hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

驛釜きしめん〜名古屋駅ランチグルメ

2020-01-21 05:00:00 | グルメ


名古屋に行く機会があり、昼過ぎに駅に到着したため、きしめんでもとホームの真ん中あたりにある店に行ってみたが、最近は旨くて安いのが有名になったのか、『住よし』には長い列ができていて諦めた。


しかし、きしめんが諦められず、改札口を出てコンコースまでいくと『驛釜きしめん』という小綺麗な店がある。ちょうど入れ替えのタイミングであったため、すんなり入店。


2人掛けのボックスに座る。牡蠣入りや天とじ、鴨などバリエーションがあるが、オーソドックスというか基本形の『きしめん』(670円)をお願いする。


そこから出てくるのが早い。3分もしないうちに持ってきてくれる。七味を振って頂くが人形町のすず木に比べてツユの色が濃く、醤油を使った味付け。


本場の方がしっかりした味付けとなっている。具はホウレンソウ、かまぼこ、三角の油揚げ、ネギもかかっていて最後に花かつお、これはすず木と同じである。出色は麺、ツルッと喉を通り、幅が広いことを感じさせない。この感触は東京ではなかなか味わえない。


周りを見ると意外に冷たい麺を食べる人が多い。また、サイドメニューの牛めしは小さな牛丼、これが200円はお得である。やはり本場は素晴らしい、ご馳走さまでした。


驛釜きしめん
名古屋市中村区名駅1ー1ー4名古屋駅中央通り
0525690282


三羽烏

2020-01-20 05:00:00 | 日記


『改めて日本語を考える』その20。『三羽烏』という言葉を久しぶりに聞いた。1月14日に発表された野球殿堂入りの中に阪神や西武、ソフトバンクで活躍した田淵幸一氏がいた。彼は六大学でホームランの新記録22本を打ち立て鳴り物入りで阪神タイガースに入団、初年度からレギュラーに定着、ホームラン22本を打ち新人王となった。しかし、入団2年目に死球を受けてから体質が変わり、苦労した。大学時代は母校法政大学の黄金期で山本浩二、富田勝と共に『法政三羽烏』と呼ばれたのである。


ふと思ったのが、何で『三羽烏』なのか?ということである。日本神話にはよく『からす』が登場する。『八咫烏(やたがらす)は神武東征の際に高皇産霊により神武天皇のもとに遣わされ、熊野から大和までの道案内をした3本足のカラスである。熊野三山では熊野大神(素戔嗚尊)に使える存在として信仰を集めている。


肝心の『三羽烏』であるが、意味は『3人の優れた者』を表していて、由来はいくつかある。その一つが大己貴命(おおなむち)と少彦名命(すくなひこな)が有馬の地に降臨した際に三羽の傷ついた烏が水たまりで水浴びをしていた。数日でその傷が癒えたことを不思議に思った2神が調べたところ、水溜りは効能の高い温泉(有馬温泉)であった、という故事に因む。他にも熊野神社に伝わる言い伝えとして熊野権現への誓いを破るとカラスが3羽死ぬというものもある。


まあ、日本人は『三大〇〇』が好きな性分だからよく使われるのかもしれないが。同じように数を使って『四天王(仏教観に於いて東西南北を守護している持国天、増長天、広目天、多聞天のこと)『五大老・五奉行(豊臣秀吉が死ぬ間際に5人の有力な大名に後見を頼んだもの、五大老は徳川家康、宇喜多秀家、毛利輝元、前田利家、上杉景勝)』『六奉行(武者奉行、旗奉行、長持奉行の総称、それぞれ2人ずついた)』などもあるが、やはり三羽烏が最も落ち着くようだ。


最後に法政の三羽烏には星野仙一は入っていない(星野仙一は明治大学)にも関わらず、山本浩二と星野仙一と並べた紛らわしい書きっぷりがやや気になった。





桑原商店〜ニュータイプの角打ち

2020-01-19 05:00:00 | グルメ


太田和彦氏のテレビ番組を見ていた際に五反田に酒屋さんがポップな角打ちスペースを設けて200種類の日本酒を販売、さらに地方の特産品を使ったフードも用意されていると聞いて早速お邪魔した。


店の名前は『桑原商店』、駅から歩いて8分ほど、外から見ると打ちっ放しのコンクリートの中に酒を入れる箱で作った立ち飲み用の机、奥にはご主人の桑原さんご自慢のショーケースがある。




4代目の桑原さんは美大卒業後、アート関連の仕事を手掛けている人。特にモダンなラベルの酒瓶が並んだショーケースからはアートを感じる。この仕様は2018年12月にオープン。ただ、お邪魔した昼過ぎは単なる酒屋さんである。


