散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080830ギャラリー巡り

2008年08月30日 16時14分22秒 | ART
本日は西区民センター→コンチネンタル→札幌市写真ライブラリー→紀伊国屋→大丸→富士フィルムフォトサロン→大同→時計台→道新→NHK→アートスペース→趣味の郷→さいとうの13箇所。

■コンチネンタルギャラリー「奥山三彩彫刻展」。木を材料にあまり見たことのない新鮮な形状の彫刻作品が展示されていた。「Fantasies of fish」は白鳥のような、植物のつるが延びるような、三つの頭部がキングギドラのような(そうでもないか)作品。「顔のある日」は荒っぽいがライブ彫刻で作られた作品。作るところを見てみたい。

■時計台ギャラリー「永野曜一個展」。特に明確な主題は分からないのだが、何らかの”瞬間”を表現した作品と見た。「奥山哲三個展」も見たら忘れられない作品だ。漂うような人物や”地球男”とでも呼んだらいいような丸い人物と建物を描いたもの。

■NHKギャラリー「谷間の百合夕張展」。夕張の自然や街並みを描いた、繊細な水彩画。

■趣味の郷ギャラリー「ヨーロッパ版画展」。ヤルミラ・チェルマコヴァというチェコスロバキアの作家の小品が可愛い。

懸案だった会社用とプライベート用のカバンを購入。「高っけえカバンしか売ってないなあ」と思ったら、幸い安売り市が開催されていたので、程ほどの値段で買うことが出来た。

※2008.8.31追記。
最後に「フジタ展」行ったのを忘れていた。最後に来て結構な混雑であったが、総動員数は「三国志展」「男鹿和雄展」に及ばなかったのか。まあ、日本で大活躍って人じゃないから、あまり知名度が高くなかったということなんだろうかな。

20080830いろいろ

2008年08月30日 14時19分57秒 | Weblog
西11丁目で地下鉄を待っていると、異様なオーラをだす電車が到着。土曜日の昼なのになぜか満員なのだ。「確かドームでHTBのイベントあったっけ? あんなので込むのかな」と思ったが、電車に張ってある紙で気がついた。「さよなら6000系」、そう、先日子供達がペイントしたやつが廃止になってしまうのだ。

満員の中に乗り込んだが、周囲はビデオで走行中の様子をえんえんと撮影する人多数。電車に興味のない人には、とても耐えられない雰囲気だ。南北線で試験運転が始まった女性専用車両というのがあるが、マニア専用車両を作ってほしいものだ。何しろ、微妙に友達にならなくてもいいなあという感じの人が多いのだ。

また、各駅にアマチュアカメラマンが数名滞在。ま、外から車両を取るのだから、私としてはこちらの方が理解し易い趣味である。

***
本日の昼食は大通近辺の「M」で天丼。穴子・イカ・さつまいも・しし唐とかなり立派な品揃え。しかし天丼のツユというより、照り焼きタレのような味付けだったのが惜しい・・・



しかし、まわりを固めるおかず(じゃこおろし、サラダ、冷やし茄子、味噌汁、漬け物)のおかげで、それ程くどい感じはせずに食べられた。



***
古本とビールの店「A」へ。やや蒸した天気なので、ビールを飲もう。苦めのオゼノユキドケIPAというのにしてみた。さすがにホップ5倍(当社比)ということで、エーデルピルスが物足りなくなってきた私にとっても苦いビールだ(美味いよ)。

すると店主の方が「もしかして『散歩日記』を書いている方ですか?」。

いやー、あまりビックリしたので、隠すまもなく認めてしまった。以前からブログを時々見ていただいたということなので、バレるのもしようがないが、変な汗が出てきた。まいったなあ。でも検索したら、お店のブログを見つけたのでおあいこかな。

20080830最近読んだ本

2008年08月30日 09時20分50秒 | 読書
■「スペースオペラの読み方」野田昌宏
つい先日お亡くなりになってしまった、スペースオペラの巨人。野田先生、私もあなたからSFを教わった一人でした。

■「イマジン」清水義範
タイムスリップして自分の父親にあい、コンピュータ業界の黎明期に立会い、ジョンレノンを救いに行く。ありがちだが、清水得意の青春小説テイストもたっぷり。

■「星降る楽園でおやすみ」青井夏海
保育所に男二人が侵入し、子どもを人質に500万円を保護者に請求。しかし親の思惑にもさまざまあり・・・。

■「鬼平犯科帳22」池波正太郎
再読。

■「姫百合たちの放課後」森奈津子
いわゆる”百合”小説で、SFテイストは少なめ。

以下、図書館の3冊。
■「修理」足立紀尚
仏像からパイプオルガンまで、修理の話。各数ページなので、あくまでも紹介レベル。

■「馬鹿で間抜けな発明品たち」テッド・ヴァンクリーヴ
タイトルのままの話。一応、アメリカの特許取得済みのものばかり。

■「迷路のなかのテクノロジー」H・コリンズ、T・ピンチ
単純に科学技術は二元論では割り切れないとする事例説明。チャレンジャー爆発の原因などについて触れている。