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欧州3市場は小反落 英-0.24%安、独-0.18%安、仏-0.04%安

2009-08-05 06:53:01 | Weblog
ロンドン株4日 11.09ポイント安で終了 2009年8月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090804c9ASB7IIAA6040809.html
 4日のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ11.09ポイント安の4671.37で引けた。下落・上昇銘柄数はほぼ半々だった。
 中間配当を半減したリーガル・アンド・ゼネラル(L&G)を中心に保険株が全面安で引けた。
 銀行株では増資計画を発表したスタンダード・チャータード銀行が大幅下落。HSBCホールディングスは利益確定売りから下げた。一方で、ドイツ銀行が目標株価を引き上げたバークレイズなどは上昇した。
 金属価格の下落を受けて鉱業株が下げたほか、小売り株も売られた。
 半面、出版のリード・エルゼビアが高かった。シティ・グループによる投資判断の引き上げが材料視された。
 セントリカなど、下落が続いていた公益事業株が堅調。不動産株、スーパー株も上げた。

ドイツ株4日 DAXは9ポイント安の5417 2009年8月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090804c9AS2R0400G040809.html
 4日のフランクフルト株式相場は小反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は、前日比9.83ポイント安(0.18%下落)の5417.02だった。
 利益確定売りが広がり、終日軟調な展開。米国相場が始まると下げ幅を縮小した。
 この日決算発表した医療機器のフレゼニウスが3.6%安。透析器大手フレゼニウス・メディカル・ケアも売られた。ドイツ取引所も安い。減益決算を発表したBMWも2%近く下落した。
 一方、保険のアリアンツが上昇。鉄鋼のティッセン・クルップやハイテクのSAP、ハノーバー再保険も買われた。

6月のユーロ圏PPI、前年比で過去最大の6.6%下落 2009年08月4日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK852054520090804
 欧州連合(EU)統計局が4日発表した6月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇、前年比6.6%低下だった。
 前年比では1996年の調査開始以来最大の下落。デフレリスク上昇を意味し、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和政策を長期にわたって維持するとの観測を強める要因とみられている。
 一方、前月比での上昇は11カ月ぶりだった。
 ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.2%上昇、前年比6.6%低下となっていた。

英スタンダード・チャータード、1600億円増資 上期は5%増益 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090805AT2M0403604082009.html
 アジアなど新興国を中心に展開する英銀スタンダード・チャータードは4日、新株発行で10億ポンド(約1600億円)を調達する増資計画を発表した。アジアなど成長市場でのシェア拡大に活用する。同日に発表した2009年1~6月期決算は純利益が前年同期比5%増の18億8300万ドルとなった。
 増資について同銀は「現在はアジアなど中核市場で戦略的に市場シェアを高める機会がある」と買収などに活用すると説明。同時に別の大手銀からインドと中国の資産を買い取る交渉中であることを明らかにした。市場では売り手は大手英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とみられている。
 上期決算は市場部門と企業金融部門が大幅増益となり、個人金融部門の減益を補った。ピーター・サンズ経営最高責任者(CEO)は「今回の経済金融危機は我々が顧客企業との関係を強化し、競争力を高める機会」と強調した。

BNPパリバの4~6月期、6.6%増益 投資銀行部門伸びる 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090805AT2M0402W04082009.html
 欧州銀大手のBNPパリバが4日発表した4~6月期決算は、最終利益が前年同期比6.6%増の16億400万ユーロ(約2200億円)だった。欧州経済低迷を受け個人や企業向けのリテール(小口金融業務)部門は苦戦が続いたが、投資銀行部門の収益が大きく伸びて全体の利益を押し上げた。
 同行は2008年10~12月期に14億ユーロの最終赤字に陥ったが、年明け以降は15億ユーロ超の最終利益を保っている。利益回復を引っ張るのは投資銀行部門。同部門の4~6月期の税引き前利益は金融資本市場の回復に支えられ、前年同期比2.2倍の11億4500万ユーロに膨らんだ。
 対照的にリテール部門は貸倒引当金などの与信関連費用がかさんで減益だった。特にウクライナ、中東湾岸諸国といった新興市場で引き当てが急増。同市場向けのリスク管理費用は前年同期の9倍弱にあたる1億9500万ユーロに急増した。