中に入ると社長のご親戚の方が並んでる酒について説明してくれる。試飲できる酒も40種類くらいあり、お飲みになりますとは言われたがまだ日が高いので遠慮する。気になったのが『三千櫻 愛山80』、先程の店員さんは80磨きだが、愛山の良さを前面に出した飲みやすい食中酒と言われる。


ラベルに驚いたのは越後鶴亀の斬新なラベル。左は昔からのものだが、真ん中の緑のラベルは桑原社長が手掛けたもの。さらに右側の水野学氏デザインのものは賞を取ったものだという。また、能登珠洲の酒である宗玄も『SOGEN』というワインボトルのような仕様になっていて世の中の進化に驚かされる。




椅子席も8席はあり、ぜひ5時からの夜の部に来てみたい。




日本酒のほかにもクラフトビールが30種類、焼酎やリキュールなどもかなりの品揃えがある。さすがに手ぶらは寂しいので『三千櫻』を購入した。
桑原商店
品川区西五反田西五反田2ー23ー2


『駅名』と『地名』の考察〜銀座線編

2020-01-18 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その238。東京メトロ銀座線に乗った際に駅名と地名の関係を考えて見た。というのは駅名と駅のある場所の地名が違うところが多いと感じたからである。


渋谷から始めてみる。まず、渋谷駅は渋谷区渋谷ではなく、『渋谷区道玄坂1丁目』にある。


表参道、外苑前は地名ではないし、青山一丁目に至ってはあたかもありそうだが、この住所は使われたことはない。実は現在は『北青山1丁目』と『南青山1丁目』、開通時には青山北町1丁目と青山南町1丁目の境に駅が設けられたのである。


赤坂見附は地名ではなく、江戸時代の置かれた見張り付の城門のことで住所は『赤坂三丁目』。溜池山王も地名の溜池(港区)、山王下(千代田区)の間にあるから中を取ったもので住所は『永田町2丁目』。
虎ノ門まで来て、ようやく『虎ノ門1丁目』と駅名と地名が同一となり、続く新橋(新橋2丁目)、京橋(京橋2丁目)、銀座(銀座4丁目)、日本橋(日本橋1丁目)までは駅名と地名と同じである。





しかし、三越前はデパートの名前、神田は神田須田町1丁目にある。末広町は地下鉄開通時の『神田末広町』を取ったもの。ただ、1964年の住居表示後は『外神田3丁目』となった。上野広小路は明暦の大火後に火除地として広げられた道で『上野3丁目』にある。


上野は地名同様に上野7丁目にある。稲荷町は駅ができた当時の下谷区南稲荷町(現在は東上野3丁目)を使っている。田原町は地下鉄が開通した1927年当時は浅草区松清町であったが、市電の停留所が『田原町』であったため、その名を踏襲した。


終点の浅草駅は浅草一丁目にあるため、地名と駅名は一致しており、その上にある電気ブランで有名な神谷バーが浅草1ー1ー1である。


調べてみてはじめてわかったのだが、銀座線全体で駅名と地名が一致しているのは19駅の中で虎ノ門・銀座・京橋・日本橋・浅草の5駅のみ。さらに開通時の地名まで含めても末広町・稲荷町と7駅しかないのである。


渋谷区役所

2020-01-17 05:00:00 | 区役所


『区役所に行こう』第8弾は渋谷区役所。渋谷駅で降りて公園通りの坂を7〜8分歩くと矢印が出てこれを曲がると正面に見える。


この場所にあった旧庁舎は2015年に解体されたのだが、隣にあった渋谷公会堂は1964年の東京オリンピックの重量挙げの会場となり、開会式翌日に日本人初のメダリスト・一ノ関史郎が銅メダル、さらに10月12日に三宅義信が金メダリストとなった晴れ舞台である。


現在の庁舎は2019年1月に竣工した地上15階地下2階の建物である。入ると受付から垢抜けていて1階にはコンビニや一般でも入れる飲食店が入り、他の区役所には必ずある名誉区民の肖像画などはなかった。


また、エスカレーターで上がった2階は主に福祉関係の窓口で戸籍関連などは3階という間取りになっている。




15階はスペース428と名付けられた多目的スペースとなっていて、窓際にいくつか椅子が置かれている以外はこれだけ広いビルに何も置かれていないフロアとなっている。




現在、渋谷駅周辺はビルの建築ラッシュとなっていて区役所のビルはどちらかと言うと低い部類に入るようである。フロアサインなども新しく、1階には自らのスマートフォンで自撮りができるミニスタジオなどもある。今は婚姻届を出したらここで記念写真を撮るのかなあと感心した。




