ロンドン株4日 11.09ポイント安で終了 2009年8月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090804c9ASB7IIAA6040809.html
4日のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ11.09ポイント安の4671.37で引けた。下落・上昇銘柄数はほぼ半々だった。
中間配当を半減したリーガル・アンド・ゼネラル(L&G)を中心に保険株が全面安で引けた。
銀行株では増資計画を発表したスタンダード・チャータード銀行が大幅下落。HSBCホールディングスは利益確定売りから下げた。一方で、ドイツ銀行が目標株価を引き上げたバークレイズなどは上昇した。
金属価格の下落を受けて鉱業株が下げたほか、小売り株も売られた。
半面、出版のリード・エルゼビアが高かった。シティ・グループによる投資判断の引き上げが材料視された。
セントリカなど、下落が続いていた公益事業株が堅調。不動産株、スーパー株も上げた。
ドイツ株4日 DAXは9ポイント安の5417 2009年8月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090804c9AS2R0400G040809.html
4日のフランクフルト株式相場は小反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は、前日比9.83ポイント安(0.18%下落)の5417.02だった。
利益確定売りが広がり、終日軟調な展開。米国相場が始まると下げ幅を縮小した。
この日決算発表した医療機器のフレゼニウスが3.6%安。透析器大手フレゼニウス・メディカル・ケアも売られた。ドイツ取引所も安い。減益決算を発表したBMWも2%近く下落した。
一方、保険のアリアンツが上昇。鉄鋼のティッセン・クルップやハイテクのSAP、ハノーバー再保険も買われた。
6月のユーロ圏PPI、前年比で過去最大の6.6%下落 2009年08月4日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK852054520090804
欧州連合(EU)統計局が4日発表した6月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇、前年比6.6%低下だった。
前年比では1996年の調査開始以来最大の下落。デフレリスク上昇を意味し、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和政策を長期にわたって維持するとの観測を強める要因とみられている。
一方、前月比での上昇は11カ月ぶりだった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.2%上昇、前年比6.6%低下となっていた。
英スタンダード・チャータード、1600億円増資 上期は5%増益 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090805AT2M0403604082009.html
アジアなど新興国を中心に展開する英銀スタンダード・チャータードは4日、新株発行で10億ポンド(約1600億円)を調達する増資計画を発表した。アジアなど成長市場でのシェア拡大に活用する。同日に発表した2009年1~6月期決算は純利益が前年同期比5%増の18億8300万ドルとなった。
増資について同銀は「現在はアジアなど中核市場で戦略的に市場シェアを高める機会がある」と買収などに活用すると説明。同時に別の大手銀からインドと中国の資産を買い取る交渉中であることを明らかにした。市場では売り手は大手英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とみられている。
上期決算は市場部門と企業金融部門が大幅増益となり、個人金融部門の減益を補った。ピーター・サンズ経営最高責任者(CEO)は「今回の経済金融危機は我々が顧客企業との関係を強化し、競争力を高める機会」と強調した。
BNPパリバの4~6月期、6.6%増益 投資銀行部門伸びる 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090805AT2M0402W04082009.html
欧州銀大手のBNPパリバが4日発表した4~6月期決算は、最終利益が前年同期比6.6%増の16億400万ユーロ(約2200億円)だった。欧州経済低迷を受け個人や企業向けのリテール(小口金融業務)部門は苦戦が続いたが、投資銀行部門の収益が大きく伸びて全体の利益を押し上げた。
