始める。波板は見栄えと耐久性を考慮してポリカ板にしたかったのだが、値段が倍なのでポリ板とする。というより、物作りのコンセプトが「あるもので作る」だから今手元にあるポリ板5枚を利用することとする。東側の端からサイズを合わせるが、南側を見ると斜めになっている。元々正しく長方形になっていないのだ。厳密に言うと台形になっている。丸太の柱を使ったために寸法が合わせられなかった訳だ。
屋根が高くて傾斜があるので、五枚総てを並べてみるわけに行かない。ええいままよと東側から順に張ってゆく。ところがだ、傾斜がきつすぎて波板が滑り落ちて来る。かみさんに手伝わせれば解決することだが、なんとか一人でやっつけたい。そこでサイズ合わせ兼用の治具を作る。Img_2231




 一番下の桟から波板の端が50mmとなるようにして、桟に引っかけられるようにしてあるので波板がずり落ちてこない、我ながら優れものだ。
張り始めてまたしても問題が出てきた。傾斜がきつくて波板の上には乗れない。傘釘を打つ桟は六本あり、下の二本までは脚立から打っていける。残りの四本は屋根に上がって、まだ張ってないところの桟に足を掛け、這いつくばって打ってゆく。昨日の話じゃないが、岩登りそのものだ。
 今日の工夫でもう一つは昨日のスリングの活用以外にツールバッグを購入したこと。高所の作業にはもってこいだ、必要なものを総て収納して屋根に持って上がる、これって最高。Img_2232 波板二枚張ったところで日没サスペンデッド、暗くなると高所作業は危険すぎる。今日は終わり。



【作業日誌 4/7】
木小屋造り15日目(南面板塗装、波板張り2枚)
かみさんのガーデニングお手伝い

今日のじょん:春の好天に誘われてか久々に猿が現れた。猿が出没するときは山に妙な鳴き声が聞こえたり、木や竹の音、何か異様な気配がするのである。「猿が来てそうやで」というと「じょんが尻尾下げてなんか感じてるで」とかみさんが言うがはっきり言ってじょんより私の勘の方がよっぽど敏感である。気配だけで姿は見つからないかなと思っていたら、やっぱり現れた、隣の畑に中型のが一匹いる。慌ててカメラを用意したら、手前の柚子の木にピントが合ってしまって猿はぼやけて解らない。オートフォーカスというのも万能ではない。Img_2229
 さてここで私は出かけてしまった。その後も猿は居続けて、じょんがどんな対応をしたか興味があったのだが、残念ながら見て見ぬ振り、あるいは無視していたそうである。普段は臆病でもずぼらでもいい、ここ一番ぴりっと活躍して欲しいと願っているのだが、、、、、。Img_2230

シシ追い犬、猿追い犬にはなれそーにない。

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木小屋造り14日目 4/6

2009-04-07 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.6(月)快晴

 絶好の作業日和、かみさんはガーデニング日和と言っている。おいおい今日は営業日だぜ、本業はどうなっとんねん。月曜日って暇なのよね、綾部温泉も休みだし。
てなわけで副業に専念する。木小屋は一日専念できればあと3日ぐらいで完成なのだが、いつも片手間でやっているので今日で14日目になってしまった。なんとか目途を着けるべく頑張る。まず屋根の桟を張ってしまう。本来は木のままでいいのだろうが上林は湿気が多いので総て防腐剤を塗る。経費がかかるが見た目にもいいので一手間かける。さて屋根に乗って作業を始めると結構面倒なことがある。コーススレッド、メジャー、鉛筆などは電工バッグに入れられるがドリルドライバーとインパクトドライバーを持って屋根に上がるのは無理がある。ここで岩登りをしていた時代の道具でカラビナ吊りとスリング、そしてカラビナを取り出し、たすきにかけて作業する。岩を登っていたときを思い出す、道具だけでなく三点支持や口を使っての作業は岩登りそのものだ。大工仕事と山仕事には岩登りの用具が役に立つ、いつかは岩登りを再開しようと秘かに思っていたが、手指の故障があり断念しなければならない。山仕事や大工仕事で用具やテクニックが活かせるのなら、まあいいか。Img_2225 Img_2228

スリング、カラビナ大活躍、本日ここまで。


余った時間で側板を張り終える。なんとなく様になってきた。小屋上部には柱や丸太の保管をしようと思う。小屋の重しにもなるし整理もできる。短いものも積めるように梁を二本渡す。上部正面は板張りにしようと思うが、ここで杉板が無くなってしまった。今日の作業はこのくらいにしておこう。

