日本三百名山である301座の全てに「出来れば全て登りたい、それも視界がある日に」ともう10年以上、毎年数か月キャンピングカーで旅をしながら登ってきました
そして今回「カムイエクウチカウシ山」(通称カムエク)に登った事で「残り4座」になりました
その4座とは「景鶴山」「赤牛岳」「鋸岳」「笊ヶ岳」です。
元気であれば来年には全山制覇と行きたい所です
さて今回のカムエクは、何年もの間「登ろうか止めようか」と悩んだ山でした
その理由は川に沿って登る距離が長く、夕立ちなど急な雨が降ると増水して非常に危険である事。
車が入る所から頂上までの距離が長く、二泊が必要なのに宿泊設備が無いのでテントや寝袋、正味二日分の食料を担いで行かなければならない事
もう一つヒグマが非常に多い山域で過去に数人がヒグマに喰われいる事
この様な事で、たかが三百名山に登る事で命を落としたら笑いものですから・・・悩んだ訳です
それが今回、雪の状態、ここ半月ほどの天気の状態から川の水量状態、我々二人の脚の状態、二泊三日の行程期間中の予想できる天気が揃ったものですから・・・
思い切って出掛けた訳です
「山は天気で様相が変わります」から今回の様な恵まれた穏やかな晴天だった三日間でしたが・・・
百名山に引けを取らない二百名山の中でも最上位に数えられる山なのに・・・登山口の自治体の横着か二百名山の登山口を持っている自覚や誇りが無いのか・・・
それとも山に対する文化の持ち合わせが無いのか、世界の遊びの文化を見る為に14年間60か国を一か国で最低20日以上滞在しアウトドアの旅をしてきて来た僕が思うのは・・・
ここは発展途上国以下のレベルしか登山道が整備されていません
これは日本の二百名山の中でダントツ一位の整備の悪さと言うか全くしていない最悪の自治体だと思います。
その様な自治体は・箱もの造りと・・天下り天下なのではと数人の村人に聞くと・・・その通りだそうです
話が逸れましたが・・・登山道を少し整備すれば多くの人達が愉しめる山なのに非常に勿体ないです。
僕らが登頂した日に僕らと同じ八ノ沢出合いから頂上を目指したのは・・・4組五人で僕ら以外は単独行だったんですが・・・(頂上に近いカールで10人ほどが泊まっていた)
僕らが道に迷ってる時に会った人は勿論、他の二人も別々でしたが同じ場所で道に迷ったそうで
そしてそれは前日も半数以上が同じ様に迷い、一人は滑落してかなりの怪我をしていました。
そこで僕等は・・・翌日登る人達が間違わないようにと思い・・・・下りの時に何度も登山道を上下して木を集めて来て、間違った方向へ進む道を塞いだんですが・・・
徳島から一度だけ登山に来た70歳近い老夫婦が一時間も掛けて木を運んで来て、後の登山者たちが間違わない様に間違った道の方に柵をしなければならない事に非常に悲しい思いをしました(ロープを持っておらず応急だから数日しかもたないと思う)
話を聞くとここは10年以上前から殆どの人が迷う事で有名な場所なんだそうです
それなのに・・・なんでここを進んではいけないと一本の立て札が立てられないのか、またここに何度も登るガイドは何故テープかロープを持って登って、間違って進む人が無いように出来ないのでしょうか??
海のガイドとして18年間生きて来た僕には、このまま放置している山のガイドの人間性を疑わずに居られませんでした
今や登山者人口は100万人を超えているし、ここは渓流釣りにも、野鳥撮影スポットとしても日本でも特出してる場所だと思います。
幻のアカショウビンがこの渓流に何十と言う数で居るんです。
また魚影は何処をみても見えます。
多くの人が行くとそれらの様子も変わるでしょうが、多くの人の為に開いて欲しいと思いました。
このカムエクの登山道については、それだけに一日を費やして書きたいと思います。
今日の所は・・・無事にカムエクから下山してキャンピングカーに戻り、テントや寝袋などを乾かして・・・
50キロ離れた帯広市内に戻ってきました。
そして・・・5回しか投げてないんですが・・・(二回目と5回目)
この様な食べ頃(35センチ)のニジマスが二匹釣れたので・・・納竿しました。
明日を除くと・・・暫く梅雨の様な天気になりそうな北海道です
温泉や買い物、外食等に慣れた帯広で数日休養しながら天気の回復を待ちたいと思います。
たった一つの登山口を示す標識
八の沢出合いと呼ばれるテント場に張った我々のテント
頂上近くになってやっとカムエクの頂上が見えた
頂上で記念写真、後方の先端部に雲が掛かって来たのが幌尻岳でその後方に大雪連邦も見えています。
この日は熱く、道に迷ったり木を運んだりしたので・・・
テント場出発が四時半でしたが戻ったのは夕方の四時半で12時間掛かり、この日行動中に水を6リットル呑んでいました