区役所を出て左に曲がると公会堂の建物があり、その先にはNHK放送センター、国立代々木競技場などがある。








亀戸天神社にお参りに

2020-01-16 05:00:00 | 日記


もう初詣には遅いが、ついでがあって亀戸天神社にお参りに行く。亀戸と付くから駅から近いと思っていると思いの外遠い。また、東武亀戸線には『亀戸水神』という駅があるが、これは全くの別物のため、気をつけた方が良い。(亀戸水神駅には大きく書いてはあるが、ここまで行くとかなりの時間ロスになる。)


亀戸駅北口を出て、駅前通りを北へ、蔵前橋通りを左折(大きな案内板あり)し、またしばらく歩くとトータル15分で入口に到着する。




大通りを曲がると目の前に太鼓橋が見えてくる。橋は3つ、手前と奥が太鼓橋なのだが、これは過去・現在・未来を表している。菅原道真を祀ったこの神社は5月の藤が有名だが、最近は花のつきが悪く、以前と比較すると寂しい限り。




3つの橋を渡ると正月から時間は経っているが、2月の私立中学を始め、受験が迫っていることもあり、人の出は多い。




なぜここに天神社があるのか疑問であったが、1646年に太宰府天満宮の神官で菅原道真の末裔であった菅原信祐公が神のお告げを聞いて天神信仰を広げるため諸国行脚をし、この地に天神社を開いたものである。




本殿にお参りして、お隣の社務所で知り合いの息子さんが中学受験をするので学業お守りを購入。


お正月の名残で境内では猿回しも行われていて大層受けていた。


亀戸餃子〜亀戸ランチグルメ

2020-01-15 05:00:00 | グルメ


亀戸といえば、亀戸天神社、サッカーで有名な香取神社、鉄道マニアには有名な東武亀戸線、いやいや忘れてはいけないのが亀戸餃子です。亀戸には餃子専門店が多いが、やはりずばり『亀戸餃子本店』を外すわけにはいかない。




駅北口を降りてバス停を通り過ぎた1本目を右折、次の路地を左折するとのれんが見えてくる。少し早かったからか、カウンターに空き席があり、座る。この店は注文はいらない。座れば餃子2皿(5個、1皿270円)がノルマ、というか自動的に出てくる。


飲み物を聞かれて、ビールといいたいがお水で我慢。タレを入れる小皿には辛子がたっぷり。また、前には醤油、酢、ラー油の3つが並べられている。コの字のカウンターのため、餃子が来るまでは向かい側が気になるのである。


店の入口近くにある鉄板で常に焼きたて餃子を作っていて、これを5個入れた皿が5分も経たずに到着。


まずは酢を付けて一口、キャベツ一杯の餡を薄い皮で包み、パリパリに焼いた餃子はあっさり、だけどジューシーで美味い。にんにくは入っているようだが、それほど気にならない。あっという間に1皿を食べるとお約束のおかわりがすぐに出てくる。



2皿目を食べていると店員さんからまだ行きます?と聞かれ、お願いしますというともやしとニラの茹でた小皿がサービスで出てくる。これは口直しにちょうどいい。




周りを見渡すと年齢層は高く、おばあさんやおじいさんが1人、ビールを飲みながら餃子を堪能している。向かいのサラリーマンは6皿目、1杯150円の紹興酒(小さなグラス入り)に入り、いいご機嫌。


私は3皿目からはラー油をタレに入れて食べる。3皿までは快調だったが、4皿目でかなり腹が膨れ、ここで打ち止め。わんこそばと違い、注文を聞かれるので忙しなくはない。胃にはもたれない健康食を謳うだけに食後も快適、ご馳走さまでした。店員さんも愛想良く気持ちの良い店、ただし、餃子以外はご飯もラーメンもないからご注意くださいね。ご馳走さまでした。

亀戸餃子本店
江東区亀戸5ー3ー4
0336818854


『ほさか』でカレー蕎麦〜吉祥寺グルメ

2020-01-14 05:00:00 | グルメ


吉祥寺には美味い蕎麦屋が多くある。先日、老舗のよしむらは廃業してしまったが、『上杉』『吉祥寺砂場』『中清』『まつや』などいくつも浮かんでくる。その中で今日はカレー蕎麦が食べたくなり、駅から公園方向の出口を出た向かいのビルのB1にある『ほさか』にお邪魔した。




