今日は仕事で恵比寿にやってきた。井の頭五郎と違うことは同じような場所に来ることが多いこと、前回はラーメン、その前はハンバーガー、そして喜多方ラーメンとやはり恵比寿は平均点が高い。
いつも同じ店もつまらないしと駅近くを歩く。駅正面のビアホールは少し姿が変わったが、昔と同じ、しかし、名画座は跡形も無くなってしまっている。その近くで夜は貝の炭火焼を売り物にしているお店があり、メニューを見るとなぜか『ルーロー飯』(700円)とある。
面白いから入店、店の名前は『あこや』とある。注文は当然、『台湾の味 ルーロー飯』である。
辮髪をしたご主人が早速鍋を開けてご飯にかけ、さらにセロリとゆで卵を添え、さらにスープをよそい出してくれる。
まずはルーロー飯から一口。角煮風に甘く煮た豚肉は色のわりには薄味、八角がよく効いていて美味い。丼はやや小ぶりだが、肉はたっぷりと乗せられている。固茹で玉子は崩しながら食べる。
トロミのついたスープには玉子が入っていて中々熱い。さっぱりとしたスープはルーロー飯と相性もいい。本格的なルーロー飯を頂いて大満足。
しかし、貝の炭火焼の店でなぜルーロー飯とご主人に聞くと『台湾に支店があり、そこのまかないで作るルーロー飯を真似て作ったら人気なんです。』とのこと。
濃いジャスミンティーを飲みながら、なるほど、だから台湾本場の味付けなのである。ご馳走さまでした。
あこや
渋谷区恵比寿南1ー4ー4
05058904869