それでも熱中症気味で・・・夕食時に1リットルと横になってから500CCのポカリスエットを飲みました。
そして今回「カムイエクウチカウシ山」(通称カムエク)に登った事で「残り4座」になりました
その4座とは「景鶴山」「赤牛岳」「鋸岳」「笊ヶ岳」です。
元気であれば来年には全山制覇と行きたい所です
さて今回のカムエクは、何年もの間「登ろうか止めようか」と悩んだ山でした
その理由は川に沿って登る距離が長く、夕立ちなど急な雨が降ると増水して非常に危険である事。
車が入る所から頂上までの距離が長く、二泊が必要なのに宿泊設備が無いのでテントや寝袋、正味二日分の食料を担いで行かなければならない事
もう一つヒグマが非常に多い山域で過去に数人がヒグマに喰われいる事
この様な事で、たかが三百名山に登る事で命を落としたら笑いものですから・・・悩んだ訳です
それが今回、雪の状態、ここ半月ほどの天気の状態から川の水量状態、我々二人の脚の状態、二泊三日の行程期間中の予想できる天気が揃ったものですから・・・
思い切って出掛けた訳です
「山は天気で様相が変わります」から今回の様な恵まれた穏やかな晴天だった三日間でしたが・・・
百名山に引けを取らない二百名山の中でも最上位に数えられる山なのに・・・登山口の自治体の横着か二百名山の登山口を持っている自覚や誇りが無いのか・・・
それとも山に対する文化の持ち合わせが無いのか、世界の遊びの文化を見る為に14年間60か国を一か国で最低20日以上滞在しアウトドアの旅をしてきて来た僕が思うのは・・・
ここは発展途上国以下のレベルしか登山道が整備されていません
これは日本の二百名山の中でダントツ一位の整備の悪さと言うか全くしていない最悪の自治体だと思います。
その様な自治体は・箱もの造りと・・天下り天下なのではと数人の村人に聞くと・・・その通りだそうです
話が逸れましたが・・・登山道を少し整備すれば多くの人達が愉しめる山なのに非常に勿体ないです。
僕らが登頂した日に僕らと同じ八ノ沢出合いから頂上を目指したのは・・・4組五人で僕ら以外は単独行だったんですが・・・(頂上に近いカールで10人ほどが泊まっていた)
僕らが道に迷ってる時に会った人は勿論、他の二人も別々でしたが同じ場所で道に迷ったそうで
そしてそれは前日も半数以上が同じ様に迷い、一人は滑落してかなりの怪我をしていました。
そこで僕等は・・・翌日登る人達が間違わないようにと思い・・・・下りの時に何度も登山道を上下して木を集めて来て、間違った方向へ進む道を塞いだんですが・・・
徳島から一度だけ登山に来た70歳近い老夫婦が一時間も掛けて木を運んで来て、後の登山者たちが間違わない様に間違った道の方に柵をしなければならない事に非常に悲しい思いをしました(ロープを持っておらず応急だから数日しかもたないと思う)
話を聞くとここは10年以上前から殆どの人が迷う事で有名な場所なんだそうです
それなのに・・・なんでここを進んではいけないと一本の立て札が立てられないのか、またここに何度も登るガイドは何故テープかロープを持って登って、間違って進む人が無いように出来ないのでしょうか??
海のガイドとして18年間生きて来た僕には、このまま放置している山のガイドの人間性を疑わずに居られませんでした
今や登山者人口は100万人を超えているし、ここは渓流釣りにも、野鳥撮影スポットとしても日本でも特出してる場所だと思います。
幻のアカショウビンがこの渓流に何十と言う数で居るんです。
また魚影は何処をみても見えます。
多くの人が行くとそれらの様子も変わるでしょうが、多くの人の為に開いて欲しいと思いました。
このカムエクの登山道については、それだけに一日を費やして書きたいと思います。
今日の所は・・・無事にカムエクから下山してキャンピングカーに戻り、テントや寝袋などを乾かして・・・
50キロ離れた帯広市内に戻ってきました。
そして・・・5回しか投げてないんですが・・・(二回目と5回目)
この様な食べ頃(35センチ)のニジマスが二匹釣れたので・・・納竿しました。
明日を除くと・・・暫く梅雨の様な天気になりそうな北海道です
温泉や買い物、外食等に慣れた帯広で数日休養しながら天気の回復を待ちたいと思います。
たった一つの登山口を示す標識
八の沢出合いと呼ばれるテント場に張った我々のテント
頂上近くになってやっとカムエクの頂上が見えた
頂上で記念写真、後方の先端部に雲が掛かって来たのが幌尻岳でその後方に大雪連邦も見えています。
この日は熱く、道に迷ったり木を運んだりしたので・・・
テント場出発が四時半でしたが戻ったのは夕方の四時半で12時間掛かり、この日行動中に水を6リットル呑んでいました
それでも熱中症気味で・・・夕食時に1リットルと横になってから500CCのポカリスエットを飲みました。