outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

雨の日

2012年05月25日 21時07分26秒 | 退職生活
前にも書きましたが、僕が産まれ育ったのは超山間地の超過疎地

一番近い隣の家まで200メートル、次の隣は2キロ離れています。

飴玉が買いたいと思っても・・・同じ町内(勝浦町)の商店までは6キロ

隣町(上勝町)の商店までは4キロだけれど、車も通れない狭い道でした。

そんな山奥に住んでいると「極めて健全な生活」になります

何しろ僕が3歳の頃まで「電気」さへ来てなかったんですから・・・

灯りは「石油ランプ」

ランプの炎が風で消えないようにガラス製の円筒物で炎を囲ってるんですが・・・

そのガラスは一晩使うとかなり煤けます。

一晩と言ってもテレビやラジオがあるわけでなく・・・本か話しかありませんから、長く起きては居なかったでしょう

何時ごろ寝てたのか覚えてませんが・・・

その黒く煤けた円筒形物の内側を拭いて掃除するのに「子供の手」が具合が良いので、それは子供の仕事でした

僕らが子供の頃の子供は、良く仕事を手伝っていましたが・・・最近の子供が手伝いをしてるのを余り見掛けませんね。

話が反れてしまいました

今日は「極めて健全な生活」をしてきた僕の「習性」について書こうと思ってたんです。

家は農業や林業をしてましたから・・・大人の仕事は「野良仕事」です

雨が降ると野良仕事は休みで、家の中か軒の下、納屋の中など濡れない所でしなければならない仕事も沢山あったと思います。

薪をカマドに丁度良い長さに切っていたのを良く覚えています

で・・・・そんな風に育った僕は・・・63歳になった今でも、雨が降ると「休み」の気分になり、外へ行くのが億劫なんです。

実は今日の朝・・・「イカリ打ち」の作業予定で、かっちゃん、ナカヤ氏が朝早くから来てくれたけど・・・

雨が降っていたから・・・脳や体は「お休みモード」

でも阿南市に生まれ不健全な?育ち方をした二人は平気

仕方なく僕も合羽を手に家を出ました

もう一つ思うのは「夜」です。

暗くなって家を出るのは「泥棒くらい」と教わって育ってますから・・・

昔から殆ど夜になって家を出ることはありません。

「夜は寝るもの」と思ってるから・・・体がすぐ「睡眠モード」になってしまうんです

ところが・・・最近24時間営業のコンビニは勿論、スーパーなんかもあって・・・

特にここ阿南市では、発光ダイオードで有名な日亜化学があるから、三交代で24時間操業しています

「夜は寝るもの」で無く、夜も働いて・・・雨でも外に出て働いて・・・

それって「健全でない生活」なのではないでしょうか???

それとも日本人は「健全な生活」を忘れたのか??


さて今日は・・・小雨の中、カップヌードルを食べて終日三人が頑張って・・・

二回かっちゃんが彼女用に買って、テクテクに載せていた美味しいお茶したけど・・・

橘港に一隻分、新たなヨットが係留できる場所を作りました

久しぶりに潜水時代の有名人「紀本氏」が顔を出してくれました



コメント
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