事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント2018年冬 いち

2018-12-13 | 食・レシピ

富重おむすび篇はこちら

久しぶりに三川イオンシネマで映画。「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

妻もわたしも複雑な思い。でもイベントとしての映画は必要不可欠じゃないですか。映画館に行くことは(健康であるかぎり)必須の作業と言ってもいい。

ああ早く隠居して平日の朝から映画館にいるようになりたい。あ、もうすぐか。

そうなるとイオンシネマ近くでおいしいお店がやはり必須になる。いちはいいですよねえ。いつもそこにあり、いつもそこそこすいている。ラーメン屋の理想型。

妻は「いちでいいわよ。こんなに雪降ってるし」失礼なようだが、こんな普通のリクエストに普通に応えてくれるありがたい存在。にしても、土曜日のあのドカ雪はなんだったんだ。わたしは気象オタクなので、平年比3500%という積雪量には大笑いしてしまいましたが。

山形まるぶん篇につづく

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「ベルリンは晴れているか」深野野分著 筑摩書房

2018-12-13 | ミステリ

終戦直後のベルリン。日本のそれとの相似と相違に驚く。

主人公の(あまり魅力的とは言えない)ヒロインが、ある行動をとることがこのミステリのキモ……であることよりも、この1945年のベルリンの描写がすごいんですよ。自分が知らなかったことが彼女のピースによって次々に埋められていく。。

巻末に大量の参考文献が列挙されているけれど、「戦場のコックたち」の作者らしく、その時代、その人物に壮絶に同化できるのだろう。
これは大いなる才能だ。

タイトルはもちろん「パリは燃えているか」をいただいているわけだけど、パリは燃えなかったし、ベルリンは晴れもしなかった。にしても、彼女の作品が筑摩書房から出るのか。

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