UBSの4~6月期、最終赤字1200億円 3四半期連続で赤字に 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090804AT2M0403304082009.html
 スイス金融大手のUBSは4日、2009年4~6月期決算が14億スイスフラン(約1200億円)の最終赤字になったと発表した。赤字は3四半期連続で、欧米の金融機関が相次いで黒字に転換するなかでUBSは不振が続いた。米政府から課税逃れの疑いがある顧客情報の開示を強く迫られており、これが顧客の動揺を招き、資金の流出につながっている。
 2009年4~6月期に資産管理部門から流出した顧客資産は165億スイスフランに達し、収益を圧迫した。機関投資家向けなども含めた世界全体の流出額は394億スイスフランに膨らむ。
 4~6月期は世界的に株価が反発したにもかかわらず、投資銀行部門も不振だった。人員削減に要する費用の膨張なども響いた。




 欧州3市場は利益確定の売りに押されたこともあり、大幅調整して始まったものの、終盤にかけてやや回復して小幅マイナスで終わる展開。

 英FTSE100は、序盤から冴えない値動きとなり、日本時間深夜1時前には、前日終値(4682.46ポイント)から55ポイント近く安い4627.71ポイントまで下げたものの、寄り付きにかけて急回復し、結局前日比11.09ポイント安い4671.37ポイントで終了(0.24%安)。
 オートノミ-・コーポレーションが5.67%高、ブリティッシュランドが3.60%高、リード・エルゼビアが3.43%高、ランド・セキュリティーズが3.04%高、ブリティッシュ・エアウェイズが2.89%高、タローオイルが2.61%高、ハンマーソンが2.51%高。 
 一方、アント・ファガスタが4.77%安、リーガル・アンド・ゼネラルが4.75%安、アングロ・アメリカンが3.02%安、コブハムが2.70%安、インターテック・グループが2.30%安、 オールド・ミューチャルが2.26%安。
 銀行株は、増資発表のあったスタンダード・チャータードが7.52%安となり、HSBCが1.09%安、ロイズTSBが1.15%安となった半面、バークレイズが1.53%高、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが0.47%高とこちらもマチマチだったようです。

 独DAXは、日本時間午後8時頃に、前日終値(5426.85ポイント)から65ポイント程安い5360.44ポイントまで下げたものの、その後は回復傾向で推移し、終値ベースでは前日比9.83ポイント安い5417.02ポイントで終了(0.18%安)。
 アリアンツが3.63%高、ティッセン・クルップが1.64%高、SAPが1.32%高。
 一方、フレゼニウス メディカル ケアが3.60%安、ドイツ証券取引所が2.43%安、ミュンヘン再保険が2.21%安、フレゼニウスが2.04%安、バイヤスドルフが1.92%安、フォルクスワーゲンが1.69%安。
 銀行株も安く、コメルツ銀行が1.12%安、ドイツ銀行が0.62%安でした。

 仏CAC40は、日本時間午後8時頃に、前日終値(3477.80ポイント)から35ポイント程安い3441.43ポイントまで下げたものの、その後は回復傾向で推移して終値ベースでは前日比1.43ポイントの小幅安となる3476.37ポイントで終了(0.04%安)。
 エールフランスが4.28%高、アルカテル・ルーセントが4.46%高、アコーが2.47%高。
 金融株も、デクシアこそ0.14%の小幅安だったものの、クレディ・アグリコルが3.16%高、アクサが0.72%高、BNPパリバが0.32%高、ソシエテ・ジェネラルが0.21%高とこちらは堅調。
 一方、ロレアルが1.92%安、ルイ・ヴィトンが1.81%安、サンゴバンが1.59%安、EADSが1.55%安、ルノーが1.48%安、アルストムが1.46%安。

