散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080803最近読んだ本

2008年08月03日 08時17分10秒 | 読書
■「鬼平犯科帳21」池波正太郎
再読。

■「緑陰の雨灼けた月」高里椎名
「私とあの人はどういう関係なの」というのを登場人物の組み合わせごとに書く話なので、どうにもベタベタした感じになり鬱陶しい。

■「北のコンチェルト」柴橋伴夫
小川原脩の話をきちんと読むことが出来てよかった。一般的に「北の風土」が画に表れるという論調になりがちだが、それを言い出すとなあ、全部地域性の問題になってしまうよなあ。

以下、図書館の6冊。
■「カラスとかしこく付き合う法」杉田昭栄
カラス絶滅というのは夢物語で、やはりゴミだしをきちんとすべきだという話。

■「田んぼの生物」飯田市美術博物館
伊那谷の生き物紹介のため、所々に味についての言及がある。また地方特有の呼び方も書いてあるのだが、とても書けないような名前(隠語、差別語)だったりして、それはそれで興味深い。

■「うつがよくなる生活読本」岩崎靖雄
いろいろ勉強になる。いざという時があったら、また読もう。

■「バカとは何か」和田秀樹
一時ブームになった「バカ」本の一つか。内容は意外とまともであった。

■「裁判官の爆笑お言葉集」長嶺超輝
どちらかというと「爆笑」というよりは人情味あふれる発言を集めたもの。

■「客はアートでやって来る」山下柚実
老舗の温泉旅館がアート作品を購入して独自の経営を行っているのを紹介したもの。決してアートで客がきているのでもないようだが、落ち着いた旅館でいい状態でアート作品を見ることができれば、それは嬉しいものだ。変な飾り方をしているくらいなら、止めてほしいものだが。