ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

(9日の地方選挙)長野・富士見町長に元NEC専務の小林氏

2009-08-14 06:06:56 | Weblog
(9日の地方選挙)長野・富士見町長に元NEC専務の小林氏 2009年8月10日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908092354017-n1.htm
 9日に投開票された任期満了に伴う長野県富士見町長選で、元NEC専務の小林一彦氏(65)=無新=が、3回目の当選を目指した矢嶋民雄氏(74)=無現=を破り、初当選した。投票率は74・64%。
 小林氏は富士見町出身。NECではコンピューター事業を担当。民間感覚や人脈を生かし、出身地の観光や産業てこ入れのために出馬を決意したという。
 当選後、小林氏は「財政不振にあえぐ町のためにやっていきたい」と話した。

長野県富士見町長選挙結果
当 5086 小林一彦 65 男 無所属 新 会社員
  4089 矢島民雄 74 男 無所属 現 地方公務員、富士見町長2期
  154 山崎真也 43 男 無所属 新 地方公務員



 長野県富士見町は、県中部の山梨県境に隣接する人口1.5万人程の町ですが、町長選は、2期8年現職を務めた矢島民雄氏に対して、元NEC専務で現在同社顧問の小林一彦氏、名古屋市や同区役所、教育委員会などを経由して今回立候補のために退職したまだ43歳と若い山崎真也氏の2新人が挑戦する形となりましたが、選挙戦は
 企業誘致などで産業を発展させ人口の減少を食い止めるなどと訴えて5086票を獲得した小林一彦氏が、
 現職で4089票を獲得した矢島民雄氏、154票と完全に取り残される形となった山崎真也氏を破り初当選しました。

 まあ、他県から突然やってきて立候補した山崎氏は論外として、実質現職を含めた2人の争いとなったわけですが、
 矢島氏については、4年前の前回選挙の段階でも「町民の声を聞かない」と一部の町民が不満をもっていたようですし、加えて健康診断に個人負担を導入した不満などが今回一気に爆発する形となりましたが、新しく町長に就任する小林一彦氏はどのような町制運営を行ってくれるのでしょうか…。

 そういえば、8月9日に行われた町長選挙は、3か所とも現職が敗れ新人が当選する大波乱。まあ、板野町の場合は前回と同じメンツの争いとなりましたが、新しく町長に就任する3人がどのような実績を残してくれるかに注目が集まりそうです。

(9日の地方選挙)赤間氏が初当選 大郷町長選161票差、現職4選阻止

2009-08-14 06:04:59 | Weblog
(9日の地方選挙)赤間氏が初当選 大郷町長選161票差、現職4選阻止 20098月10日 
河北新報 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000005-khk-l04
朝日 http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000908090008
 任期満了に伴う大郷町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前町議会議長の赤間正幸氏(59)が、いずれも無所属で、4選を目指した現職田中学(63)、町第三セクター前社長の新人渡辺健一郎(61)の両氏を破り、初当選を果たした。
 午後8時すぎ、当選の報が入ると、赤間氏は事務所で約300人の支持者らにあいさつ。「草の根運動で町長の座に就かせてもらった。町民の声を聞き、安全安心で住みよい町づくりを進めたい」と抱負を述べた。
 赤間氏は、町長給料の20%削減、町内4小学校統合計画の白紙化などを公約の軸に据えた。「農商工のバランスを取れた町政を実現する」と訴え、幅広く支持を集めた。
 田中氏は、3期12年の行財政改革の実績を挙げ「少子高齢化対策の充実」を掲げたが伸び悩み、4選を阻まれた。渡辺氏は「安全安心な町づくりを進めよう」と呼び掛けたが、広がりに欠けた。
 告示日には衆院選宮城4区の民主党の立候補予定者が赤間氏、自民党の立候補予定者が田中氏の応援にそれぞれ駆け付け、注目を集めた。
 当日有権者は7636人。投票率は83.94%で、1997年の89.03%を5.09ポイント下回った。

