このブログを始めてから・・・何度も書いていますが、60歳になったらこれから結婚したり子供を育てたりしなければならない若い人達に「席を譲って」その人達の為にお金を使わなければ世の中は上手く回らなくなると僕は思っています
しかし現実には席を譲っても何をしたらよいかが解らない人も多い様です。
どんな人でも数か月や一年や二年なら適当に好きな事をして過ごせますが、今や人生は男でも80年、女に至っては90年近くあります
実際に動ける期間は平均するとこれより6年ほど短い様ですが、それでも60歳からだと男で14年あります。
女は「いつでも何時まででも遊べる人種」だと思ってるので書きませんが、男には遊べない人が多いです
これは長い人生を家族を思う責任感で生きて来た後遺症なのかも知れませんが、女に比べて肝っ玉が小さいと思える部分も多々感じます
悪い方に悪い方にと考えると、お金は幾らあっても足りません。
しかし現実に悪い事がそんなに起きる事もありませんから、保険会社の宣伝に惑わされずもっと気楽に生きたのが良いのではないでしょうか?
余りに大きな悪い事が起きたら・・・備蓄では足りませんから・・・
と言っても・・・公務員や団体職員、大手企業の退職者と違って、自営業者や零細企業、小企業に勤めて居たりパートや臨時職員だったり職人などで日雇い的な仕事に就いていた人達の多くは
退職金も無いかそれに等しく、年金も国民年金だったりすると60歳になっても席を譲る事が出来ないばかりか、譲って貰わないといけない状態でしょう
そんな人でも、拍子が良くてそれなりの蓄えがあれば良いんですが・・・それも難しいのが現状と思います。
僕は41歳で早期退職をして「退職者の見本になる様」生きて来て、参考になるようにと色々ブログでも報告しています
しかし僕の友達の多くは公務員や団体職員でしたから・・・その人達の退職後と言う事で・・・
「夫婦で年間300万円あれば何が出来るか」と言う事で進んでいました
したいかどうかは別の話ですが・・・僕が退職後26年間にしてきた事は、公務員や団体職員や大手企業に勤めていた人なら殆どが心配なく出来る事だと思いますしそれを実行している人も何人かいます。
しかしこの様な生活が夫婦で年間300万円無ければ出来ないかと言うと・・・200万円あれば十分な様な気がしています
昔の僕は95歳位まで元気に遊べると思ってたんですが・・・一昨年兄貴が72歳で死にました
僕自身も去年知らずにキャンピングカーを買ってしまい室内から発散するホルムアルデヒドでシックハウス症候群となり、去年の11月には死を覚悟しなければならない状態でした(今もいつ癌が発症するか解らない状態です)
そんな事で人生を見直し15年程短くしました
遊べる期間を95歳までだったのを80歳までにした訳です。
そして思った事ですが・・・80歳以上まで元気で生きられたとしてもそれ程お金が掛かる遊びは出来ません
僕らの場合国民年金ですから年金だけで生きる事は出来ませんが・・・かと言ってそれ程大きく不足するとも思えません
言い換えると見栄を張らなければ「どの様にも生きられます」
極めて恵まれた公務員や団体職員、大手企業の社員で無くても・・・我々世代の人達は生き方を工夫すればどうにかなる人が多いと思います
しかし今の若い人達が退職する時代は・・・我々世代で席を譲らない人が多いのでその影響が尾を引き「世代全体」が非常に苦労すると思いますが・・・
とにかく60歳を過ぎた人は一日も早く若い世代の人達の為に席を譲ってお金を使って還元して上げて欲しいと願っております
若い世代の人達も・・・席を譲らない時代を悪くする年寄りを追い出す努力をするべきだと思います。
さて知床半島に「カラフトマス釣り」がしたくて来た僕は・・・目覚まし時計を三時半にセットしてありました
しかし目が覚めて外を見ると雨でした
雨なのに・・・周りの皆さんは合羽を着て出掛けましたが・・・僕にはそれ程の根性がありませんから・・・布団を被りました
しかし老齢ですから五時になると自然に目が覚めて・・・外を見ると雨が止んでいました
それで軽く食事をして・・・10分程歩いて余り人気が無い場所へ釣りに行きました
先客が一人いましたが・・・
僕は作って貰った道具をセットして・・・三投目に・・・奇跡的にヒット・・・
ニジマスとは全く違う重い引きで・・・リールをドラッグさせながら徐々に引き寄せて来て・・・弱らせてからタモアミで掬い上げました
初めてのカラフトマスですが・・・そして一匹釣れたら良いと思ってたんですが・・・・
付けた餌もそのまま残ってるし・・・来てすぐ帰るのも・・・と思い・・・
もう少し遊んでみようと・・・釣り始めると・・・・それから二投目でまたヒットしてしまいました
しかしこれは最初より随分引きが弱くて・・・小物と解りましたが・・・それでもタモアミを使わずに引き上げようと試みましたが・・・
竿が折れそうで・・・これも弱らせてからタモアミで掬い上げましたが・・・これ以上釣ると後の処理が大変なので・・・竿を納めました
まあこんなのを「ビギナーズラック」と言うのでしょう
そのカラフトマスです。(身も全く鮭ですね、なんでカラフトマスと呼ぶのか不思議です)
下に包丁を置いて写してますので大きさは解ると思いますが一つは大物です
キャンピングカーに戻ったら雨が降り始め・・・殆ど一日中降り続きました
これ以上釣っても食べられないけれど・・・明日の朝に雨が降って無ければ再度挑戦しようと思います
今日の野鳥の写真は・・・帯広で美由紀が写したカワセミです
天気が悪くて山に登れないから待機中に写したので・・・曇り空の写真で色が出てませんが・・・