三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

映画「本能寺ホテル」

2017年03月05日 | 映画・舞台・コンサート

映画「本能寺ホテル」を観た。
http://www.honnoji-hotel.com/

 綾瀬はるかは去年公開の「高台家の人々」でもそのコメディエンヌぶりを遺憾なく発揮していたが、この人が出ると映画全体から力が抜けて気楽に見られる作品に早変わりする。それは悪い意味ではなく、時代劇だろうがラブストーリーだろうが、それらを全部等身大の自分の日常に引き戻すパワーがあるということだ。それは演技力というよりも綾瀬はるかというキャラクターによると思う。是非今後は三谷幸喜の映画や舞台にも出てほしい。

 ストーリーは大方の予想通り、綾瀬はるかがタイムスリップして本能寺の変の当時の本能寺に行ってしまうスラップスティック(ドタバタ)喜劇だが、現在と過去には綾瀬はるか以外に何の接点もなく、何の類似もないというところが却って潔い。現在と過去がシンクロしあってストーリーが進むのかなと思っていた。まあ、忙しいフジテレビの制作で、そこまで手の込んだ脚本は書けなかったのかもしれない───という疑問には蓋をしておくことにする。

 堤真一はこのところテレビドラマのスーパーサラリーマン役で演じている脱力系のイメージがあったが、硬派の演技もできるちゃんとした俳優なんだと改めて見直してしまった。
 ヒマな時にストレス解消で観るのに最適の映画である。


レース結果~弥生賞

2017年03月05日 | 競馬

弥生賞の結果
1着カデナ     無印
2着マイスタイル  無印
3着ダンビュライト 無印

私の印
◎サトノマックス  5着
〇ダイワキャグニー 9着
▲グローブシアター 8着
△ベストアプローチ 4着 

馬券は1~3着馬がすべて無印でハズレ
レースは1000m通過が63秒2のスローペース。それでいて上がりが35秒0もかかり、勝ちタイムが2分3秒2という、弥生賞史上まれに見る低レベルの結果であった。時計の出にくい馬場だったのかもしれないが、それにしても遅い。勝ったカデナの上がりタイムも34秒6でメンバー中最速というのだから、評価はかなり微妙だ。皐月賞馬はスプリングステークス組か、共同通信杯からの直行馬のいずれかになりそうだ。
本命に推したサトノマックスカデナの後ろから大外を回って5着。フットワークもよく、将来性はこの馬が一番だろう。 


弥生賞~サトノマックス

2017年03月05日 | 競馬

◎サトノマックス
〇ダイワキャグニー
▲グローブシアター
△ベストアプローチ

弥生賞はおそらくスローペースになるだろうから、後方から行く馬は脚を余しそうだ。
サトノマックスの未知の魅力に賭けることにした。新馬戦の一戦だけだが、1頭だけモノが違う競馬をしていた。 スローペースでもある程度前に行ける脚はありそう。
強敵は2連勝中のダイワキャグニー。血統のせいか、あまり人気のない馬だが、府中での2戦はいずれも先行しての勝利。ここも前に行って先に抜け出す競馬をする分、アドバンテージがある。
前走重賞になったホープフルステークスで大外を回ってしまって3着に負けたグローブシアターと、セントポーリア賞が前残りの展開になって脚を余してしまったベストアプローチが連下。

馬券は3連単フォーメーション◎〇-◎〇▲△-◎〇▲△(5、9-1、3、5、9-1、3、5、9)12点勝負


レース結果~チューリップ賞

2017年03月05日 | 競馬

チューリップ賞の結果
1着ソウルスターリング ◎
2着ミスパンテール   無印
3着リスグラシュー   無印

私の印
◎ソウルスターリング    1着
〇ミリッサ       4着
▲アロンザモナ     7着
△エントリーチケット  10着 

頭から買った◎ソウルスターリングは2馬身差で完勝したものの、2着馬と3着馬が無印で3連単はハズレ

レースは前半の800m通過が46秒4のやや速めのペース。このペースを楽に5番手で追走したのが勝ったソウルスターリング。直線入り口で先団に並びかけると、直ぐに抜け出して後続を突き放した。万全の横綱相撲であり、桜花賞はよほどのアクシデントがない限り、この馬が勝つだろう。
3着のリスグラシューは前走の1馬身1/4差から今回は2馬身半の差に広がってしまった。本番での逆転は難しいだろう。逆に狙い目となったのが2着のミスパンテール。久々の重賞で2馬身差の2着なら、本番での上昇を見込むと、再度この馬が2着になる可能性がある。4着のミリッサは馬格がなく、これが精一杯かもしれない。

ソウルスターリングの強さばかりが目立った一戦だった。