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(23日の選挙)伊藤太氏、実績訴え再選

2010-05-30 08:19:26 | Weblog
(23日の選挙)伊藤太氏、実績訴え再選 2010年05月24日
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001005240004
●春日井市長選 投票率、最低の28.81%
 春日井市長選は23日投票、即日開票され、無所属で現職の伊藤太氏(60)=民主、自民、公明推薦=が、共産新顔の伊藤ひろみ氏(64)を破り、再選を果たした。当日の有権者数は23万7891人。
 前回2006年と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった選挙戦。投票率は28.81%。過去最低だった前回の31.79%をさらに下回った。
 当選が決まると、同市浅山町3丁目の選挙事務所は歓声に包まれた。伊藤太氏は「1期目に手がけたことに加え、健康福祉、子育て支援に力を入れたい」と抱負を語った。
 伊藤太氏は昨年12月に立候補を表明した。選挙戦では、1期4年の行財政改革で市職員を減らし、企業誘致に取り組んできた実績をアピール。2期目に向けて、JR春日井駅の周辺整備計画などを進めていく考えを示した。各党をはじめ、市議35人のうち31人の支援を得たほか、医師会など地元の主要団体の支持を集めた組織選挙で臨み、終始、優位に展開した。
 一方、伊藤ひろみ氏は、現市政を「ハコ物行政」「福祉切り捨て」と批判し、大型事業の見直しと福祉の充実を訴えたが、立候補表明が4月中旬と出遅れたこともあって、支持を広げられなかった。

●相乗り、選択肢示せたのか
 《解説》春日井市長選の投票率は過去最低を更新した。投票に行ったのは有権者の3人に1人にも満たない。あとの2人はこのままで何も問題がないということなのだろうか。
 市財政は1600億円の借金を抱える。ほかに土地開発公社の借金も200億円を超え、4億円もの利息を毎年金融機関に払っている。行政が肥大化し、財政難を招いた結果と言わざるを得ない。これは1千兆円を超えそうな国の借金と無縁な話ではない。
 全国では色々な取り組みが進んでいる。名古屋市の市長は市民税を下げると言っている。高校生まで医療費が無料のところもある。入れる人がいないという声も聞いたが、宮城や秋田県では市民団体が自分たちで候補者を出している。市長選は、私たちが住む市の良いところ、悪いところを点検するいい機会だ。果たしてこの投票率でそれができたのだろうか。
 名城大の昇秀樹教授(地方自治)も「名古屋空港や安全保障問題を考えるいい機会でもあり、選択肢を示せなかった政党の責任も大きい」と指摘する。
 伊藤太氏も、大差で勝利したとはいえ、1票を投じたのは、有権者の5分の1でしかない。伊藤氏は「1期目は種をまき、芽を育てた。2期目は花を咲かせる」と話す。真価の判断は次回に持ち越されたかたちだ。
★愛知県春日井市 市長選挙結果
当 54795 伊藤太=無現<2>[民][自][公]
  12770 伊藤裕規=共新



 春日井市は、名古屋市の北部に隣接する人口30.2万人程の市で、市長選は1期4年現職を務めた民主・自民・公明が相乗り推薦する伊藤太氏に対して、共産党が推薦する元市議の伊藤ひろみ氏が再度挑戦する 前回と同じ顔ぶれによる戦いとなりましたが、
 「この4年間、市民サービス会社として職員には意識改革を求め、市政の満足度20%アップを目指してきた。厳しい財政状況の中、ある程度達成できたと思っている」と振り返えると共に、2期目の目標として行財政改革、経済振興、市民協働の3本柱を掲げ、「福祉や子育て、医療やスポーツの充実などやるべきことが山積している。そのためにも税収増は不可欠だ。市民と協力してはぐくんできた芽を育てたい」と訴えた伊藤太氏が54795票を獲得し、
 「通院バス乗車券や介護家庭リフレッシュ手当などの福祉施策が、この4年間で廃止、縮小される一方、大型事業には膨大な税金が使われた」と現市政を批判すると共に「市の借金が膨らみ続け、財政破綻の恐れもある。当面、JR春日井駅周辺の再開発計画を延期し、(第三セクターの)勝川ホテルへの膨大な税金投入をストップさせる。切り捨てられた福祉の復活、充実を図りたい。力を合わせ、市民が主人公の市政を実現しよう」と訴え12770票を獲得した伊藤裕規氏  に4倍半の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 とはいえ、投票率は史上最低の28.81%。市民の中には『どうせ何も変わらないよ』と諦めと無関心を決め込んだ方も決して少なくはなかったでしょうし、圧勝したとはいえ、再選を決めた伊藤太氏は次の4年間でどれだけの実績を残すことができるかが問われそうですね。