◎地場産業の育成、試される行動力
 12年ぶりの選挙戦となった大郷町長選は、新人の赤間正幸氏が、現職田中学氏と新人渡辺健一郎氏を破り、初当選を果たした。
 赤間氏は、町議6期と前議長の知名度を生かし、町内全域に浸透。7月上旬の立候補表明から、各集落での集会は40回を超えた。
 選挙戦では、12年間の田中町政を「失政の連続」と徹底して批判。田中氏が誘致に動いた低レベル放射性廃棄物処理施設、未払い金が発生した観光施設「ファームガーデン・ワールド」などの問題を追及し「反田中票」の結集に成功した。
 田中氏の後援会幹部だった渡辺氏が決別し、立候補したことは田中氏派の弱体化を招き、赤間氏に有利に働いた。地域経済の沈滞ムードにいら立つ住民感情の矛先も、田中氏に向かった。
 赤間氏は、公約に積極的な企業誘致を掲げ、雇用の場の確保を訴えた。だが、世界同時不況下に、田園地帯に新たな有望企業を呼ぶのは難しい。
 トヨタ自動車系「セントラル自動車」(神奈川県相模原市)を核に関連企業が張り付き始めた隣接の大衡村や大和町といかに連携し、地場産業の育成を図るのか。突破口を見いだす発想や行動力が試される。
 町の基幹産業である農業は、コメ価格の下落で一向に振るわない。大消費地・仙台市に近い地理的条件を生かした「売れる」農産物の生産と販路拡大戦略も欠かせない。
 町長選では、現職町議13人のうち、過半数の7人が田中、渡辺両氏の陣営に付いた。非赤間氏派が多数を占める議会と、どう向き合うのか。9月定例会から早速、政治手腕が問われる。

宮城県大郷町長選挙結果
当 2822 赤間正幸 59 男 無所属 新 農業、元町議長
  2661 田中学 63 男 無所属 現 大郷町長
  896 渡辺健一郎 61 男 無所属 新



 宮城県大郷町は、県の中央、仙台市から少し北に位置する人口9000人弱の町ですが、町長選は3期12年町長を務めた現職の田中学氏に対して、元町議長の赤間正幸氏、渡辺健一郎氏の2新人が挑戦する形となりましたが、
 「町政の構造改革」を掲げて再挑戦した赤間正幸氏が2822票を獲得し、
 「田園都市」づくりの実績と仕上げを強調して2661票を獲得した現職の田中学氏、
 その田中学氏に、今春就任した「おおさと地域振興公社」社長の座を田中氏との対立から解任され立候補して896票を獲得した渡辺健一郎を破り初当選しました。

 12年振りに行われた選挙戦では現職の政治手腕に疑問を呈し、新人が当選する結果となりましたが、新町長となる赤間氏はどのような町制運営を行ってくれるのでしょうか。

(9日の地方選挙)板野町長玉井さん初当選 投票率79・21% 現職中島さんに雪辱

2009-08-14 06:00:59 | Weblog
(9日の地方選挙)板野町長玉井さん初当選 投票率79・21% 現職中島さんに雪辱 2009年8月10日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20090810-OYT8T00068.htm
 前回と同じ顔ぶれで一騎打ちになった板野町長選は9日投開票され、町政刷新を訴えた新人の行政書士、玉井孝治さん(58)(無所属)が、現職の中島勝さん(69)(同)を破り、初当選した。当日有権者数は1万1727人、投票率は79・21%(前回79・93%)。
 同町川端の玉井さんの事務所は、「当選確実」の一報が入ると大歓声に包まれた。玉井さんは拍手に迎えられて満面の笑みで登場。「活力ある公正公平な新しい町にチェンジします。住みよい明るい町を目指して頑張りたい」と抱負を語った。
 玉井さんは町教委教育次長、総務課長などを歴任、前回の町長選出馬以降は、今春まで社会福祉法人職員。

徳島県板野町長選挙結果 
当 4728 玉井孝治 58 男 無所属 新 行政書士、前町総務課長
  4470 中島勝 69 男 無所属




 徳島県板野町は、県の北東部にある人口1.4万人程の町ですが、町長選は4年前の前回選挙で、新人2人の争いをわずか24票差で制した中島勝氏の評価が下される形となりましたが、前回と同じメンツで争われた今回選挙は、
 積極的な企業誘致など町政の刷新を訴えて4728票を獲得した玉井孝治氏が
 「行財政改革もまだ途上。2期目も町民のための政治を続ける」と訴え4470票を獲得した中島勝氏を上回り初当選。
 こちらは町議も半数ずつが支援するというまさに町を二分する争いとなったのですが、今度は玉井氏が258票差で勝利となりました。
 現職になれば、とかく批判票が集まりやすいものですが、中島氏は最初の4年間でどれだけの実績を残してくれるのでしょうか。
 中島氏としては、これまでのライバルを批判する立場から、今度は批判される側に回りますし、法案一つ通過させるにも、町議も分裂しているのでは中々大変かと思いますが、だからこそ最初の4年間でどれだけの実績を残すことができるのかが強く問われそうな気がします。