 欧州ローカル市場も、アイルランドが0.54%高、ベルギーは0.34%高だった半面、スイスが0.46%安、スペインIBEX35が0.22%安、オランダが0.20%安。
 市場全体を見回しても、利益確定の売りでやや下げる市場の方が多かったようです。

NYダウは33ドル高→9320ドル、NY原油は71.42ドル、NY金は969.7ドルで終了

2009-08-05 06:48:12 | Weblog
NY株4日続伸、終値9300ドル台乗せ  2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090805AT3LANY0205082009.html
 4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。前日比33ドル63セント高の9320ドル19セント(速報値)で終えた。6月の仮契約住宅販売指数が市場予想を上回ったことなどを受けて、景気回復への期待が強まり買いがやや優勢となった。長期的な利益見通しの発表を手掛かりに建設機械大手キャタピラーが急伸したことも、指数を押し上げた。ただ、ダウ平均は昨年11月以来の高値水準にあることで、高値警戒感からの売りも断続的に出て、方向感に乏しくなる場面が多かった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同2.70ポイント高の2011.31(同)で終えた。

NY原油、4日ぶり小反落 9月物は71.42ドル 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090805ATQ2INYPC05082009.html
 4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4営業日ぶりに小幅に反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比0.16ドル安の1バレル71.42ドルで終えた。前日に1カ月ぶりの高値を付けていたため、利益確定売りが優勢だった。
 原油先物相場は前日まで3日続伸し、その間の上昇率は約13%に達した。高値警戒感などから、ひとまず売りを出す流れが強まった。5日に発表予定の週間の石油在庫統計では、市場の一部で原油在庫の増加が予想されている。発表後の相場の反応を見極めたいとして積極的に上値を追う動きは限られた。この日の安値は70.16ドル。
 一方、71.91ドルまで上昇する場面もあった。6月の米仮契約住宅販売指数の上昇を好感した買いで、米株式市場ではダウ工業株30種平均が上昇。投資家のリスク許容度が改善するとの見方から原油にも買いが入った。

NY金、続伸 12月物は969.7ドルで終了 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090805ATQ7IAA0505082009.html
 4日のニューヨーク金先物相場は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比10.9ドル高の1トロイオンス969.7ドルで終えた。一時972.7ドルと、中心限月として6月5日以来2カ月ぶりの高値を付けた。ドル安基調を背景に金買いが優勢だった。
 外国為替市場でドルが相対的に金利の高いユーロに対し今年の安値圏で推移していることから、ドル相場と反対の値動きをしやすい金に買いが入った。景気回復の期待で商品相場が上昇基調にあり投資家の心理が上向いているという。節目の960ドルを超えると、勢いがつき買いが膨らんだ。売り方が買い戻しに迫られていることも相場の一段高につながったようだ。
 この日の安値は953.1ドル。 銀、プラチナは4営業日続伸した。

6月米個人消費支出は予想上回る+0.4%、個人所得は4年半ぶりの大幅な落ち込み 2009年08月5日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT852062720090804
 米商務省が4日発表した6月の個人所得・支出統計は、個人消費支出が市場予想を若干上回る0.4%上昇となった。ガソリン価格の上昇が背景となったもよう。一方、個人所得は4年半ぶりの大幅な落ち込みとなった。
 個人消費支出は非耐久財が前月のプラス0.1からプラス1.7%となったことも押し上げ要因となった。
 前月の個人消費支出はプラス0.3%からプラス0.1%に下方修正された。 市場予想はプラス0.3%だった。
 インフレ調整後の6月の個人消費支出はマイナス0.1%、前月は変わらずだった。
 リッジワース・インベストメンツ(バージニア州リッチモンド)のシニア投資ストラテジスト、アラン・ゲイル氏は「消費者信頼感が底を打ち、上向き始めていることを示している。
 ただ、失業という向かい風が引き続き大きな障害となっている」と述べた。
 個人所得はマイナス1.3%。5月に実施された戻し減税の効果が薄れ、2005年1月以来の大幅な落ち込みとなった。市場予想はマイナス1.0%だった。
 個人消費支出の項目別では、サービスもプラス0.1%と小幅上昇した。家電や自動車などの耐久財はマイナス0.2%だった。
 実質可処分所得はマイナス1.8%。08年6月以来の大幅な落ち込みとなった。個人貯蓄は年率で5050億ドル。個人貯蓄率は前月の6.2%から4.6%に低下した。
 連邦準備理事会(FRB)がインフレの目安としている食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は前年比でプラス1.5%となった。前月はプラス1.6%だった。

