日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

一日、大船渡市でボランテイア活動と被害の実態調査

2011年07月13日 21時21分00秒 | 日本共産党
7月13日
5:30分起床
6時30分出発 コンビニで朝食と弁当購入
陸前高田を経由し大船渡市へ
8時着 日本共産党 岩手県 気仙地区 着  秋田から支援に来ていた方にあいさつ
 

 時間があったので 近所を散策 津波の跡の一部を散策
 不通になって瓦礫が散乱する岩手鉄道 
 

 歩道にタンクらしいものが置き去りに

   
市民体育館 市の物資受け入れ場所になっていた 
津波の水の跡が残る  


 遺体安置所 勤労青年者会館
 

9時 地元3人市議の内、田中・三浦2人の市議からこの4カ月の説明と今日の行動の説明を受ける。3市議の内2人が津波で家を流された。
約3600世帯が流された。5月中旬から仮設住宅に移った。工場が壊滅、失業、漁業も、カキの養殖など3年間見通しがない。ワカメもこれから取り入れという時に流され、種付け、種移しとこれからで1年収入がない。失業か失業保険が頼りの生活。仮設住宅が建ったが、入って入れるには3から4年。仮設住宅が学校のグランドに立っているので、学校の生徒児童の遊び場がなくなりストレスがたまっている。恒久的な公共住宅の建設が急がれる。
 津波は想定地区外のこの地区委員会も机の高さまで水が着た。
 課題は、300戸の仮設住宅でコミニテイーがバラバラこれをどうつくるか、市全体の復興計画案を現在作っているが国の対応がどうななるかが大きい。
 この間、仮設シート広げて青空市を行い被災者に全国からの物資を提供してきた。戸別の訪問で要望を聞き、行政に届けてきた。今日も、その活動をおこなった。

2つにわかれて、仮設住宅の戸別訪問で要望を聞く。
無料青空市で全国の支援物資を届ける。
 市総合運動場にできた仮設住宅を訪問し、その1角にブルーシートを広げ、食器、雑貨など日用品、靴、衣類、文具など並べて無料で必要なものをもっていってもらう活動に参加した。気仙地区事務所に集まった仕分けされた物資を段ボールごとトラック車に積み込み、おろして種類ごと並べる。各戸を回って、「9時50分から 青空市やってま~す」と呼びかける。
 300戸の住宅で、まだ入居が決まっていなかったり、仕事など出かけて留守が多いが、続々と住宅入居者が集まってくる。


 物資が飛ぶように「売れる」。「醤油さしがないの?」「バス用クッションがほしかった」とか要望も聞きながら物資を渡す。中には「ああ生きてたのね」と出会いの場になることも。仮設入居者が孤立しないように、家に閉じこもりにならないようにすることでも重要な活動だ。「ここまできてくれるのはお宅とこだけ」と声が返ってきます。
 12時前には、半分以上の物資が無くなり、後片付け。ちょうど雨が降ってきた。車に荷物を積み込み、「雨ですよ、洗濯物をかたづけて」と周りに声をかけて大雨のなか住宅を後にしました。

午後からは、1時30分から午前中の活動交流を約30分行ったあと、大船渡市内の地震と津波の状況を田中市議などに案内してもらいました。

市内一番の工場街が壊滅。


津波が来た高さで建物が壊されている。


にぎわった商店街も壊滅。街路灯も折れたまま。


時間が止まった時計台。


大型の船が民家の直前でとまった。つぶされた車。


壊滅した市内一円を望む。


沈んだ波止場。


海に近い側の民家住宅が壊滅。


陸前高田側と大船渡側の両方から津波が押し寄せ瓦礫が押し寄せた子友地域


家が流され沈んだまま4カ月。


3時40分 お礼を述べて宿舎への帰路につきました。

 帰りに陸前高田の名勝「高田松原」を訪れ、残った「奇跡の1本松」を近くで見てきました。ここは、千本といわれる沢山の松が防風、砂「防波」林として密集して植えられていた場所です。
  
