事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「本能寺ホテル」(2017 東宝=フジテレビ=ホリプロ)

2018-12-29 | 邦画

給料日とかに、チャリで国道7号線を走るんだけど、タイヤショップの大きなポスターを見るのが密かな楽しみです。ブリヂストンのCMキャラが綾瀬はるかですから。わたし、彼女のファンですから。あ、彼女の映画で見てないのがあったな、とDVDを借りる。

「本能寺ホテル」いかにもフジテレビ=東宝らしい作品。原作のドラマや漫画がないオリジナルなのは立派だけれど、前年の同時期に封切られた「信長協奏曲」のバカヒット(ほんとうに驚いた)が製作者の頭にあったことは疑いない。そうでしょう敏腕プロデューサーの市川南さん。

いつも何かに流されているヒロイン(綾瀬)は、フィアンセの両親に会うために京都へ。偶然泊まることになったのは「本能寺ホテル」という縁起でもない名のホテルだった。このホテルでは、ある条件をクリアすると天正十年六月一日の本能寺にタイムスリップする。その日は、本能寺の変の前日だった……。

信長に堤真一、森蘭丸に濱田岳(イメージと違う!と綾瀬につっこまれる)、明智光秀に髙嶋政宏(こっちもイメージと違いますね)。

人間としての凄みを感じさせる信長に、ヒロインは次第にひかれていく。はたして彼女は光秀の謀反のことを告げて歴史を変えてしまうのか。

なんか、いかにも企画会議の様子がうかがえるような映画でした。「プリンセストヨトミ」の綾瀬と堤を起用し、監督もそのまんま鈴木雅之。CGを使い放題でそれなりに見せる。ホテルの支配人役の風間杜夫もいい味を出している。しかしいくらボーッと生きてるとはいえ、フィアンセの両親の職業も知らない(それどころか……)って設定はどうなの。でも、綾瀬はるかだから許す。

「大河ドラマで見ました!」

ってギャグも彼女だから笑える。

それにね、これはナイショなんだけど、この映画は確実に綾瀬はるかの巨乳を強調する撮り方をしていてびっくり。彼女もなんか吹っ切ったんだろうか。もちろんブリヂストンのポスターも、豊かな胸が強調されております。あのポスター、もらえないかな。

コメント
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