散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080801最近読んだ本

2008年08月01日 08時18分19秒 | 読書
今週は2日間働いて、無事夏休み第二弾に突入。2日しか仕事をしないと、人から話を聞いて、「○○さん、これ頼みます」で終了してしまう。楽だなあ。

■「御手洗潔対シャーロック・ホームズ」柄刀一
途中で島田作品かと思うくらい良く出来ていると思う。巻末の石岡・ワトソン書簡集における皮肉合戦は見もの。

■「フリーランチの時代」小川一水
SFならではの「思考実験」の味わいが残っている。「そうか、SF界には小川一水がいたか」と思わせる作品集。

以下、図書館の6冊。
■「アメリカの物差し、日本の物差し」三浦宏一
ドイツの紹介本を読んだ時にも思ったのだが、想像以上に国民性というのは違うものである。アメリカという国は良く知っている方に含まれるのだろうが、それでもあまりにも無知だ。

■「原寸どうぶつ図鑑」上野動物園園長小宮輝之&飼育係の皆さん
色々な動物の原寸大写真集。ものによっては”目”だけ、とか部分写真になっている。可愛いと思っていた動物の目が怖かったり、イメージが結構変わる。

■「帰化動物たちのリストラ戦争」中村三郎
概ね人間が悪い。

■「昆虫楽園」澤口たまみ
昆虫好きによる夢想ファンタジー物語。「昆虫を愛せよ」という伝道師な勢いだが、嫌いな自由もあるだろうに。

■「へんないきもの」早川いくを、寺西晃
もう空想上の動物を超えた変な生き物が多い。名前にも面白いものがあって、まず刺(とげ)をもつ動物なので「トゲトゲ」。その中で刺のない種類があって「トゲナシトゲトゲ」。さらにその中で例外的に刺のある変種があって「トゲアリトゲナシトゲトゲ」。もう馬鹿にしてんのか! いや、笑うしかない。

■「魚の雑学事典」富田京一、荒俣幸男、さとう俊
魚の生態、歴史、味、変な魚までいろいろ。