実は私がかつて住んでいた富士見ヶ丘(吉祥寺駅から井の頭線で4駅目)に同じ暖簾の店があり、よく行った店なのである。名物は五色蕎麦という変わり蕎麦(田舎、胡麻、紫蘇、白雪、茶そば、梅切りなど5種類の季節の味を練り込んだざるそば)なのだが、隠れた名物が『カレー蕎麦』である。


どうしてもカレーというと蕎麦よりうどんになりやすいが、ここのカレー蕎麦は日本橋やぶ久と並んで秀逸と私は思っていて、因みに値段は1130円。もう少し出せば鴨カレー蕎麦もある。


店は古民家風で最初カレー蕎麦を注文すると少し待って頂かないとと言われたが、すぐに訂正、無事注文できた。周りは天ぷらや卵焼きをつまみに呑んでいる人ばかり。まずは薬味のネギと器、木のサジが登場。


5、6分でカレー蕎麦もやってくる。ちゃんと鴨肉も4切れ入っていることを確認、次に薬味を降り、まずはツユから。これがカレーと返しがマッチしていて、出汁の旨さが溢れている。


蕎麦は細打ちをお願いしたが、喉越しも良く、ツユにもよく絡む。三つ葉を除くと後は玉ねぎのみのシンプルなツユだが、これがいい働きをしている。


もちろんカレーの味付けだが、一方で和食であり、これを発明した職人には頭が下がる。また、脂の付いた鴨肉はもちろん美味い。いつまでも噛んでいたくなる味である。蕎麦は割に量があり、結構、満腹になる。もちろん、ツユは最後まで、こんな時に塩分摂取量や血圧を考える場合ではない。食べるとホッと温まる、本当に冬の御馳走である。

ほさか
武蔵野市吉祥寺南町1ー4ー1井の頭ビルB1
0422422118





大学選手権決勝観戦記(新国立競技場を見てきた)

2020-01-13 05:00:00 | 日記


元日のサッカー天皇杯は切符が取れずに断念したが、ラグビー大学選手権決勝は何とか自由席をゲット、1月11日に待望の新国立競技場に行くことができた。




元々は正月2日の大学選手権準決勝も前の国立競技場で行われていたため、何度もこの大会には来ているが、最近母校が弱いためなかなか来ることが出来なかった。しかし、今回は新国立競技場に行くという面もあり、混雑が予想される中チャレンジした。


昨日書いたように京王の駅弁大会で弁当を仕込み、青山門に到着したのは11時。開門が11時45分とラグビー協会の協賛会員優先入場があるため、まあ何とかなるかという軽い気持ちで現地に着くが、もう列がS字になっていて何人並んでいるのかわからないくらい。しかも会員は私だけなので連れ合いは一般に並び、席の確保は必須という状況。


Hゲートからの入場列は長さが限界に近づきつつあるため、10分ほど早く入場開始。まず手荷物検査、これは簡単なもの。会員証とチケットを提示して、バーコードにかざし、中に入る。ここからは未知の領域で階段の位置などは分からないが人についていく。


しかし、3層の自由席は4階にあるため、長い段をひたすら上る。さらにサイドに近いところに出たため、バックスタンドを目指して早足で行く。ようやくバックスタンドの領域に入ったため、中に入るととにかく通路が狭い。収容人数の関係もあるかも知れないが、席自体も奥行きがなく、身体の大きな外国人にはかなり窮屈だろう。




11時50分には無事に席を確保、連れ合いに連絡する。足元の数字を見ると『19段321ー348』と書いてあるため、これをメールで送るも中々やってこない。途中で携帯電話が繋がり、この数字はあまり意味がないことに気づく。必要なのはその席のエリア(今回は341エリア)で通路の表示は全てこれがないとわからない。実際に座っていた席は『341エリア19段348番』という席であったのだ。10分ほど経ってようやく連れ合いは到着、指示の悪さに怒られた。




これが12時15分、ここからあと2時間15分ある。せっかくだからと競技場内を歩くがまだ上下する階段は未整備であり、上下しづらく、さらに戻れなくなりそうということもあり、3層のみを歩く。驚いたのはトイレの広さ、トイレの箇所は少ないが奥へ奥へ行ってもまだある。




食べ物は崎陽軒やまい泉など充実していて許容度はあるが、飲み物を売る場所が少な
席に戻って弁当を食べながらスタンドを見渡すとかつての国立競技場によく似ている。もちろん屋根が前に出てきて雨の心配はなさそうだが、太陽光線は冬だからか北側のサイドには2層まではかなり強くあたる。


