
浜松町駅を降りて山側に歩くと芝大門に。因みに山手線、元々は東海道線は海岸沿いにあり、次の田町駅辺りがあの『芝浜』の舞台と考えるとこの門も浜からすぐの所にあったことになる。右にクレッセントの古い洋館が見えると増上寺の山門。

この山門の中には中々入ることができず、以前に『ぶらタモリ』で初めてみた風景では、それこそ海が見えた。山門を越えると本殿と東京タワーが並ぶ絶景。

増上寺は14世紀に開基したようだが、世に知られたのは徳川氏の菩提寺が麹町から移された江戸時代初頭。それ以来、徳川秀忠ほか計6人の将軍の霊廟がある。流石に立派な寛永寺と並ぶ寺。蝉の声が高らかに聞こえた。更に東京タワーに向かうと小さなせせらぎもあり、まさに都会のオアシスである。