事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2018年12月号PART1 威圧するマイク

2018-12-30 | 受験・学校

Wynton Kelly-'Dark Eyes'

今月の名言2018年11月号PART5「少年野球」はこちら

「小学校のとなりへ移り住んで半年。だいたいは満足しているが、ひとついやなことがある。うるさいのである。マイクの音がバカに大きい。マイクの使い方を知らなくても教師になれるらしい」

「みんな不快に思っていても、相手が学校だからとガマンしているのである。それに気付かないのはバカなのである。」

「外山滋比古の新茶話 米澤新聞」

バカの連呼(笑)。外山先生よほど怒っている。これは「内外教育」における、おなじみ小野田正利さんの「モンスターペアレント論を超えて」からの孫引きだが、あの連載においては近隣トラブルが柱のひとつになってきた。野中の一軒家じゃあるまいし、という世間の常識が学校には通用しないのかというわけだ。

小野田さんはそのあたり、実は学校の方が先に立っていて、住宅がのちに取り囲んだという経緯も説明しながら、しかし学校とご近所のあいだにはもっとコミュニケーションが必要だと主張している。理由さえ納得できれば、近所だってある程度は我慢してくれると。

逆に言えば、学校はそのあたりがどうにも不得意な業界であることも確かで、外山先生のバカ発言はその意味で傾聴に値する。児童生徒を“制圧”することに躍起で、話の内容よりも声の大きさを優先する状況を、なにしろ音量がでかいからご近所がじっと聴いているとすれば……

PART2「千円の生活」につづく

本日の1曲はウィントン・ケリーの「ダーク・アイズ」いいよね。

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うまい店ピンポイント2018年歳末篇 三日月軒高砂店。

2018-12-30 | 食・レシピ

照月篇はこちら

酒田ラーメンの代表といえばそれはもちろん月系。なかでも三日月軒は数多い。

で、人によって好きな支店が違ったりする。本店は遠い昔になくなっているけれども(それに対抗した名前の“太陽軒”ももうなくなった)、わたしの場合は駅東店だし(なにしろうちの近所で生まれた人がつくっているしね)、今の上司はこの高砂店。前の上司は今町店だった。

これって要するに、子どもの頃に食べていた味に回帰しているだけだろう。年末年始に酒田のラーメン屋が帰省客でえらいことになるのといっしょの理屈。

さて高砂店の特徴はチャーシュー。顎のチカラが試される固さ。で、ファンにはたまらないわけだ。お昼時をはずして行ったのにほぼ満員なのもうなずけます。

ラーメン哲・おやじ味噌篇につづく

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