5月中旬になり、30°C近い日もあるかと思うと肌寒い日もある。今日は朝から雨模様のため、気温も低い。中々温かい蕎麦も食べなくなくなるなあと思い、事務所の近くにある京都鴨そば専門店の『浹(あまね)』にお邪魔した。
この店も例外なくテイクアウトにも力を入れているが、やはり蕎麦メインということもあり、来店客中心。ただ、ここの蕎麦は定評があることから、お客様の入りも悪くない。冷やしもあるが、鴨そば(1100円)にかやくご飯一口(200円)を付ける。
カウンターは一つ飛ばしになっていて、消毒薬も黒七味や山椒と並んで置いてある。5分程度で鴨そばは運ばれてくる。山椒を多目に振り、蕎麦つゆから一口。
滋味溢れる鴨の出汁がよく効いていて山椒の香りも加わり、美味いと叫びたくなる。蕎麦は石臼引きでかけ蕎麦にしてもコシがあり、賀茂ネギと共に啜る。やはりレベルが高い。
一口のかやくご飯もしっかりとした味付けで添えられた柴漬けもいい。ゆっくりと時間をかけて鴨の脂の旨さを味わう。梅雨に入ると汗を掻きそうだが、まだギリギリ大丈夫。
その後も来店客は多く、ご繁盛であった。ご馳走さまでした。
浹
中央区日本橋小舟町4ー10
0362062853