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都営地下鉄浅草橋駅で下車する。改札口には『雷門・浅草寺の最寄駅は浅草駅です』という案内板が貼ってある。浅草橋と浅草は確かにわかりにくいかもしれないが、駅は2駅、距離にして2.2kmも離れている。
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駅を降りて江戸通りを右に行くと浅草橋が見えてくる。その横に浅草見附跡の石碑が残されている。浅草見附は当時36あった江戸城の門の1つで1636年に見附門と呼ばれた警備施設が作られた。1657年の明暦の大火(振袖火事)の際、囚人の逃走を防ぐため閉ざされ、多数の死者が出たという悲しい歴史もある。
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浅草御門と呼ばれ、その横にある橋のため、浅草橋も浅草御門橋と呼ばれていたが、いつのまにか御門が取れて浅草橋となった。
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浅草橋は神田川に掛かる橋だが、河口に近い柳橋までにかけ、船宿が作られ、船遊びが盛んに行われた。今も浅草橋あたりから数軒の船宿は残っていて当時の風情を偲ばせてくれるのでまた来てしまった。
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浅草橋より上流には『三浦屋』、下流には『田中屋』『鈴木屋』『あみ春』『あみ新』、柳橋の辺りには『小松屋』が今も営業をしていて今はエンジン付きの屋形船を使った船遊びができる。
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浅草橋から向かいに渡り、神田川沿いを歩くと『田中屋』『あみ春』『あみ新』と並んでいてまだ昼のため、準備をゆっくりと始めている。
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その先に『小松屋』という佃煮屋さんがある。お隣はもう柳橋なのだが、なんとも風情がある。中に入るとあみ、かつお小町、きゃら蕗、小エビ、昆布、もろこなどの佃煮が所狭しと並んでいる。
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季節の佃煮の『一と口あなご』(60g3456円)と『手むきあさり』(60g3996円)が美味そう。ご主人も強くお勧めになるが、やはり値段をみて『小エビ』(60g972円)をお土産にする。
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他にも冬には牡蠣やほたて、春には生海苔などもお勧めだとか、キャラ蕗の試供品までいただいた。(以下次回)