同行は2008年10~12月期に14億ユーロの最終赤字に陥ったが、年明け以降は15億ユーロ超の最終利益を保っている。利益回復を引っ張るのは投資銀行部門。同部門の4~6月期の税引き前利益は金融資本市場の回復に支えられ、前年同期比2.2倍の11億4500万ユーロに膨らんだ。
対照的にリテール部門は貸倒引当金などの与信関連費用がかさんで減益だった。特にウクライナ、中東湾岸諸国といった新興市場で引き当てが急増。同市場向けのリスク管理費用は前年同期の9倍弱にあたる1億9500万ユーロに急増した。
UBSの4~6月期、最終赤字1200億円 3四半期連続で赤字に 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090804AT2M0403304082009.html
スイス金融大手のUBSは4日、2009年4~6月期決算が14億スイスフラン(約1200億円)の最終赤字になったと発表した。赤字は3四半期連続で、欧米の金融機関が相次いで黒字に転換するなかでUBSは不振が続いた。米政府から課税逃れの疑いがある顧客情報の開示を強く迫られており、これが顧客の動揺を招き、資金の流出につながっている。
2009年4~6月期に資産管理部門から流出した顧客資産は165億スイスフランに達し、収益を圧迫した。機関投資家向けなども含めた世界全体の流出額は394億スイスフランに膨らむ。
4~6月期は世界的に株価が反発したにもかかわらず、投資銀行部門も不振だった。人員削減に要する費用の膨張なども響いた。
欧州3市場は利益確定の売りに押されたこともあり、大幅調整して始まったものの、終盤にかけてやや回復して小幅マイナスで終わる展開。
英FTSE100は、序盤から冴えない値動きとなり、日本時間深夜1時前には、前日終値(4682.46ポイント)から55ポイント近く安い4627.71ポイントまで下げたものの、寄り付きにかけて急回復し、結局前日比11.09ポイント安い4671.37ポイントで終了(0.24%安)。
オートノミ-・コーポレーションが5.67%高、ブリティッシュランドが3.60%高、リード・エルゼビアが3.43%高、ランド・セキュリティーズが3.04%高、ブリティッシュ・エアウェイズが2.89%高、タローオイルが2.61%高、ハンマーソンが2.51%高。
一方、アント・ファガスタが4.77%安、リーガル・アンド・ゼネラルが4.75%安、アングロ・アメリカンが3.02%安、コブハムが2.70%安、インターテック・グループが2.30%安、 オールド・ミューチャルが2.26%安。
銀行株は、増資発表のあったスタンダード・チャータードが7.52%安となり、HSBCが1.09%安、ロイズTSBが1.15%安となった半面、バークレイズが1.53%高、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが0.47%高とこちらもマチマチだったようです。
独DAXは、日本時間午後8時頃に、前日終値(5426.85ポイント)から65ポイント程安い5360.44ポイントまで下げたものの、その後は回復傾向で推移し、終値ベースでは前日比9.83ポイント安い5417.02ポイントで終了(0.18%安)。
アリアンツが3.63%高、ティッセン・クルップが1.64%高、SAPが1.32%高。
一方、フレゼニウス メディカル ケアが3.60%安、ドイツ証券取引所が2.43%安、ミュンヘン再保険が2.21%安、フレゼニウスが2.04%安、バイヤスドルフが1.92%安、フォルクスワーゲンが1.69%安。
銀行株も安く、コメルツ銀行が1.12%安、ドイツ銀行が0.62%安でした。
仏CAC40は、日本時間午後8時頃に、前日終値(3477.80ポイント)から35ポイント程安い3441.43ポイントまで下げたものの、その後は回復傾向で推移して終値ベースでは前日比1.43ポイントの小幅安となる3476.37ポイントで終了(0.04%安)。
エールフランスが4.28%高、アルカテル・ルーセントが4.46%高、アコーが2.47%高。
金融株も、デクシアこそ0.14%の小幅安だったものの、クレディ・アグリコルが3.16%高、アクサが0.72%高、BNPパリバが0.32%高、ソシエテ・ジェネラルが0.21%高とこちらは堅調。
一方、ロレアルが1.92%安、ルイ・ヴィトンが1.81%安、サンゴバンが1.59%安、EADSが1.55%安、ルノーが1.48%安、アルストムが1.46%安。
欧州ローカル市場も、アイルランドが0.54%高、ベルギーは0.34%高だった半面、スイスが0.46%安、スペインIBEX35が0.22%安、オランダが0.20%安。
市場全体を見回しても、利益確定の売りでやや下げる市場の方が多かったようです。