津波前の松原

             残った「奇跡の1本松」


明日は、また陸前高田にもどって、朝からボランテイア活動をします。



箕面を出発して約12時間、北陸・新潟経由で岩手県一関市へ、午後から陸前高田市内の被害実態をみる

2011年07月12日 19時23分00秒 | 日本共産党
7月12日(火)
箕面を出発して約12時間、北陸・新潟経由で岩手県一関市へ、午後から陸前高田市内の被害実態をみる
11日10時25分箕面出発 吹田インター 名神高速道路から北陸自動車道へ
12日12時45分 福井市通過
   1時24分 金沢西
   1時39分 小矢部川sa    
      眠い眠い走行 長距離トラックのみが走る高速道路
   4時30分 新潟市通過
     5時阿賀野川sa
      福島西から東北自動車道へ
7時40分 宮城県 菅生sa
   8時28分三本木pa
9時17分一関インター降りる
   9時30分 一関駅へ
   10時30分 日本共産党両磐地区委員会・震災復興支援ボランテイアセンター着
    
12日  
 箕面を出発して約12時間、北陸・新潟経由で岩手県一関市、日本共産党両磐地区委員会、救援復興支援ボランテイアセンターに到着しました。


   11時35分
 地区委員長さんから地区委員会や宿舎の説明をうけ、午後から、早速、気仙沼経由で陸前高田市へ復興支援活動に入ります。移動中です。 
 
 山手から陸前高田市内に入ったところ  市内が壊滅的


 海からかなり内陸の鉄橋まで破壊する津波 未だに鉄道は不通


 午後1時 陸前高田市 日本共産党・「市民の声」震災復興ボランテイアセンター着。無料の青空市が行われ被災された市民が必要な物資を求めてこられます。「やっと食器棚が入ったので食器を見に来ました」と市民がおとづれました。
 

 住田町議の佐々木春一さんと「新しい陸前高田市を作る市民の声」会長・菅野隆介(かんのりゅうすけ)さんから説明をうけました。姉と緊急避難し、自宅が流されるのを目の当たりにし、姉は「『イヤー』と大声をあげた」「何人もいったん非難しながら再び肉親を連れに戻ったところを津波に飲み込まれた」と当時の惨状が話されました。


 大阪から2か月前から支援に入られ、現地で支援にあらたれている鈴木さんに陸前高田市内の津波被害の状況を案内していただきました。
 日本共産党陸前高田市委員会が2階に入っていたビル


 文化会館の観客席もこんなありさま


「高田の松原」千本以上の松原といわれたが一本だけ残こり被災した市民を励ましている「松」


午後3時 朝からすでに支援に入っていた大阪各地の支援部隊が次ぐ次とセンターにかえってきました。活動交流会が行われ、瓦礫撤去作業や被災地の自宅訪問活動の結果の報告が次々と約40分発言されました。

