ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

長時間残業:大企業の3社に1社、月100時間以上

2007-02-05 20:30:10 | Weblog
長時間残業:大企業の3社に1社、月100時間以上 2007年2月5日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070205k0000m040108000c.html
 大企業の3社に1社は月100時間以上の残業をする人がいる--。中央労働委員会が実施した06年賃金事情等総合調査の速報で、こんな実態が明らかになった。残業という概念をなくす日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度が議論となっているが、長時間残業の常態化が浮かび上がった。
 調査は、中労委が行う労使関係調整の参考資料とするために実施。賃金については毎年、労働時間などについては1年おきに調査しているが、具体的に「100時間以上」の実態を聞いたのは初めて。
 対象は資本金5億円以上、従業員1000人以上の企業373社で、247社から回答を得た。それによると、06年6月の時点で、残業時間が月100時間を超える労働者が「いる」と答えた企業は33.2%に上った。 残業を含まない労働時間は年間1881時間54分で、前回調査とほぼ同じだった。
 定期昇給とベアなど賃金改定額は6275円で前年比280円増。毎月の平均賃金は37万7300円で同1500円減となった。一方、残業代は6万9500円で同6300円増となっており、残業時間が延びていることをうかがわせた。
 残業時間については、月80時間を超えると過労死の危険性が指摘される。過労死での労災は発症する直前の月の残業が100時間などが認定の基準となっている。また、過労によるうつ病発症の認定基準は月80時間を超える残業が続いていたことなどが大きな判断材料とされている。


 平成18年4月に改正された労働安全衛生法では、事業主は『月100時間を超える時間外労働(法定労働時間は週40時間として計算)を行う労働者が、疲労の蓄積が認められるときは、労働者の申出を受けて、毎月1回以上医師による面接指導を行わなければならない』という規定があるのですが、この規定が適用される労働者のいるような事業場でホワイトカラーイグゼンプションを導入するなんて(たとえボーダーラインが年収1000万円以上になるとしても)問題外ですし、もしホワイトカラーイグゼンプションの議論を再開させるのならば、この時間外労働を削減して、正社員の負担を減らし、その分負担の増える非正規労働者の労働条件を改善するなど、仕事の配分の見直しは最低限の条件になってくるのではないでしょうか。

 長期不況の時代には、一部の正社員が責任のほとんどを背負い、その周囲を多数の権限も賃金も低い非正規労働者で補うことも、企業そのものが生き残る上で必要でしたし、その結果正社員にどうしても負荷がかかるのも致し方ない面はあったかもしれませんが、そろそろ軌道修正をかけないと、基幹労働者とあてにしていた従業員にも逃げられられないのでは…と思います

二重あご解消でも疑惑 顔ヤセに器具使用 「あるある」

2007-02-05 20:25:49 | Weblog
二重あご解消でも疑惑 顔ヤセに器具使用 「あるある」2007年02月04日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0204/OSK200702030051.html
 関西テレビ制作「発掘!あるある大事典2」(すでに放送打ち切り)の、顔の筋肉を引き締める方法を取り上げた04年放映の回で、紹介した運動以外に器具を使ってやせる効果を高めようとしたり、筋力の衰え度合いを測る実験にうそがあったりした疑いが3日、浮上した。収録現場に居合わせた関係者が明かした。
 疑いが指摘されているのは、顔のたるみを取り除いて「二重あご」を解消する方法をテーマにした04年10月31日放送の「10日間で変わる!顔ヤセの科学」。ナレーションで「現代人の顔は崩壊の危機にある、と言える」などと前置きし、ペットボトルを使って顔や首筋をマッサージしたり、舌をいっぱいに伸ばして回したりする運動法を紹介した。
 その運動を「二重あご」の5人の女性が10日間実践し、全員あごが引き締まったとした。ところが実際は運動だけではなく、番組には登場しない顔の筋肉を鍛える器具を、制作会社が被験者に渡していたケースがあった。10日間とした実践期間も5日間ほどだったという。
 たるみの原因となる表情筋の衰え度合いを測るため、水を入れたペットボトルの飲み口を唇の力だけでくわえる実験も紹介。落とさずに10秒超えられれば合格とし「二重あご」の5人は「全滅」、たるみのない「すっきり顔」の1人だけが「軽くクリアー」と放送された。簡単なチェック方法で視聴者の関心を引く演出とみられるが、成功とされた映像では、実はペットボトルの口を歯で支えていたという。誰も成功しないので制作会社から指示があったという。
 実験に協力した女性の多くはタレントやエキストラを派遣する芸能事務所に呼びかけて募集し、オーディションで選ばれていた。出演料も支払われている。
 この回の制作は、英国の研究者の言葉を捏造(ねつぞう)した疑いがある「世界が大注目!納豆で若返る方法」(06年7月30日放送)と同じ制作会社が請け負っていた。
 関西テレビ広報部は「個別のケースについては現段階ではコメントできない。ただ視聴者の信頼を回復するには厳しく調査していくしかなく、きちんとした結果をまとめて報告したい」としている。


