裸祭りポスター:JR東が「待った」…女性が不快感 2008年1月8日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080108k0000m040136000c.html
露出が不快感を与えると掲示を断られた黒石寺の蘇民祭ポスター画像 http://mainichi.jp/select/wadai/news/images/20080108k0000m040155000p_size5.jpg
岩手県奥州市の黒石(こくせき)寺で繰り広げられる伝統行事、蘇民祭(そみんさい)の観光ポスターを市が駅構内に掲示しようとしたところ、JR東日本から待ったがかかった。「男性の裸に不快感を覚える客が多い」というのが理由だ。数十年作製しているポスターの掲示拒否は初めてで、市は枚数を200枚減らして1400枚とし、駅で張れない分は市内や首都圏で張るという。
祭りは、市内水沢区黒石の寺で裸の男衆が蘇民袋の争奪戦を繰り広げる。疫病よけや五穀豊穣(ほうじょう)などを願い1000年以上続くとされる。今年は2月13日夜~14日未明を予定している。
ポスターは写真3枚を組み合わせ、ひげ面で胸毛の男性がアップに、奥に下帯姿の男性たちを配している。
昨年11月30日に市がJR東日本盛岡支社に許可を求めた。JR側は本社の判断を仰ぎ、12月3日に図柄を変えない限り掲示できないと通知した。市は下帯など一部修正をしたものの、版下がほぼ完成しJRが求める図柄の全面変更は困難だった。
JR東日本盛岡支社の佐藤英喜・販売促進課副課長は「セクハラが問題になる中、公共の場でのポスター掲示の基準は厳しくなっている」と説明する。そのうえで「単純に裸がダメというわけではないが、胸毛などに特に女性が不快に感じる図柄で、見たくないものを見せるのはセクハラ」と判断したという。
奥州市水沢総合支所の佐々木禅(ゆずる)商工観光課長は「市と業者とで図柄を決めた後(の掲示拒否)で、日程的にも変更はできなかった」としたうえで「観光客が減るかもしれないが、市内に集中的に張ったり、首都圏の観光施設に掲示をお願いしたりして祭りを盛り上げたい」と話している。
う~ん。最近は裸祭りのポスターまで、セクハラで訴えられる心配をしなければならない時代になったんですね。
とはいえ、私もこのポスターの写真を見ましたが、はっきり言って『暑苦しい!!!』という印象しか受けませんでしたし、もし私が普段利用する駅に、このようなポスターが貼ってあったら、やはりうとましく感じたと思います。
最近は画像加工の技術も発達していますし、例えば、胸毛男のドアップの写真と差し替えに、お寺の写真と祭りの歴史を記述するなり、いくらでも修正はできたのではないでしょうか。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080108k0000m040136000c.html
露出が不快感を与えると掲示を断られた黒石寺の蘇民祭ポスター画像 http://mainichi.jp/select/wadai/news/images/20080108k0000m040155000p_size5.jpg
岩手県奥州市の黒石(こくせき)寺で繰り広げられる伝統行事、蘇民祭(そみんさい)の観光ポスターを市が駅構内に掲示しようとしたところ、JR東日本から待ったがかかった。「男性の裸に不快感を覚える客が多い」というのが理由だ。数十年作製しているポスターの掲示拒否は初めてで、市は枚数を200枚減らして1400枚とし、駅で張れない分は市内や首都圏で張るという。
祭りは、市内水沢区黒石の寺で裸の男衆が蘇民袋の争奪戦を繰り広げる。疫病よけや五穀豊穣(ほうじょう)などを願い1000年以上続くとされる。今年は2月13日夜~14日未明を予定している。
ポスターは写真3枚を組み合わせ、ひげ面で胸毛の男性がアップに、奥に下帯姿の男性たちを配している。
昨年11月30日に市がJR東日本盛岡支社に許可を求めた。JR側は本社の判断を仰ぎ、12月3日に図柄を変えない限り掲示できないと通知した。市は下帯など一部修正をしたものの、版下がほぼ完成しJRが求める図柄の全面変更は困難だった。
JR東日本盛岡支社の佐藤英喜・販売促進課副課長は「セクハラが問題になる中、公共の場でのポスター掲示の基準は厳しくなっている」と説明する。そのうえで「単純に裸がダメというわけではないが、胸毛などに特に女性が不快に感じる図柄で、見たくないものを見せるのはセクハラ」と判断したという。
奥州市水沢総合支所の佐々木禅(ゆずる)商工観光課長は「市と業者とで図柄を決めた後(の掲示拒否)で、日程的にも変更はできなかった」としたうえで「観光客が減るかもしれないが、市内に集中的に張ったり、首都圏の観光施設に掲示をお願いしたりして祭りを盛り上げたい」と話している。
う~ん。最近は裸祭りのポスターまで、セクハラで訴えられる心配をしなければならない時代になったんですね。
とはいえ、私もこのポスターの写真を見ましたが、はっきり言って『暑苦しい!!!』という印象しか受けませんでしたし、もし私が普段利用する駅に、このようなポスターが貼ってあったら、やはりうとましく感じたと思います。
最近は画像加工の技術も発達していますし、例えば、胸毛男のドアップの写真と差し替えに、お寺の写真と祭りの歴史を記述するなり、いくらでも修正はできたのではないでしょうか。