hokutoのきまぐれ散歩

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都営地下鉄三田線スタンプラリー③

2024-07-29 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その248。都営地下鉄三田線スタンプラリー③、神保町駅を後に水道橋駅に行く。水道橋駅はJR総武線との乗り換え駅で駅の由来は神田上水水道の通る橋である掛樋(かけひ)が近くにあったことによる。今も白山通りが神田川を渡る水道橋という橋は現存する。

スタンプはすぐそばにある『東京ドームとアトラクション』が描かれている。



春日駅は東京メトロ後楽園駅との乗り換え駅である。開業は三田線開通の1972年6月(当時は都営地下鉄6号線)であり、周囲の地名の一つである『文京区春日』から採用した。

スタンプには『春日局』が描かれているが、これは1630年に3代将軍家光の乳母である春日局がこの地を拝領、町屋としたことから付けられた地名であり、春日通り沿いの礫川公園にはその銅像がある。



白山駅は文京区白山5丁目にあり、副駅名として『東洋大学前』とある。駅を降りるとすぐに東洋大学白山キャンパスがあり、学生の利用が多い。

また、その名前は地名、地名は白山神社に因んだもの。

白山神社は加賀国白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)からの勧請を受け、948年に武蔵国本郷元町(現在の文京区本郷1丁目)に創建、一度他所に移ったが、1655年に現在地に移された。



5代将軍綱吉とその母桂昌院の祟拝を受けた。この白山神社がスタンプの意匠となっている。

都営地下鉄三田線は白山通りに沿って作られているが、千石駅は不忍通りとの交差点あたりの地下にある。千石は由緒ありそうに聞こえるが、1967年の住居表示の際に『千川通り』の千と『小石川』の石を繋いで作った地名である。

スタンプには千石駅からお隣の巣鴨駅の間にある六義園のデザインが描かれている。
蛇足だが、江東区にも千石という地名があるが、こちらは『千田町』と『石島町』の双方から1字ずつ取ったものである。この二つ、いずれも石高の千石とは全く関係ない。