【作業日誌 4/6】
木小屋造り14日目(屋根の桟張り、側板張り、塩ビトタン清掃、床下炭入れ)

今日のじょん:隣の森井さん夫妻が玄関側から来じょんされた。ベランダの横を通って店に入られたら、じょんが「ワン、ワンワン」と鳴いた。犬なら当たり前のことなのだが、めったに鳴かないじょんだからびっくり。成人いや成犬してここ一番鳴いたり吠えたりしそうな雰囲気、ええぞええぞ。


 

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春は来ぬ 4/5

2009-04-06 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.5(日)晴

 朝の気温8度、室内15度、一応ストーブを点けるが最初の1時間ぐらいで充分、うぐいすも盛んに鳴き、桜もふくらんで、庭のチューリップも咲き始めた。やっと上林の遅い春が来た。次の休みにはスタッドレスも履き替えよう。嬉しい反面、またしても雑草との戦いが始まるなあ、虫や蛇も出てくるなあと心配なことも出てくる訳である。
じょんのび村建設の予定が遅れていることが気に掛かる。遅れているというより読みが甘かったということなのだが、予定では店の看板もドッグランも、もちろん木小屋もできているはずだ。真夏と真冬には何も作業ができないこと、じょんのび坂の工事、夏の草刈り、冬の雪かきなど日常の作業のウェイトが予想以上に大きいことなどなど予想しなかった障害が相当あったことが原因だ。今はとりあえずの木小屋造りに専念しなければと思っている。木小屋を作って山となっている木を薪にして整理しないと始まらない。今日も側板の塗装など作業するが、店の合間ではたかが知れている。特にストーブを使わなくなったら、薪の作業など臨場感が無くなるのだが、放っておくと次の冬が大変なことになるのでやっつけなければならない。Img_2225 Img_0822_2

とりあえず今は小屋を完成して薪を片付けること。


 店の看板は開店一周年の5月31日までの完成の予定だ。予告看板2枚に半年もかかったのだから店の看板2ヶ月で完成するのは相当困難だ。そういうわけで、新聞紙上でもFMいかるでも公約した春のドッグラン完成は絵に描いた餅となってしまった。改めて宣言するとしたら完成はこの秋、しかも真夏の作業が可能となった場合の条件付きということか。それでも北側から順次やっていくから少しずつ使用していけるようにしていきたいと思っている。

【作業日誌 4/5】
木小屋造り13日目(屋根桟の塗装)
オリーブ植え付け

今日のじょん:マーブル特集
じょんの夕方の散歩はマーブルファイトとなっているが、しばらくマーブルの写真が出ていないので、ファイト中の写真をたっぷりと見ていただきたい。Img_2213 Img_2216 Img_2222 Img_2224
 

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要介護 4/4

2009-04-05 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.4(土)曇、雨

 要介護といっても人間のことではなくて、植物や機械のことである。機械はプリンターとテレビが要介護状態で、プリンターは手差しでないと印刷できないし、テレビはどつきまわして声を出している。
 昨日綾部中のホームセンターを回っていろんな買い物をしたが、苗や幼木の処分品とか見るとついつい買ってしまう。安いからお得というのもあるが、この枯れはじめている木や、弱っている木などをなんとかレスキューしたいという気持もあるわけだ。というわけで100円のコニファーと980円のオリーブを買ってきた。どちらも葉が少し枯れているが、木はしっかり生きてそうで、特にオリーブは枯れていなければ5,6千円しそうな逸品だ。昨年開店記念にもらったオリーブがあるので、うまくすれば花が咲いて実が成るかなあという期待もある。こういう要介護植物を育てるのも楽しみなものだ。Img_2209 Img_2210


 もう一つ大きな買い物をした。定額給付金をあてにして芝刈り機を買ったのだ。中古品で安いのもあるのだが、モーターやエンジンの付いたものは新品でないと中古の刈払い機でえらい目にあったので新品を買うことにしている。といっても少しでも安いものを手に入れたいと各店を回る。コメリのオリジナルが12,000円台、松下電工が17,000円台、リョウビなども同様である。結構消耗しそうなものだからしっかりしたものが欲しいと思って見ていたらジュンテンドーさんにマイナーチェンジ前の処分品が15,000円台であった。これならよかろうとさっそく購入、これは要介護品ではない。芝刈り機で芝を刈るなんてなんと優雅な生活ではないか。Img_2211

定額給付金はこれになった。
 
【作業日誌 4/4】
ヒマラヤ杉の枝焼却
木小屋作製12日目(側板張り)