 どうも『あるある』で露見する不祥事はダイエット絡みの番組ばかりですね…。しかも今回露見した『顔痩せ』の製作会社はあの日本テレワークのようです。
 日本テレワークと言えば「教えて!ウルトラ実験隊」で、花粉症対策の実験結果をねつ造していたことが発覚して、その時はテレビ東京はテレワークへの業務委託を1年間取りやめていますが、ここまで何個も同じようなでっちあげを行っているようだと、当のテレビ東京だけでなく、他のCM会社なども仕事の発注を控えるでしょうし、会社の存続そのものもかなり厳しくなってきたのではないでしょうか。幹部は自業自得としても、その下で働いていた人にはたまったものではありませんね。

新卒採用増やした企業、最高の55%・経団連

2007-02-05 20:23:00 | Weblog
新卒採用増やした企業、最高の55%・経団連 2007年2月2日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070202AT3S0200V02022007.html
 日本経団連は2日、2006年度の大卒などの新卒者採用(07年春入社)に関する調査を発表した。94.4%の企業が採用を実施。このうち採用人数を増やした企業の割合は55.4%と前年度を1.5ポイント上回った。4年連続の上昇で、1997年度の調査開始以来最高。事業拡大や団塊世代の退職に伴う企業の採用意欲の高まりを映した。
 就職採用市場への評価では「昨年度に比べて売り手市場だった」が88.6%と、前年度(74.8%)から大きく上昇した。08年春入社についても採用を予定する企業が90.5%。このうち採用人数を増やす予定の企業は24.5%、今年度と同水準が71.4%だった。
 調査は06年10月、経団連の会員企業1338社を対象に実施し、602社から有効回答を得た。従業員1000人以上の大企業が約7割を占める。


 アンケートを見ると、予定通りの数を採用できた企業は53.5%と半数強。職種別採用を導入している会社は39.7% 業種別に見ると、研究・開発職で52.0%、営業・販売職で50.7といった分野での導入事例が多いようです。応募者面接の面接・面談は29.5%が実施。エントリー方式はインターネット経由が71.5%と郵送方式と完全に逆転しているようですね。
 ただ、紹介予定派遣については、まだ消極的な企業が多く96.4%の会社が利用していません。
 厚労省の調査では紹介予定派遣制度経由の採用が2005年度は1万9780人と前年度を85.6%も上回ったようです(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070203AT3S2602D03022007.html)が、こういった働き方が普及しなければ、採用する側はいつまでたっても欲しい人材を確保することは難しいのではないかと思います。

2006年度・新卒者採用に関するアンケート調査結果の概要 はこちら
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/008.html

生徒に「オカマ」とあだ名、体罰も 神奈川県立高校教諭 

2007-02-05 20:20:42 | Weblog
生徒に「オカマ」とあだ名、体罰も 神奈川県立高校教諭 2007年2月3日 産経
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070202/gkk070202003.htm
 神奈川県教育委員会は2日、顧問を務めていた運動部の男子生徒らに「オカマ」「おっぱい」などとあだ名を付けてからかったほか、生徒約20人に体罰を繰り返したとして、同県中郡の県立高校の男性教諭(47)を3カ月の停職処分にした。
 県教委によると、教諭は昨年11月までの約1年間、運動部の指導で「男でも女でもないオカマ」「甘ったれのおっぱい」などと一部部員を呼び、他の部員約20人にも体を引き倒したり、髪を引っ張ったりするなどの体罰を加えた。
 また、県教委は2日、運動部の指導中に男子生徒の頭を体育館の床に繰り返しぶつけてけがを負わせたとして、同県海老名市立中学の男性教諭(56)を3カ月の停職処分にし、教諭は同日付で辞職した。生徒の顔を殴り平成12年にも戒告の懲戒処分を受けていたという。


 最近は教師の質が落ちたと言われますが、ここまで差別意識の強い教師に関わると生徒も災難ですね。教師は生徒の個性を大事にして、良いところを伸ばしてあげることが本職のはず。教師が教える生徒を選ぶことができないことは事実ですが、教えられる生徒も教師を選ぶことができないという現実をもっと真摯に受け止めて欲しいと思います。