6月の米個人所得は4年半ぶり大幅な落ち込み 2009年08月5日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPJAPAN-10389120090804
 米商務省が4日発表した6月の個人所得・支出統計は、個人消費支出が市場予想を若干上回る0.4%上昇となった。ガソリン価格の上昇が背景となったもよう。一方、個人所得は4年半ぶりの大幅な落ち込みとなった。
 個人消費支出は非耐久財が前月のプラス0.1からプラス1.7%となったことも押し上げ要因となった。 前月の個人消費支出はプラス0.3%からプラス0.1%に下方修正された。
 市場予想はプラス0.3%だった。
 インフレ調整後の6月の個人消費支出はマイナス0.1%、前月は変わらずだった。
 リッジワース・インベストメンツ(バージニア州リッチモンド)のシニア投資ストラテジスト、アラン・ゲイル氏は「消費者信頼感が底を打ち、上向き始めていることを示している。ただ、失業という向かい風が引き続き大きな障害となっている」と述べた。
 個人所得はマイナス1.3%。5月に実施された戻し減税の効果が薄れ、2005年1月以来の大幅な落ち込みとなった。市場予想はマイナス1.0%だった。
 個人消費支出の項目別では、サービスもプラス0.1%と小幅上昇した。家電や自動車などの耐久財はマイナス0.2%だった。
 実質可処分所得はマイナス1.8%。08年6月以来の大幅な落ち込みとなった。個人貯蓄は年率で5050億ドル。個人貯蓄率は前月の6.2%から4.6%に低下した。
 連邦準備理事会(FRB)がインフレの目安としている食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は前年比でプラス1.5%となった。前月はプラス1.6%だった。

6月米住宅販売保留指数は+3.6%、6年ぶりに5カ月連続上昇 2009年08月5日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT852081120090804
 全米リアルター協会(NAR)が4日発表した6月の住宅販売保留指数は前月比3.6%上昇の94.6と予想を上回り、住宅市場が約3年に及ぶ低迷から脱出し始めたことを示す一段の兆候となった。
 5カ月連続の上昇は6年ぶり。前年比は6.7%上昇だった。 ロイターが集計したエコノミスト予想は前月比プラス0.6%。
 前月は90.7から91.3に上方修正され、前月比でプラス0.8%となった。
 NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「低水準の住宅ローン金利や手頃な住宅価格、より取り見取りであることが、これまで様子を見ていた買い手にとって励みとなっている」と指摘した。

米GMAC、第2四半期の赤字が39億ドルに拡大 2009年08月5日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT852086320090804
 米自動車・住宅金融のGMACフィナンシャル・サービシズが4日発表した第2・四半期決算は、純損益が39億ドルの損失と、前年同期の25億ドルの損失と比べ赤字幅が拡大した。
 会社形態の転換に絡む費用や住宅ローン損失が業績を圧迫した。
 自動車融資部門の損失は7億2700万ドル。住宅ローン事業は18億ドルの損失を計上した。
 会社形態の転換に絡む費用は12億ドル。