午後4時 再び、一関のボランテイアセンター・宿泊場所へ移動
 
 明日は、午前7時から陸前高田をこえて、9時に大船渡市へ支援ボランテイアにゆきます。



11日夜から20日(水)の予定で岩手県、陸前高田市、大船渡市へ震災復興支援のボランテイアの活動に参加

2011年07月10日 22時30分00秒 | ノンジャンル
7月10日(日)
 あす、11日夜から20日(水)の予定で岩手県、陸前高田市、大船渡市へ震災復興支援のボランテイアの活動に参加してきます。
 日本共産党の中央委員会と大阪府委員会の方針と呼びかけに基づき、日程を決めて、日本共産党の各地区委員会で参加者を募って募金も集めて取り組んでいる震災復興ボランテイアです。
 私も、一度被災地そのものに実際行って、現状と実情をこの目で見て、被災地の復興支援に力を発揮したいと思い参加をするものです。
 行きは、11日夜、地区委員長の床鍋さんと一緒に車で、大阪・箕面を出発し、岩手県・一関市に向かい、一関市の両磐地区ボランテイアセンターを拠点に、寝泊まりしながら毎日そこから車で陸前高田や大船渡市へ出かけ、それぞれの支援センターから地元の指示で地元の住民が必要な、喜んでもらえるボランテア活動の作業に入るということです。行ってみないと何をするのかわからないけれど、事前連絡には、作業ができる服装と長靴、軍手、ゴム手袋、防塵マスクなど用意となっています。今準備しています。
 一関ではパソコンも電気も普通に使えると言うことですので、活動の様子は、このブログで報告、ご紹介します。それでは、いってきます。

「社会保障学習会」と箕面社会保障推進協議会が結成総会

2011年07月10日 21時41分00秒 | ノンジャンル
7月10日(日)
 午前10時から箕面社会保障推進協議会準備会主催の「社会保障学習会」に参加しました。13日、大阪社会保障推進協議会の各自治体を訪問して、市と協議・懇談を行う「キヤラバン」が行われますが、それに先立ち、懇談内容を大阪社保協の寺内順子さんが事前に説明され、学習しました。
 国民健康保険制度の問題、母子・父子減免や障害者減免などの施策、介護保険、子どもの医療費の助成、生活保護、就学援助などの問題を多岐にわたって、大阪府内の動きと箕面市の状況を府内調査一覧で、一つ一つ確認しなががら学習しました。
 箕面市は、前期高齢者が比較的、多いので、この間の前期高齢者交付金の国からの繰り入れが増えてきた点など指摘されました。また、がん検診など検診制度や受診率が高いという良い面がある半面、介護保険制度で独自減免制度がなく、子どもの医療費助成も就学前まではすでに大阪府内で当たり前で、中学卒業までが流れになってきている点も指摘されました。生活保護の率は府内でも少ないが、ここ数年で1000人をこえるなど伸び率が大きいことも指摘されました。13日の、市との、協議・懇談であるキラバンでで生かしてゆきましょう。

 学習会後、この間準備してきた「箕面社会保障推進協議会」が結成総会が開催されました。
 経過報告に続き、
・国保制度の広域化に反対し、国保料値上げ阻止の運動を広げる。
・介護保険制度の改悪をゆるさず、保険料の値下げを要求する。
・無年金、低年金を無くし、消費税の引き上げや障害者支援の切り下げを許さない。
・子育て支援・一人親家庭支援、子どもの貧困問題の解決。
 などの方針をしめし、箕面社会保障推進協議会を結成し「力をあわせて地道に運動を進めてゆきましょう」と呼びかけられました。
 会長、事務局長をはじめ役員が選出され結成を確認しました。



国民平和行進 箕面網の目行進

2011年07月07日 23時25分00秒 | 協力・共同
7月7日(木) 
 毎年恒例となっている国民平和行進 箕面網の目行進を行いました。
 朝からあいにくの大雨でしたが、8時30分から箕面市役所前で集会をおこない、市長、市議会議長からメッセージが、人権文化部職員と羽藤議員から読み上げられました。
 新日本婦人の会、年金者組合から参加団体を代表して挨拶がありました。
 9時に平和行進に出発、牧落駅前、桜井一番通り、箕面自由学園前、171号線瀬川から石橋駅、バイパス高架下まで例年どおりシュプレヒコールを行いながら行進し、豊中から歩いてきた本行進と合流しました。
 今年は、核兵器廃絶、被爆者援護、原爆裁判支援などの他、東日本大震災の被災者支援や原発依存から脱し、自然エネルギーへの転換などうったえました。




 夜は、箕面市立病院30年記念式典と懇親会に参加しました。地域の中核病院として市立病院が果たしてきた30年を振り返り、新たな発展へ関係者がこもごも語り合われました。