今日のじょん:雨が降ったので、いくみちゃんにプレゼントされたレインコートを初使用する。いつものように雨降ってじょん固まるになる。Img_2207 Img_2208

雨降ってじょん固まる。見てくれ情けない顔。


前のよりゆったりしていていいのだが、手の袖が長すぎて、ピョコタンピョコタン歩く姿は笑えてしまう。

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ゆきの小舎 4/3

2009-04-04 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.3(金)晴、曇

 これは昨日のことだが、びっくりするようなことが起きたのだ。暇なウィークディとあって、作業着に着替え木小屋の梁を張っていたところ三名のお客さん、店に入らないで木小屋の方に来て挨拶をされている。どっかで見た顔なんだが、、、まさか。
いやいやそのまさかである。「秋田からですか?」「はい秋田からです」「いやーゆきの小舎さん、驚き驚き」
 3月26日、福島のどんぐり畑さん一家が来じょんされたばかりで、今度は秋田のゆきの小舎さんが来じょんとは信じられない。しかもゆきさんの妹さんが京丹波町にお住まいだとか、世間は狭いというか、ご縁があるというか、感激ものである。
ゆきの小舎は秋田県鹿角市ったってわからないわな、八幡平といえば解りやすいと思うがその麓にある一軒家の旅人の宿なのだ。自転車旅行中、2006年9月18日、19日と宿泊した宿である。天気は良くなかったものの八幡平や周囲の温泉を堪能した2日間だった。特に後生掛温泉は旅行中入った数ある温泉の中でも最も気に入った温泉であった。お湯、値段、施設、そして地獄めぐりなど最高得点である。Img_0739

後生掛温泉の地獄

 近所には志張温泉(しばりおんせん)というのがあり、お風呂代わりにこちらを使っていた。先日志張温泉が閉館という新聞記事を見つけて、とても残念な気がする。ゆきさんに東トロコ温泉も閉鎖になったと聞いて、これまた残念な気がする。東北地方を旅していると、名前も聞いたことのない小さな温泉がごまんとあり、温泉街が有るわけで無し、お土産物屋が有るわけで無し、そのほとんどが一件宿で村の人々に親しまれているという感じの温泉である。ゆきの小舎の周りでも志張、東トロコ、トロコ、赤川、蒸の湯、澄川など聞いたこともない温泉があり、後生掛温泉、玉川温泉と有名な温泉もある。
話がそれてしまったが、ゆきの小舎とかどんぐり畑さんのいいところは、なんといってもアットホームなところである。食事などは宿の家族と一緒にとるわけで、特別温泉旅館のような豪華な食事が出るわけでもなく、家と同じように皆でお話ししながら頂くのだ。これは長期のしかも一人旅をしている身にはこの上なくありがたい。ゆきの小舎は2泊したが、ウィークディとあってか客は私一人であった。夕食時のお話の時に綾部の話が出て、「綾部はとてもいいところで、私たちも行ったことがあるんですよ」というゆきさんの言に驚いた。京都の人でも綾部を知らない人があるのに、秋田の山の中で綾部のことを知っている人が居るのにはびっくりである。しかも「大地の母」を教えていただいたのはゆきさんなのである。大地の母全12巻を読破したのは旅行が終わって、綾部に住み始めた昨年春のことである。
 それよりもなによりもどんぐり畑さんもゆきの小舎さんも東北の地から綾部のじょんのびに駆けつけてくれたことである。Img_2202




 旅心がまたわいてくる。次はじょんも連れていきたいなあ。また新たな夢がわいてきた。

【作業日誌 3/3】
木小屋作製10日目(側の板張り)
桟木、防腐剤、芝刈り機、オリーブ苗木等々買い出し

今日のじょん:肛門腺で何かとアドバイスを頂き感謝感謝。これほどじょんのこといやワンちゃんのこと気にかけている人が居ることがなにか不思議な気がする。当の本人、いや本犬は知らぬ顔の半兵衛で寝ているのだが、、、、、。