米住宅建設DRホートンの4―6月期、予想上回る赤字 2009年08月5日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT852067520090804
 米住宅建設最大手DRホートンが4日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、住宅市場が低迷するなか純損失が1億4230万ドル(1株当たり0.45ドル)と、赤字額がアナリスト予想を上回った。
 ロイター・エスティメーツによるアナリストの1株当たり損失予想は0.23ドルだった。
 ただ、前年同期の3億9930万ドル(1株当たり1.26ドル)の赤字からは改善した。 売上高は36%減の9億1410万ドル。
 住宅建設用に所有している土地の評価損は1億1080万ドルとなった。
 ドナルド・ホートン会長は声明で「差し押さえ増加や高水準の住宅在庫、失業率の上昇や厳格な与信、弱い消費者信頼感などに見られるように住宅建設業界の市場動向は依然として厳しい」と述べた。



 4日のNY株式市場は、6月の米個人所得・消費支出がまちまちの内容となり投資家の間に慎重姿勢が広がったところに、利益確定の売りが出たようで、NYダウも日本時間深夜1時前には、前日終値(9286ドル56セント)から35ドル程安い9250ドル74セントまで売り込まれたものの、その後は上昇傾向で推移し、深夜4時前には9321ドル10セントまで上昇。その後一旦9280ドルを割り込む場面もあったのですが、寄り付きにかけて再び回復傾向で推移し、終値ベースでは前日比33ドル63セント高い9320ドル19セント(0.36%)と小幅高で終了しました。
 ちなみに、ナスダックは前日比2.70ポイント高い2011.31ポイントで終了(0.13%高)。S&P500種は前日比3.02ポイント高い1005.65ポイントで終了(0.30%高)しています。
 金融株は、バンカメが2.15%高で、JPモルガンチェースも1.54%高、アメックスも0.21%高でこちらは堅調。他、キャタピラーが6.14%の大幅上昇となり、アルコアも1.90%高でした。
 一方、ユナイテッドテクノロジーズが0.71%安、シスコシステムズが0.58%安、ベライゾンコミュニケーションズが0.53%安。 DRホートンは4.85%高でした。

 NY原油は、さすがにここ数日の上昇が急ピッチだったこともあり、前日比0.16ドル安い1バレル71.42ドルで終了しましたが、一時71.91ドルまで上昇。
 NY金は、前日比10.9ドル高の1トロイオンス969.7ドルで終了しています。気がつけば金価格も大きく回復。1トロイオンス1000ドルへの大台復活もそう遠くない日のような気がします。

(4日)日経平均、反発し年初来高値更新 終値22円高の1万375円

2009-08-05 05:44:31 | Weblog
(4日)日経平均、反発し年初来高値更新 終値22円高の1万375円 2009年8月4日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090804NTE2INK0104082009.html
 4日の東京株式市場で日経平均株価は小反発し、2営業日ぶりに年初来高値を更新。大引けは前日比22円54銭(0.22%)高の1万375円01銭だった。昨年10月6日(1万473円09銭)以来、約10カ月ぶりの高値水準。世界的な景気底入れ期待を背景に前日の米株式相場が上昇したことを映した買いが前場に広がり、相場全体を支えた。ただ、午後には主要銘柄が利益確定の売りに押され、日経平均も伸び悩みが目立った。
 東証1部の売買代金は概算で1兆7374億円(速報ベース)。


 4日の日経平均は欧米株式市場の堅調な流れを引き継いで、開始直後にこの日の高値となる10479円19銭を記録した後も、午前は10450円をキープし続け、午前は前日比110円14銭高い1万0462円61銭で終了。
 ただ、午後に入ると利益確定の売りが入ったようで、じり安傾向で推移し、寄り付きにかけて少し戻したものの、終わってみれば前日比22円54銭高の小幅高となる1万375円01銭で終了となりました。トピックスは0.15%高、ジャスダックは0.18%高でしたが、こちらも午後にかけて調整しています。
 正直、欧米の上昇水準を考慮すると、もう少し高い水準で終わることを期待していたのですが、さすがに10500円が近づくと心理的にも買い続けるにはもう少し材料が欲しいところでしょうし、これまでの回復水準が速かったこともあり、まずは利益確定の売りが入ったといったところでしょうか。