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090804c9ASB7IIAA6040809.html
4日のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ11.09ポイント安の4671.37で引けた。下落・上昇銘柄数はほぼ半々だった。
中間配当を半減したリーガル・アンド・ゼネラル(L&G)を中心に保険株が全面安で引けた。
銀行株では増資計画を発表したスタンダード・チャータード銀行が大幅下落。HSBCホールディングスは利益確定売りから下げた。一方で、ドイツ銀行が目標株価を引き上げたバークレイズなどは上昇した。
金属価格の下落を受けて鉱業株が下げたほか、小売り株も売られた。
半面、出版のリード・エルゼビアが高かった。シティ・グループによる投資判断の引き上げが材料視された。
セントリカなど、下落が続いていた公益事業株が堅調。不動産株、スーパー株も上げた。
ドイツ株4日 DAXは9ポイント安の5417 2009年8月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090804c9AS2R0400G040809.html
4日のフランクフルト株式相場は小反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は、前日比9.83ポイント安(0.18%下落)の5417.02だった。
利益確定売りが広がり、終日軟調な展開。米国相場が始まると下げ幅を縮小した。
この日決算発表した医療機器のフレゼニウスが3.6%安。透析器大手フレゼニウス・メディカル・ケアも売られた。ドイツ取引所も安い。減益決算を発表したBMWも2%近く下落した。
一方、保険のアリアンツが上昇。鉄鋼のティッセン・クルップやハイテクのSAP、ハノーバー再保険も買われた。
6月のユーロ圏PPI、前年比で過去最大の6.6%下落 2009年08月4日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK852054520090804
欧州連合(EU)統計局が4日発表した6月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇、前年比6.6%低下だった。
前年比では1996年の調査開始以来最大の下落。デフレリスク上昇を意味し、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和政策を長期にわたって維持するとの観測を強める要因とみられている。
一方、前月比での上昇は11カ月ぶりだった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.2%上昇、前年比6.6%低下となっていた。
英スタンダード・チャータード、1600億円増資 上期は5%増益 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090805AT2M0403604082009.html
アジアなど新興国を中心に展開する英銀スタンダード・チャータードは4日、新株発行で10億ポンド(約1600億円)を調達する増資計画を発表した。アジアなど成長市場でのシェア拡大に活用する。同日に発表した2009年1~6月期決算は純利益が前年同期比5%増の18億8300万ドルとなった。
増資について同銀は「現在はアジアなど中核市場で戦略的に市場シェアを高める機会がある」と買収などに活用すると説明。同時に別の大手銀からインドと中国の資産を買い取る交渉中であることを明らかにした。市場では売り手は大手英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とみられている。
上期決算は市場部門と企業金融部門が大幅増益となり、個人金融部門の減益を補った。ピーター・サンズ経営最高責任者(CEO)は「今回の経済金融危機は我々が顧客企業との関係を強化し、競争力を高める機会」と強調した。
BNPパリバの4~6月期、6.6%増益 投資銀行部門伸びる 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090805AT2M0402W04082009.html
欧州銀大手のBNPパリバが4日発表した4~6月期決算は、最終利益が前年同期比6.6%増の16億400万ユーロ(約2200億円)だった。欧州経済低迷を受け個人や企業向けのリテール(小口金融業務)部門は苦戦が続いたが、投資銀行部門の収益が大きく伸びて全体の利益を押し上げた。
