持ち腐れ:ワイン10年以上ただ保管 大阪市の文化施設 2006年7月26日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060726k0000e040089000c.html
大阪市南港地区にある市の文化施設「ふれあい港館」(住之江区)が、総額565万円相当のビンテージ(銘醸)ワイン157本を開封予定もないまま保管していることが26日、分かった。「本物を飾ることで迫力が出る」と集めた高額ワインの数々だが、開館から10年以上、定温庫に寝かされ、一般来館者の目にも触れない「幻の展示品」。高級ワインの一部には数十年の熟成に耐えるものもあるが、専門家は「飲みごろも考えずにただ保管しているのは、ばかげた行為」と冷ややかだ。
同館は95年、大阪港と、サンフランシスコやメルボルンなど海外の姉妹港との交流を目的に建設された地上1階、地下2階の施設。売り物はワイン関連の展示で、庭にブドウの木を植え、展示スペース「ワインミュージアム」や即売所「ワインマート」を備えた。
ビンテージワインは、開館準備の段階で市が大手商社に収集を依頼し、ロマネ・コンティなど超高級ワインの数々を地下2階のワインマートの一角の定温庫に保管していた。1本40万円のワインもあるという。だが、客がのぞき込んでも、ビンテージワインは棚の奥まった位置にあったため、見ることもできない状態で、特別のイベントなどで数人の観覧者が定温庫に入ったことがあるだけだった。(以降省略)
ホント勿体無い話ですね。私には高級ワインの価値はわかりませんが、ワイン収集家と呼ばれる方だって、ここぞという私的パーティなどで、開封して皆で楽しむからこそのビンテージものではないかと思います。
それに常温庫で保管という面も気になりますね。ワインは保管温度についても、いろいろと決まりごとがあったように思いますし、中には保管という名目で実際は放置されているだけのものもあるかもしれません。
いっそ、ワインの専門家に管理を任せるなり、どうせ一般の目に触れさせる気がないなら、欲しい方に買い取ってもらう方が、ワインにとっても幸せなのではないでしょうか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060726k0000e040089000c.html
大阪市南港地区にある市の文化施設「ふれあい港館」(住之江区)が、総額565万円相当のビンテージ(銘醸)ワイン157本を開封予定もないまま保管していることが26日、分かった。「本物を飾ることで迫力が出る」と集めた高額ワインの数々だが、開館から10年以上、定温庫に寝かされ、一般来館者の目にも触れない「幻の展示品」。高級ワインの一部には数十年の熟成に耐えるものもあるが、専門家は「飲みごろも考えずにただ保管しているのは、ばかげた行為」と冷ややかだ。
同館は95年、大阪港と、サンフランシスコやメルボルンなど海外の姉妹港との交流を目的に建設された地上1階、地下2階の施設。売り物はワイン関連の展示で、庭にブドウの木を植え、展示スペース「ワインミュージアム」や即売所「ワインマート」を備えた。
ビンテージワインは、開館準備の段階で市が大手商社に収集を依頼し、ロマネ・コンティなど超高級ワインの数々を地下2階のワインマートの一角の定温庫に保管していた。1本40万円のワインもあるという。だが、客がのぞき込んでも、ビンテージワインは棚の奥まった位置にあったため、見ることもできない状態で、特別のイベントなどで数人の観覧者が定温庫に入ったことがあるだけだった。(以降省略)
ホント勿体無い話ですね。私には高級ワインの価値はわかりませんが、ワイン収集家と呼ばれる方だって、ここぞという私的パーティなどで、開封して皆で楽しむからこそのビンテージものではないかと思います。
それに常温庫で保管という面も気になりますね。ワインは保管温度についても、いろいろと決まりごとがあったように思いますし、中には保管という名目で実際は放置されているだけのものもあるかもしれません。
いっそ、ワインの専門家に管理を任せるなり、どうせ一般の目に触れさせる気がないなら、欲しい方に買い取ってもらう方が、ワインにとっても幸せなのではないでしょうか。