outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

バッテリー液減少とソーラーコントローラーについて

2016年08月25日 20時09分50秒 | キャンピングカー旅

ダイビングはプロですがバッテリーの事とシリコンコーキングの事はバッテリー生活二十余年、ヨットで世界を14年巡りキャンピングカーでも14年旅をしてるので必要上実践的な知識が人並み以上にあると思っています

その内のバッテリーとソーラーコントローラーの事を今日は少し書きます。

キャンピングカーやヨットで長い旅をする人は絶対に必要な知識なのでしっかり理解してください

「バッテリーが沸く」と言う言葉を聞いた人は少ないと思いますが・・・

新品のバッテリーでも数年使ったバッテリーでも過充電をするとバッテリーは沸きます

「沸く」と言う位ですから湯が沸くように「沸騰」する訳で実際に温度も上がるしアブクも出ます

「沸く」と言うそれ自体はそれ程バッテリーに悪い事では無く時に必要なのですが・・・長い時間沸くとヤカンで湯を沸かしてるのと同じで水分が蒸発して減ります

普通の車に載ってるバッテリーの場合だと、エンジンを掛けると発電機が働いてバッテリーを常に満杯にしようとします。

車の発電機は通常14,2ボルトの電圧が出ているんですが、新しいバッテリーの場合は14,2ボルトの電圧が来ても問題なく受け入れる事が出来ます

ところがバッテリーと言うのは古くなるに連れ受け入れられる電圧が低下します

受け入れられる電圧が低下すると・・・沸きやすくなってバッテリー液が減り始めます

普通の車の場合バッテリー液が減ってくると、注意して何度も液を補充しても一年以内にバッテリーは寿命となります

だからバッテリーの液が減り始めたら寿命は近いと思ってください

ここまでは普通の車のエンジン始動用バッテリーについて書いた事ですが、これから書くのはソーラーパネルで充電するバッテリーの事です

キャンピングカーやヨットのエンジンは始動用以外の灯りやテレビや冷蔵庫に使う「アクセサリーバッテリー」が載っています

そしてその殆どはエンジンが止まってる時もソーラーパネルで充電しています

エンジン運転中はアイソレーターと言う機器を介してエンジン始動用バッテリーが満タンになると・・・13.8ボルトの電圧でアクセサリーバッテリーに充電します。

エンジンに付いている発電機は14,2ボルトなんですがアイソレーターの抵抗で13,8ボルトに落ちるんです

新しいバッテリーは14,2ボルトも受け入れられるのに・・・13.8ボルトしか来ないと・・・バッテリーの許容量が落ち潜在能力も使われないまま無くなっていきます

エンジンの発電機だけの場合だと許容量や能力は落ちるけれど・・・古くなっても沸く心配は少なく済みますから液の補充は少なくて済みます

ところが実際には・・・殆どのキャンピングカーやヨットはソーラーパネルを接続しています

そしてソーラーパネルとバッテリーの間に充電圧を調整する「コントローラー」を入れています

このコントローラーが問題なんですが・・・12ボルト用コントローラーには13.8ボルトで充電を止めるタイプと14,2ボルトで充電を止めるタイプがあります(調整出来るものもある)

エンジンの発電機が14.2ボルトだからソーラーコントローラーも14,2ボルトで良いかと言うと・・・・

常に人が乗って中で生活してる場合は14,2ボルトのコントローラーは申し分ありません

しかし人が生活せず放置して置く場合だと・・・電気を使わないからバッテリーは殆ど減らないのに14,2ボルトが日中ずっと送られると・・・

新新品のバッテリーでも過充電となり僅かにですが沸きます

数年使ったバッテリーだと・・・かなり沸きます

沸くこと自体はそれ程悪く無いけれど・・・新品のバッテリーでも一日に数時間も沸くとバッテリー液は確実に減ります

では13.8ボルトのコントローラーが良いのかと言うと・・・アイソレーターから来る電圧も13.8ボルトしかありませんから・・・

本来のバッテリーの能力を活かしきれない事になります

ではどうすれば良いのかと言う事ですが・・・バッテリー生活25年の僕は二種類のコントローラーを付けています(コントローラーはバッテリーの数だけ付けている)

そして旅をしてる時は14.2ボルトも働かしていますが・・・家に置いてある旅をしてない時は・・・14,2ボルトの方はソーラー側の入力線を片側外して充電しないようにしています。

放置してあっても時に乗らないと車は傷みますから・・・時々乗るんですが・・・その時はエンジン始動用バッテリーからアイソレーターを介さずに直接電気が通る様にスイッチを付けてあるので14,2ボルトまで電圧が上がってると思います

ただ今回・・・このイーグル号は6つのバッテリーが載っています

その内の一つはエンジン始動用ですが、他の五つはサブバッテリーです

その五つのバッテリーの内二つが2011年に買った物で他のは全て2914年なんですが・・・

去年の旅が終わって家に帰ってすぐ、例のシックキャンピングカーの対策に追われて・・・14,2ボルトコントローラーの線を外すのを忘れていました

元々バッテリーの寿命は6年ですから・・・2011年に買った二つのバッテリーの寿命は来年です

弱ってる上に14.2ボルトで充電してる状態で数か月放置して沸かしてしまったので・・・ここ数日続いた雨で充電量も少ないので一昨日バッテリーを確認するとこの二つが液がかなり減っていました

2014年に買った他の四つはほんの少し減ってただけでしたが・・・

それで自動車部品の店に行ってバッテリー補充液を買って来て全てのバッテリーに足しました

でもバッテリー液が減り始めたら残りの寿命は長くありません

来年の旅に出る前には交換した方が無難だと思います

「放置中の過充電に注意」と言うお話しでした

さて今日の野鳥の写真も留ってるカワセミ5枚ですが見てください

それから今日の僕らはバッテリー液買出し補充以外に・・・僕はカラフトマス釣り、美由紀は野鳥探鳥、午後はプールで泳いで夕方またカラフトマスを狙いましたが

全くアタリもありませんでしたが・・・釣ってる人全員坊主でしたから今日は腕が悪いと言うのでもないでしょう

 

 

 

 

 

コメント
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