「労組脱退せぬ」の密約無効 最高裁で東芝従業員勝訴

2007-02-05 20:18:13 | Weblog
「労組脱退せぬ」の密約無効 最高裁で東芝従業員勝訴 2007年02月02日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200702020216.html
 東芝の従業員が、同社労組からの脱退を認めないのは不当だとして、同社と同社労組を相手に組合費の返還などを求めた訴訟の上告審判決が2日あった。最高裁第二小法廷(津野修裁判長)は、脱退を認めなかった二審判決を破棄し、東芝労組に天引きした組合費約25万円の支払いなどを命じた。第二小法廷は「『労組から脱退しない』という密約は脱退の自由という重要な権利を奪い、公序良俗に反し無効」との初判断を示した。
 判決によると、従業員は賃金が不公平だと訴えたが東芝労組がきちんと対応しなかったとして、同社労組に脱退届を出し、95年に全国一般労働組合神奈川地方連合(神奈川地連)に加入。しかし、同社労組が脱退を保留したため、東芝、従業員、神奈川地連が「従業員が神奈川地連に在籍することは内密にする一方、従業員は東芝労組に所属し続ける」と合意して和解した。
 その後、従業員は、配置転換をめぐる東芝労組の対応に不満を持ち、00年に再び脱退届を出していた。


 ユニオンショップ制は1人でも加入できる管理職組合といった概念がなかった(企業別組合しかなかった)頃に、会社と従業員が対等な立場で賃金などの労働条件を交渉できるように、会社にある唯一の労働組合として、入社してから一定期間内に加入しないと使用者に従業員を解雇させることを申し入れることができるといった(現代では逆に従業員を縛りかねない)制度ですが、事実上は組合加入しなくても使用者が解雇しないことを黙認する『尻抜けユニオン』なども横行。最近では裁判にまで訴えるような事例はかなり珍しいのではないでしょうか。
 従業員から見れば、東芝労組と神奈川地連の両方に加入を強いられた上に、労働条件面で何一つ役に立たない東芝労組を脱退したいと思う気持ちも理解できますし、労働判例も今の世の中の現実に即した判例が出たのではないかと、個人的には捉えています。

柳沢厚労相:「辞めずにすんだ」は大間違い 鳩山幹事長 

2007-02-05 20:12:11 | Weblog
柳沢厚労相:「辞めずにすんだ」は大間違い 鳩山幹事長 2007年2月5日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070205k0000e010064000c.html
 愛知県知事選、北九州市長選が与野党の1勝1敗に終わったのを受け、塩崎恭久官房長官は5日午前の記者会見で、柳沢伯夫厚生労働相の進退に関し「(女性は産む機械という)発言自体は極めて不適切で謝罪しているが、国民の立場に立って厚生労働行政をしっかりやって信頼を回復するよう、変わらず頑張ってほしい」と述べ、続投させる考えを示した。
 柳沢厚労相は5日午前、東京都内で記者団に対し「(愛知で)大激戦を制した神田(真秋)知事の力を本当にうれしく思った」と安堵(あんど)の表情を見せた。さらに「前から申し上げている通り、私は与えられた任務を全力を挙げて頑張りたい」と辞任しない考えを改めて強調した。
 政府・与党は厚労相を続投させる方針で一致しており、自民党国対幹部は5日朝、毎日新聞の取材に「このまま突っ走るしかない。ここで厚労相を辞めさせると内閣改造論に火がつき、党内が混乱する」と擁護論を展開した。
 これに対し、野党は引き続き辞任を求めていく構えで、今後の展開次第で辞任論が再燃する可能性はある。
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は5日朝、「最初は大きく水をあけられていた(愛知の)選挙がここまで肉薄する戦いになった。厚労相発言に起因することは間違いない。政府・与党は『これで辞任せずにすんだ』と思っていると思うが、それは大間違いじゃないか」と記者団に語った。


 この柳沢発言問題で野党で一番最初に異議を申し立てたのが、民主党の鳩山幹事長でしたが、早速突っ込みを入れてきましたね。
 まあ、与党のお偉いさんの間では、今更閣僚変更などできないとして続投させることで一致したようですが、大接戦にしてしまった原因を作った当人が「(愛知で)大激戦を制した神田(真秋)知事の力を本当にうれしく思った」では、今度はこの発言に『お前が言うな!』と内心苛立っている政治家やその政治家の周囲にいる人もいるのではないでしょうか。