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ふるさと上林 4/2

2009-04-02 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.2(木)雨、曇

 上林を出て暮らしている方は沢山いらっしゃるが、感心するほどまめに帰ってこられる。村用、冠婚葬祭、お墓参り、草刈り、雪かき、田畑の仕事など千差万別だが、熱心な人は毎週のように帰っておられる。「そこまでするんならこっちに住めよ」と思うのだが、そうもいかないのが人の常なのだろうか。私も田舎があるが、年に一度墓参りに帰る程度で、草刈りや山仕事などでは帰ったこともなかった。おかげで故郷は荒れ放題、今思えばまったく申し訳ない気持である。
 先日年老いた親御さんを上林に残して都会に出ておられる人が来じょんされ、晴徨雨読を見て雪の様子や田畑の様子もわかって安心というお話をされていた。村のことが住んでる人よりよく解るということも言っておられた。何気なく書いていることや何気なく撮っている写真が故郷を離れている人にとっては身近で貴重な情報源なのだそうだ。毎日ブログを書いていてこうして喜んで貰えるのはとても嬉しいことである。というわけで、昨日今日の山の様子を載せてみよう。Img_2199
これは昨日朝方の忠町方面の山肌、折からの風でもの凄い花粉が舞っている。時期から言って桧かなと思うが、まあ見事なものである。まるで山火事のようで、間違って通報されることもあるそうだ。花粉症の人が見たら卒倒しそうだ。Img_2200
次は上林和知の国境の山、今朝の様子で上部は白く積雪している。手前の斜面にはコブシの白い花も見え、コブシと雪が同居する信州の春のような景色である。

 
【作業日誌 4/2】
木小屋作製9日目(屋根の桟張り)

今日のじょん:肛門腺というのをかみさんが気にしている。うんPのあとに臭い液がピュッと出るらしいのだが、たまにこれが溜まって破裂したり困ったことになるそうだ。時々お尻を地面や床で擦ったりしているので肛門腺がつまっているのではないかと気にしている。私はうんPをかたずける際に思い切り臭いのでしっかり出ていると思うのだが、、、、。うんPの時によく見れば液が出るのが解るそうで、今朝うんPが出るぞというときのぞき込んだら、振り向いて嫌な顔をし、その場所を離れてしまった。なんとまあ神経質なやっちゃ。違う場所でし始めたので何気ない振りをして見ていたが、うんPするやいなや走ってその場を離れるので確認のしようがない。Img_2187

真面目な顔をするとこうなる。

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丹波マンガン記念館 4/1

2009-04-02 | 日記・エッセイ・コラム

2009.4.1(水)曇、雨

 新年度が始まった、宮仕えでも無く、企業でもない私にとっては何の関係もない。
勤めているときは新年度立ち上がり式とか新年度出発式とかセレモニーがあり、新たな気持でスタートするという図式であった。もっとも企業サイドの考えであって、こちとら新年度なんてカンケイネエとうそぶいていたのだが、正味関係なくなってしまった。
 さて最近新聞紙上でちょこっと見られるのに、丹波マンガン記念館の閉館問題がある。この施設は私費で運営されており、これ以上続けられないということらしいが、歴史の証人として重要な施設だから存続させていこうという運動が展開されているということである。私がこの施設を訪れたのは20年ほど前のことである。鉱山というのが好きで各地の金鉱山、銅鉱山など巡っていたが、地元の京都に有数の鉱山が有ることは知らなかった。マンガンなんて電池の原料かいなと思っていたが、主に鉄鋼生産に使われていたようである。特に戦時中の原料不足の時代には丹波のマンガン鉱が相当掘られていたようだ。京北、和知、園部など各地に鉱山があり、京都市の北区あたりまで掘られていたそうだ。
 この施設の趣旨は朝鮮人の強制連行、強制労働などを告発していることのようだ。そのためにイメージを良しとしない府や町の支援を受けられず、私費で運営してきた経緯があるのだろう。ことほど左様に私が初めて記念館を訪れるべく、町の人に尋ねたところ、芳しくない答えが返ってきた。
 丹波マンガン鉱の特徴は、石炭鉱や銅鉱のように大資本が運営する訳でなく中小の鉱山主が乱立しているところだろう。そのために、より劣悪な労働条件となり、戦時下となるとさらに悲惨な状況であったと思われる。記念館はそのあたりのところを貴重な資料や現存する坑道で余すところ無く見せてくれる。
 記念館が存続できるよう運動が広まっているようだが、公的な支援が無ければかなり厳しい状況なのではないか。歴史の証人として是非とも存続して欲しいと願うばかりである。
【作業日誌 4/1】
木小屋作製8日目(垂木切断塗装、壁板塗装)

今日のじょん:ホノホノさんが冊子を持って来じょんされた。「honohonoDog」というフリーの手作りの冊子で2ヶ月毎に発行されている。今回一周年記念誌で増ページで内容も盛りだくさんである。じょんのびのお客さまにはこの冊子を楽しみにしておられる方もあり、私たちも楽しみにしている。是非じょんのび村に読みに来て欲しい。また、犬どおしの交流をしたい人は福知山のドッグカフェTAMURAに行くべし、じょんも2回行ったワン。最初はビビったけどすぐになれて、行くのがタノシミだワン。Img_2201

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