事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

真田丸 第四十八回「引鉄」

2016-12-04 | 大河ドラマ

第四十七回「反撃」はこちら

前回の視聴率は意外なほど回復して15.3%。BSで見ている人も異様に多いそうなので人気がないわけでもないんだな。今日もその面白さを痛感した夜。

裸城になってしまい、正面から戦っては勝ち目がなくなった豊臣勢。となればやることはひとつ、テロだということで佐助の出番。暗殺に成功したかに見えたのに家康お得意の影武者だったと。

ここで本物と影武者が入れ替わったりすればそれは隆慶一郎の「影武者徳川家康」の世界で秀忠と激突することになるんだけど、大河ではもちろんそうはなりません。

今回のタイトルは「引鉄(ひきがね)」。まさしく銃の性格を象徴している。「銃爪」でもいいんだけどそれは世良公則。今夜こそー、お前をぉ落として見せぇる!って歌だったんだけど、そこまで露骨だと銃爪ってなんのシンボルだったんですか(笑)

千利休の茶室跡から、騎馬武者用の新式銃が出てくる。利休がはたして何を考えていたものだか。標的は秀吉か、あるいは夏の陣を予想していたか。

つくづく、面白い回でした。戦勝を経験した幸村が、真の意味で智将として動く。まわりも幸村を知将として遇する。こういう場面をもっともっとやってくれればうれしかったんだけど、さすがに史実がそれを邪魔する。

父の昌幸が魅力的だったのは、失うものがあったからなのね。ようやく、幸村にも命をかけて守るものができてきた。死に急ぐだけの若僧には大河は背負えないもんなあ。来週は死を覚悟した幸村の回になるらしいけど(T_T)

一週ごとにメイクがお年寄りになっていく家康の凄み。だんだん本多正信(近藤正臣)とキャラがかぶってます。今回も視聴率は15%台キープかと。

第四十九回「前夜」につづく

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「君がいない夜のごはん」 穂村弘著 NHK出版

2016-12-04 | 食・レシピ

あの穂村が食についてのエッセイを。自分が他人とどれだけ違っているのか確信がもてずにいつもおびえているあの人が(笑)。

もっとも個的な行為である食事(セックスはきわめて対人的行為ですもんね)のことなので、その怯えは絶好調。ファンにはたまらない一冊となっております。

にしても、文士が傲岸に食について断定していたころから幾星霜。日本の食エッセイはここまで進化(退化?)しました。大好き。

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