outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

老母の枕元

2010年02月03日 21時26分19秒 | 退職生活
先日老母(89歳今年90になる)が家の中で躓いて・・・余り動けなくなっていました(今は元気になっている)

その時に「呼び出し」があってベットで寝ている所へ行ったんですが・・・

枕元に数冊のアルバムが置いてありました。

そのアルバムは最近になって古いアルバムを整理して作られたものらしく、まだ新しい「説明書き」が目立ちました

老母が娘時代の写真や僕らが小さかった頃の写真もあります。

元気だった頃にアチコチに小旅行に行った記念写真も沢山ありました。

一番多く写真があって別冊となっているのが・・10年程前に僕と美由紀が弟が住むスエーデンに連れて行って、帰りに東南アジアを10日余り旅行した時のものでした。(延20日ほど)

僕が理想と思っている生き方なんですが・・・

若いときは貧しい中で「夢を食べて」生きるのが一番だと思っています

次には自分が食べ、子供を育てると言う「現実」の中で、地球を破壊したり人を蹴落としたりしながら生きざるを得ません

その次は退職後の生活ですが・・・恩返しに「若い誰もが夢を食べられる社会」や「誰もが子育てに困らない社会」を残す為に消費して遊びます

そして・・最後に・・・ヒトは「思い出を食べて」生きるんです

枕元のアルバムに貼ってある写真は殆どが「愉しかった日々」のものでした。

ヒトは「苦しかった事を忘れるから生きられる」とも言います

元気で動ける間に出来る限り多くの「愉しい思い出」を作っておきましょう。

僕は20年前に退職したお陰で年配の方々と多くお付き合いをさせて頂いております。

その人達が・・体が弱り思うように動けなくなった時に「愚痴る人」が多くいます

理由の殆どは自分の子供や子供の配偶者に対してで「自分は遊びもせず、こんなにしてやったのに・・・」と言うものです

「乞食は三日したら止められない」と言いますが・・貰う癖がついた人は「乞食の心」になってしまいます。

自分の子供を乞食の心にしないためにも上げてはいけないんです。

たとえ「夜なべのカス」でも産んでしまったら「育てる義務」が生じます。

しかしそれは「育てる義務(学業を終えるまで)」であって「育ってから」は必要ないと思うんです。

それを・・勝手に乞食にして・・・後で愚痴る人が多すぎます。

死んだ後で「遺産相続」で兄弟が喧嘩をしたら・・・と心配して「生前贈与」をする人もいますが・・その後・・・意外に生きて・・・お金が足りなくなったりするんです。

ところが・・・乞食ですから貰ったが最後・・返すことができません。

そして・・そんな乞食を育てた人は間違いなく愚痴っています

どんなにしても・・・残せば「すっきりしない」のは生前贈与も遺産相続も同じです。

しかし・・人は死ぬ時期が解りませんから・・・どのようにしても幾らかは残ってしまいます

少ないほど喧嘩も少なく済んでいるように思います。

僕の場合、親の遺産には近づかない事にしています。貰わなくても何とか愉しく過ごせる計画が出来ていますから、余分にくればそれを消費する計画を立てるのが面倒です

そのようなトラブルに巻き込まれるのも嫌です。

お陰で人に媚びることも無く日々正々堂々と愉しく遊ぶことが出来ます

皆さんも子供を乞食にしないように、計画的にお金を使って世界平和の為に遊んで愉しい思い出をイッパイ作りましょう


今日の僕は午前中、前川氏の次男さんが寄ってくれて色々と世間話。

若いけどしっかりしてました

昼からホロホロへ行ってインバーターの配線とウインドラスのスイッチ交換しました

テストの結果どちらも完璧

ガスコンロの火口の調子が前から悪くて・・・紅い炎が出るのを何とかしようと思って・・ばらしてヤスリで擦ってみましたが直りません

家に持ち帰って工作場で細工してみました・・・が・・結果は明日のお楽しみ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする