散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

夏の海産物おさめ

2008年08月16日 21時52分23秒 | 食べ歩き
先日、岩内でずいぶん海産物を食べてきたが、今日は琴似の寿司屋「Y」へ。まずは刺身でホッキとツブ貝。ホッキの身が厚く、貝類の刺身では王者ではないかと思う。

続いて平目エンガワ(分厚い)、鯵叩きと食べる。その他、タコ、ホヤ酢、アワビ肝(写真。ボケたけど)等を少しづつ。アワビ肝は意外とあっさりした味で、わさびを少しつけるのも良く合うようだ。

この間、飲み物はビール、〆張鶴、北の勝と行き、そろそろ握りへ転じよう。まずはしめ鯖、蝦蛄。それから今日は品が良さそうな平目、さらに大好物の穴子だ。最後にわさび多目でかんぴょう巻きを食べ、のりの味噌汁で終了。

2軒目は琴似のバー「D」へ。

1杯目は最近行ったバーで3連続のバンブーから。すっきりとうまい。2杯目はエドラダワー・1996・ガイヤバローロフィニッシュ。バローロ樽での仕上げに心引かれたのだが、しっかりした味の後から、かすかに果汁の風味が感じられる。

3杯目はウォッカ+シェリー+青リンゴリキュール+レモンのカクテル。シェリーの香りを生かしつつ、青リンゴの甘みが後からする。4杯目はこれも興味深いアベラワー・1996・カスクストレングス(SMWS)。ちょっと硫黄のような香りとパンチのあるコクが来る。タイトルは「The best of heaven or hell」と自信の表れだろうか。

ちょいと飲みすぎだが、最後にジン+ウンダーベルク+イエーガーマイスターに何か黒いリキュールを入れたもの。おお、これは相当に苦いね。

以上でヘロヘロになって帰宅。来週から真面目に仕事をしよう。

20080816ギャラリーー巡り

2008年08月16日 16時04分13秒 | ART
8月12日に趣味の郷ギャラリー。
8月14日に札幌市写真ライブラリー、ファクトリーHotArt。
8月15日に道新ギャラリー。

そして16日に紀伊国屋→大丸→富士フィルムフォトサロン→大同→時計台→丸井→さいとう→スカイホール→市民ギャラリー→資料館の10箇所。

■大同ギャラリー。展覧会名を失念したが、小品版画300点を展示。題材はタンカレー、ラフロイグ、フラスコ(ウィスキー等を入れるポケット用の容器)、ディカンター、アイスピック、シェイカー、一合枡、キャンティと作者はきっと酒好きに違いあるまい(もっと他のも沢山ある)。

また、牛乳の栓抜きなどのなつかし小物も良い。少し幸せになれる展覧会だ。

■時計台ギャラリー「北浦晃個展「北海道の四季」」。若干、実物の風景を省略化しているのではないだろうか。それゆえスッキリした感じに仕上がっている。但し私にとっては実に見慣れた風景であるのだが。

「飯田信幸個展」。大きなアンモナイト、宙に浮かんだアンモナイトと版画の福岡氏ばりにアンモナイトへの愛がある。と思ったら、三笠高校の教員だった経歴があるようだ。

■さいとうギャラリー「佐藤圭子展」。幾何学的な図形をひたすら画面に配置しているが、形と色彩に微妙な変化があり、無機質な感じではない。面白いものだと思う。

「宮崎重登展」十一面千手観音、不動明王はなかなかの大作。

■スカイホール「日本画の「現在」展」。非常に力量のある作家の作品が並んだと思う。

朝地信介:最近描かれる「樹木」のようでもあり「織り」の様でもある作品。決して描かれているものが何なのかわかる必要はないのだが、私には気になる。
伊藤洋子:非常にすごし易い日に散歩にでたような、気持ちの良い風景。
内崎さき子:冬の川だけでなく「八ツ目鰻漁の頃」というのが、北海道らしい。

小林文夫:「叢」という作品はパターン化された中にも、一番近くにある可愛らしい花から、中景、遠景と深みがでている。
駒澤千波:両サイドの作品が加わって、”地球感”とでも言うスケールの大きさが出たと思う。水牛の背中に花のようなものが見え、ウサギの背中にはトンボの羽が描かれている。現在のSF小説にも似た、バイオ要素の取り入れであると思う。

笹山峻弘:ポタラ宮殿と曼荼羅図を描いた独特の作品。
西谷正士:画面からはみ出すような圧倒的な崖を描ききった。
羽生輝:いつもながらの鋭角な厳しい風景。本当に存在する景色なの?

羽子田龍也:「曇天の日陰の中で」はタイトル通りあえて夕闇に近い明るさで水辺を描いた作品。水面に写るの木々の模様などは、ホラーの気配を感じさせる。
平向功一:画面にワニ、カメ、カメレオンと爬虫類のまなざしが冷ややかで批判的な視線に見える。

■市民ギャラリー「七月展」。これも見る価値あり。

今泉東子「それから、ふと思い出した。」:人類滅亡後にも見えるピンク色の海。
笠見康大「untitled」:大気の渦状のテーマから変化あり。
干場清順「兆し」:時計台ギャラリーで見た作品よりは少し画面を整理し、チャカチャカした感じ(悪いわけではない)をおさえてスケール感が出た。少々、宮崎駿調でもあるか。

石村翼「電波狂」:タイトルと作品が結びつかないが、大地と空だろうか。不思議な緊張感につつまれている。
米澤卓也「静物」:昭和のやや色あせた絵画のような感じを出している。これはこれで面白いが、次作はどうするのだろう。同じ傾向では辛いか。

井上愛美「もし○○だとしても」:手のない不思議な生き物が、頭にスリッパをかぶっている図。妙なイメージだ。
長坂志穂「The Earth Radiate the Ray of Art」。小品を4点配置し、水面に足をつけようとしてるニンフ(?)の足と横たわる女性から植物が生え伸びている図。

最後の2名は1年生で、今後が楽しみ。映像作品は時間がなく、パソコン上の作品はあまり興味が持てず、見ていない。

冒頭の写真はビールもでるらしい古本屋さんのチラシ。残念ながらお盆休みであった。CAI02もお盆休みだった。

夏の終わり

2008年08月16日 11時32分40秒 | 食べ歩き
今日の札幌は気温も少々下がり(23度台)、夏の終わりといっても良いかもしれない。北海道はお盆を過ぎると夜は涼しくなってくる、と書くと暑い地域の人にはとても羨ましいのかも知れない。

さて、そんな日の昼食はカレースパゲッティで、食べすすむにつれてずいぶん汗が出てきた。ところで、私は食べ物の話を沢山書いている割には、同じものを良く食べているし、新しい店も開拓しない。面倒だからである。ふふふ。