同行は2008年10~12月期に14億ユーロの最終赤字に陥ったが、年明け以降は15億ユーロ超の最終利益を保っている。利益回復を引っ張るのは投資銀行部門。同部門の4~6月期の税引き前利益は金融資本市場の回復に支えられ、前年同期比2.2倍の11億4500万ユーロに膨らんだ。
対照的にリテール部門は貸倒引当金などの与信関連費用がかさんで減益だった。特にウクライナ、中東湾岸諸国といった新興市場で引き当てが急増。同市場向けのリスク管理費用は前年同期の9倍弱にあたる1億9500万ユーロに急増した。
UBSの4~6月期、最終赤字1200億円 3四半期連続で赤字に 2009年08月5日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090804AT2M0403304082009.html
スイス金融大手のUBSは4日、2009年4~6月期決算が14億スイスフラン(約1200億円)の最終赤字になったと発表した。赤字は3四半期連続で、欧米の金融機関が相次いで黒字に転換するなかでUBSは不振が続いた。米政府から課税逃れの疑いがある顧客情報の開示を強く迫られており、これが顧客の動揺を招き、資金の流出につながっている。
2009年4~6月期に資産管理部門から流出した顧客資産は165億スイスフランに達し、収益を圧迫した。機関投資家向けなども含めた世界全体の流出額は394億スイスフランに膨らむ。
4~6月期は世界的に株価が反発したにもかかわらず、投資銀行部門も不振だった。人員削減に要する費用の膨張なども響いた。
欧州3市場は利益確定の売りに押されたこともあり、大幅調整して始まったものの、終盤にかけてやや回復して小幅マイナスで終わる展開。
英FTSE100は、序盤から冴えない値動きとなり、日本時間深夜1時前には、前日終値(4682.46ポイント)から55ポイント近く安い4627.71ポイントまで下げたものの、寄り付きにかけて急回復し、結局前日比11.09ポイント安い4671.37ポイントで終了(0.24%安)。
オートノミ-・コーポレーションが5.67%高、ブリティッシュランドが3.60%高、リード・エルゼビアが3.43%高、ランド・セキュリティーズが3.04%高、ブリティッシュ・エアウェイズが2.89%高、タローオイルが2.61%高、ハンマーソンが2.51%高。
一方、アント・ファガスタが4.77%安、リーガル・アンド・ゼネラルが4.75%安、アングロ・アメリカンが3.02%安、コブハムが2.70%安、インターテック・グループが2.30%安、 オールド・ミューチャルが2.26%安。
銀行株は、増資発表のあったスタンダード・チャータードが7.52%安となり、HSBCが1.09%安、ロイズTSBが1.15%安となった半面、バークレイズが1.53%高、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが0.47%高とこちらもマチマチだったようです。
独DAXは、日本時間午後8時頃に、前日終値(5426.85ポイント)から65ポイント程安い5360.44ポイントまで下げたものの、その後は回復傾向で推移し、終値ベースでは前日比9.83ポイント安い5417.02ポイントで終了(0.18%安)。
アリアンツが3.63%高、ティッセン・クルップが1.64%高、SAPが1.32%高。
一方、フレゼニウス メディカル ケアが3.60%安、ドイツ証券取引所が2.43%安、ミュンヘン再保険が2.21%安、フレゼニウスが2.04%安、バイヤスドルフが1.92%安、フォルクスワーゲンが1.69%安。
銀行株も安く、コメルツ銀行が1.12%安、ドイツ銀行が0.62%安でした。
仏CAC40は、日本時間午後8時頃に、前日終値(3477.80ポイント)から35ポイント程安い3441.43ポイントまで下げたものの、その後は回復傾向で推移して終値ベースでは前日比1.43ポイントの小幅安となる3476.37ポイントで終了(0.04%安)。
エールフランスが4.28%高、アルカテル・ルーセントが4.46%高、アコーが2.47%高。
金融株も、デクシアこそ0.14%の小幅安だったものの、クレディ・アグリコルが3.16%高、アクサが0.72%高、BNPパリバが0.32%高、ソシエテ・ジェネラルが0.21%高とこちらは堅調。
一方、ロレアルが1.92%安、ルイ・ヴィトンが1.81%安、サンゴバンが1.59%安、EADSが1.55%安、ルノーが1.48%安、アルストムが1.46%安。
欧州ローカル市場も、アイルランドが0.54%高、ベルギーは0.34%高だった半面、スイスが0.46%安、スペインIBEX35が0.22%安、オランダが0.20%安。
市場全体を見回しても、利益確定の売りでやや下げる市場の方が多かったようです。