丸ビルの地下一階がリニューアルして新たなモールができたことを聞いて見に行く。行くと『マルチカ』にはフルーツサンドや海鮮丼・寿司専門店、香港茶室真不同の新業態などたくさんの店はできていて、イートインはあるが、基本はテイクアウトばかり。諦めてレストラン街に足を向ける。
11時40分というのにもう行列ができている店もあるが、まだ殆ど人のいない店もある。その中で『もつ福』というもつ鍋の店のランチが美味そうなので店に入る。
メニューは『豚ハラミの鉄板焼き定食』『博多明太ひつまぶし定食』『黒毛和牛ステーキともつの煮込み定食』がメイン。博多明太はプリン体が怖いし、豚ハラミは生卵がダメなため、黒毛和牛ステーキとモツ煮込み定食(税別1430円)にした。
待っていると紙エプロン登場。しかし、少し後に出てきた鉄板焼きは油がこちらまで跳ねるほどでもない。
定食の中身は黒毛和牛の薄切り肉を鉄板で野菜と共にスタミナ焼にしたもの、もつ煮込み、明太子、ご飯、漬物である。ご飯は食べ放題、しかしおじいさんには十分な量がある。
まずは出てきた肉が赤いところが多いため、熱い鉄板に裏返して焼く作業。何とか熱いうちに終える。まずは肉と共に焼いたキャベツ、モヤシなどを食べるがいい味。ただ、ニンニクは効いている。肉はステーキというより、焼肉。しかし、脂があまりない赤身の割には柔らかい。飯にいい。
もつ煮込みに七味を振ろうと探すがない。その代わりに刻んだ唐辛子があるので大量に投入。この唐辛子は結構辛いが、旨みも増す。
白もつ、豆腐、牛蒡、にんじんいずれも味がよく染みてあり、ご飯が進む。
明太子が小皿に乗ってくる。どちらかと言うと甘みのある味のおかずが多い中、キリッと塩味の明太子はアクセントになる。
これらのおかずをかわるがわる食べているうちにあっという間に白飯を完食。もちろんおかわりは流石にしない。隣のお兄さんは豚ハラミの鉄板焼き、いい音がして美味そう。途中で明太子のおかわりをお願いしていたが、そのサービスは終わっちゃったんです、とのこと。
お兄さんがおかわりを貰えればこちらももらおうとしただけに残念。豪快な鉄板焼きと味のしっかりしたもつ煮込みで白飯、たまにはいいものである。ご馳走さまでした。
もつ福丸の内店
千代田区丸の内2ー4ー1丸ビル6階
05058729583