また、電光掲示板は鮮やかで技術の高さは感じるがスタジアムの大きさと比して小さすぎる印象。メンバーも字が小さくてかなり見にくい。


1時を過ぎてもまだどんどん客数は増えるが、バックスタンドは完全に満員、階段に座る輩も出る始末。そして1時半にはサイドも満席、しかし私が見た限り立ち席はないようである。


2時20分には選手も入場、2時半キックオフ。試合だが、初めてのスクラムは明治が押し勝ち、早稲田陣に深く入り込むスタートだったが、キックが長すぎ、戻されてスクラムとなり、反則を取られてペナルティゴールで失点。さらに早稲田の早い攻撃に明治が対応できず、トライを奪われた。さらに明治がスクラムを押そうとすると早いヒールオフからバックスが左に集まり、数的優位を作られて2トライ、さらにモールを押されて1トライなど4トライ、また難しいゴールもSH斎藤が全て決め31対0と早稲田大量リードで前半終了。


後半は明治もライン攻撃を中心に反撃、箸本、山沢のトライなどで10点差まで追うが、34分にWTB桑山に抜かれて1トライ、これで万事休す。終了まぎわにFB雲山が意地のトライをするが、45対35で早稲田が勝利した。


まあ、私はどちらも応援していないのであるが、とにかくディフェンス、特に明治のタックルの甘さが目立つ凡戦だったように思えた。ただ、プレスキックを全て成功させた早稲田・斎藤、明治・山沢は素晴らしかった。


終了後はどれだけ混むかと思ったが、通路や外周のエリアが広く、ほぼ混乱もなく帰ることができた。国立競技場はJR2駅、地下鉄3駅から歩けるのでそれほど電車も混まなかったのである。オリンピック前に一度は行きたかった新国立競技場、十分堪能させてもらいました。






第55回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会に行く

2020-01-12 05:00:00 | グルメ


毎年恒例の第55回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会が始まった(1月8日〜21日)。今回も最初の土曜日に家を9時に出て新宿に向かう。いつもの通り、1階正面入口に並ぶが既にわたしの前にはもう20人ほど並んでいた。


作戦はエレベーターで7階まで上がり、輸送駅弁の列に並ぶというもの。昨年、一昨年と輸送駅弁に並び損ねたためである。10時開門と同時にエレベーターに乗るまでは良かったが、最後に乗った大きなおじさん3人組が重すぎてエレベーターが閉まらず、さらに中々降りずというアクシデントにより大きくタイムロス。それでも輸送駅弁の列の100番よりは前に並べた。




いざ会場に入ると地域毎に名物駅弁が九州から北海道まで地域別に並んでいて目移りしてしまう。さらに凄い人で押され、また一旦駅弁を手に取ると取り替えるのが困難という状況。




悩んだ挙句、『三宝めし』(宗谷本線稚内駅)と寒いスタジアムで食べることを考えて『あったかえびめしとドミかつ丼』(山陽本線岡山駅)を選択した。




他にも『四季の近江八景』(東海道本線草津駅)、『かしわめし』(鹿児島本線鳥栖駅)、『うまか博多めんたい牛めし』(博多駅)なども考えたが、2つに絞らざるを得ず、泣く泣く諦めた。


さらにデザートに伊勢の赤福(2個入り)を買って国立競技場に向かう。すると国立競技場も凄い列、レポートは改めて行うが、延々と並ばされる。私も1日にこれだけ並ばされた経験はなかなかない。


それでも無事に席につき、駅弁を連れ合いと分けて頂く。まずは『三宝めし』、この駅弁は鮭・イクラ、カニ、ウニの3つのゾーンに仕切られていて、美しい飾られている。また、それぞれ味付けが微妙に違う。私はやはりウニが美味いと感じた。ただ、ややボリュームには欠けるが。


次に『あったかえびめし・ドミカツ丼』は紐を引くと暖かくなるシステムですぐに蒸気があがる。6分ほど我慢して蓋を開けると左半分は黒いご飯の上に海老、右半分はとんかつにドミグラスソースがかけられている。まずはとんかつから齧るが、味はしっかり、カツの下にはキャベツが敷いてあり、ご飯もあったか。ただ、カツは生温いくらいだが。えびめしはソース味のピラフの上に海老と錦糸卵、漬物が載せてある。問題点は箸しか付いていないため、食べにくい。ただ、温かくすることでコメもふっくらして、味付けもしっかりしていて美味いと感じた。




最後のお楽しみは赤福、少しスタジアムが寒いので硬くなったかなあと思ったが、いやいや柔らかくて上品な甘さの赤福は健在。本音はもう一つくらい行きたいところだが、我慢し、今回はこれで終了。まあ、ハズレない企画である。今から来年が楽しみである。