政府与党:厚労相続投で野党押し切る構え 選挙結果受け 

2007-02-05 20:09:46 | Weblog
政府・与党:厚労相続投で野党押し切る構え 選挙結果受け 2007年2月5日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070205k0000m010119000c.html
 4日投開票の愛知県知事選、北九州市長選で与党推薦候補が1勝1敗となった選挙結果を受け、政府・与党は「クビはつながった」(自民党幹部)として柳沢伯夫厚生労働相を続投させ、野党を押し切る構えだ。ただ、圧勝を期した愛知で与党推薦候補が接戦に持ちこまれるなど「女性は産む機械」との発言が投票結果に影響したとみられるだけに、野党側は対決姿勢を崩していない。展開次第では、辞任論が再燃する可能性もある。
 厚労相発言を巡っては、罷免を求める民主党など野党が06年度補正予算案の審議拒否に踏み切ったのに対し、与党は単独審議で対抗。野党欠席のまま衆院を通過する異例の展開となった。野党は今回の選挙に世論の批判を反映させるよう、有権者に訴えていた。だが、与党には愛知県知事選を制し「2敗」を免れたことで早期辞任は回避できるとの見方が強まっている。
 補正予算案は5日から参院で審議入りするが、与党は与党単独でも参院予算委員会で同日中に採決し、6日の参院本会議で成立させたい考え。7日から07年度予算案の審議入りを目指している。
 一方、民主、社民、国民新3党は「発言への批判が選挙結果に影響した」(鳩山由紀夫・民主党幹事長)として5日からの参院での補正予算案審議でも審議拒否を維持、共産党も同調するとみられる。ただ、07年度予算案審議では国会を正常化させ、徹底審議を行う方針に転じる構えだ。
 厚労相発言への世論の反発や閣僚の事務所費など「政治とカネ」をめぐる問題で与党が引き続き厳しい国会運営を迫られることは確実で、自民党内には、春ごろと見込む予算案成立後の内閣改造を求める声もある。



 愛知県の知事選がかなり接戦になったというので、気になって票数を調べてみたところ、自民・公明推薦の神田氏が142万4761票、民主・社民・国民新党推薦の石田氏が135万5713票(http://www.asahi.com/politics/update/0204/012.html)と本当にかなりの接戦だったことがわかりますし、景気が良く保守層の強い愛知県でこれだけ自民党に逆風が吹いた理由の1つには、やはり柳沢氏の問題発言による影響が少なくなかったように思えます。
 一方北九州市の市長選は民主・社民・国民新党推薦の北橋氏が21万7262票を獲得して、自民・公明推薦の柴田氏の17万7675票を上回り初当選。
(http://www.asahi.com/politics/update/0204/009.html)

 与党は1勝1敗で『クビはつながった』として柳沢氏の続投で押し切ろうとしている(政府・与党、柳沢厚労相の続投を確認 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070205AT3S0500C05022007.html)ようですが、九州では福岡市長選、宮崎県知事選に続き自民系候補が3連敗(自民、九州で3連敗 北九州市長選、北橋氏が当選 http://www.asahi.com/politics/update/0205/003.html)していますし、本来は楽勝ムードの高かった愛知県でここまで追い込まれたことにより、「世論の反発は予想以上に強い。女性を敵に回しては参院選を戦えない」との反応も与党内に広がりつつある(柳沢氏辞任ひとまず回避 愛知・北九州、与党1勝1敗
 http://www.asahi.com/politics/update/0205/001.html)ようです。

 まあ、夏の参議院選で自らの議席が脅かされかねない参議院の議員が柳沢氏続投に厳しい意見を言うのは当然ですし、逆に政権幹部あるいはそれに近い人は、ミソギは済んだとしてこの問題を終わらせたいところでしょうが、自民党は愛知で勝ったとはいえ僅差の勝利。4月にも統一地方選挙がありますし、仮に柳沢氏が続投となっても、場合によっては夏の参議院選を前に、閣僚入れ替えの可能性も決して低くないのではないかと思います。

関連ニュース
政府・与党、柳沢厚労相の続投を確認
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070205AT3S0500C05022007.html
「産む機械」発言:愛知、北九州首長選揺るがす
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070205k0000m040098000c.html

小池首相補佐官、厚労相の「産む機械」発言に不快感

2007-02-05 20:01:46 | Weblog
小池首相補佐官、厚労相の「産む機械」発言に不快感 2007年02月05日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0204/005.html
 小池百合子首相補佐官(国家安全保障問題担当)は4日の民放のテレビ番組で、柳沢厚生労働相の「女性は子供を産む機械」発言について、「柳沢さんだけじゃなくて、イスラムの国よりも日本における男性の女性に対する見方は遅れてるんじゃないか」と語り、不快感を示した。
 小池氏は中東への留学経験があり、イスラム社会に詳しいことで知られる。小池氏は、厚労相辞任の必要性について「ないんじゃないですか」と否定したが、「男性にそのたぐいの人はいっぱいいます」とも述べ、日本女性の人権状況に疑問を投げかけた。


 「男性にそのたぐいの人はいっぱいいます」ですか…。確かに日本と韓国程、性別役割分担意識が強い社会はありませんし、たまたま女として産まれてきたというだけで、当たり前のように産む役割を押し付けられてはたまったものではありません。
 さすがに、当日愛知県知事選をやっている中、柳沢氏辞任については、安倍内閣の閣僚としてもNOと言うしかなかったとは思いますが、ある意味それ以上にきつい一言ではないでしょうか。