hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

木根川橋とさだまさしの足跡②

2021-09-03 05:00:00 | 川と橋とダム
『ぶらり橋巡り』その109。さだまさしの歌、『木根川橋』は1979年4月に発売されたソロ4枚目のアルバムに収められている。彼が中学1年生の時、バイオリン修行のために上京、それから2年間葛飾区立中川中学校に通学していた。その頃の思い出を曲にしたもので橋以外にも歌詞に登場する。


歌詞の順番とは違うが、まずは川沿いの道を右手に曲がり、木下川薬師(浄光寺)に向かう。歌詞には『木下川薬師の植木市の日には今でも必ず雨が降りますか。』という一節がある。



木下川薬師の創建は849年僧広智がここに最澄作の薬師如来坐像の安置場所を探し、ここに草庵を結んだこととされる。江戸時代には徳川歴代将軍の祈願所とされるなど深い信仰を得たとされる。



また、幕末には勝海舟がしばしば訪れ、西郷隆盛留魂碑が置かれたこともある。植木市は4月の花まつりの際に行われている。



木下川薬師の裏手には中川中学校。歌詞には『木造校舎』とあるが、今は立派な鉄筋コンクリート造り。さだまさしさんが通った面影はないかもしれない。

最後に行ったのが、白髭神社。『木根川橋から水道路抜けた、白鬚神社の縁日はアセチレン炊いてアンズ飴売ってますか。あいも変わらず賑やかなんでしょうね♪』と歌詞にある。



中川中学校から回ったので水道路は帰り道となったが、なかなか渋い神社。



白髭神社はこの周辺にいくつかあるが、ここは『渋江白鬚神社』。元渋江村の鎮守で猿田彦命をお祀りして、口伝では860年と言われている。



白鬚神社からまっすぐ四ツ木駅方向に向かう道が『水道路(すいどうみち)』。道を歩いている途中に手作りの地図が貼ってあり、これで確認。



四ツ木駅は急にキャプテン翼が駅をジャック、この漫画は読んだことがないのでよくわからないが、ファンならたまらない駅だろう。何しろ駅のメロディや電車接近のアナウンスまでキャプテン翼なのだから。





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