(24日の選挙)武蔵村山市長選 元市議の藤野氏初当選

2010-05-30 08:12:34 | Weblog
(23日の選挙)武蔵村山市長選 元市議の藤野氏初当選 2010年5月24日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20100524/CK2010052402000061.html
 武蔵村山市長選は二十三日投開票され、無所属新人の元市議で元市企画財政部長の藤野勝氏(63)が、同じく無所属新人の元市議清沢葉子氏(67)=共産推薦=を破り、初当選した。明確な争点がなかった今回の選挙の投票率は前回45・37%を大きく下回る33・46%にとどまり、一九七〇年の同市制施行以来、過去最低となった。当日有権者数は五万四千九百二十五人。
 これまでの武蔵村山市長選の最低の投票率は、九〇年五月の選挙の36・83%だった。
 藤野氏は午後十時ごろ、同市神明一の選挙事務所に姿を見せ、約八十人の支援者らの祝福を受けた。「(獲得した)一万二千十一票という数字は一生忘れられない。限られた予算の中で市民に喜ばれる市政を実現していかなければならない」と涙ぐみながら意気込みを語った。
 藤野氏は市議らの支援を取り付け、終始有利に選挙戦を展開。多摩都市モノレールの延伸の早期実現を掲げるとともに、ワンコイン(百円)で乗れる市内循環バスや介護タクシーの導入などの政策を訴えた。約四十年間、市役所に勤めた行政経験を生かし、「小さな市役所を目指す」と市民へアピールした。
 清沢氏は七十五歳以上の医療費無料化などを掲げたが、支持を広げられなかった。
◆東京都武蔵村山市 市長選挙結果
当 12011 藤野勝 無新<1>
  6030 清沢葉子 無新 



 武蔵村山市は東京都の多摩地区(中北部)にある人口7万人程の市で、市長選は4年前の前回選挙戦で今回立候補した2人を破って再選を決めた荒井三男氏が引退を表明した(前回荒井氏を推薦した自民と公明は若手の候補者を擁立しようとするも候補者が決まらずに自主投票)ため、元市部長の藤野勝氏と元市議で共産党が推薦する清沢葉子氏との一騎打ちとなりましたが、
 保育園の待機児解消や住宅リフォーム助成の復活など、「市の積立金を市民の暮らし救済に回すべきだ」と訴えた藤野勝氏が12011票を獲得し、
 「業務の民営化や外部委託を進めて小さな市役所を目指す」と訴え6030票を獲得した清沢葉子氏 をダブルスコアで破って初当選しました。
 とはいえ、藤野勝氏は大差で当選を決めたとはいえ、投票率はわずか33.46%と3人に2人が投票にいかないという市民の間にシラケムードが漂っていたのも紛れもない現実。
 市の長年の悲願である「多摩都市モノレールの市内への延伸」については、2人とも「推進」の立場で明確な争点がなかったことも投票率の低迷につながったとは思いますが、おそらく4年後は旧荒井三男市長陣営としても対立候補を擁立してくるでしょうし、それだけに新市長に就任する藤野氏は最初の4年間でどれだけの実績を残すかが強く問われることになりそうです。

(24日の選挙)珠洲市長選 泉谷氏、再選果たす

2010-05-30 08:01:52 | Weblog
(24日の選挙)珠洲市長選 泉谷氏、再選果たす 2010年05月25日 朝日
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001005240004
 珠洲市長選は23日投開票され、現職の泉谷満寿裕氏(46)=無所属=が、前市議の新顔落合誓子氏(63)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は1万5229人、投票率は79・73%(前回84・19%)だった。
 同市野々江町にある泉谷氏の事務所は、午後9時ごろに当選が確実になると支持者らの歓声や拍手に包まれた。泉谷氏は「過疎・少子高齢化の現実の中、この10年の間に活性化の仕組みを整え、働く場をつくることに全速力で取り組みたい」と2期目への決意を述べた。岡田直樹参院議員や山出保・金沢市長らが次々とお祝いの言葉を述べた。
 過疎・高齢化が深刻さを増す中、かつての原発立地計画に代わる地域振興策や行政運営のあり方などが争点になった。泉谷氏は行財政改革の実績に加え、市内各地に活性化の拠点を整備し、「食」を中心に交流人口の拡大や農林水産業の振興、雇用の場の確保を図るなどと訴えた。
 泉谷氏は前回、自民党が推薦した前市助役を破って初当選した。今回は同党市議らでつくる市議会最大会派の推薦を受け、市内11地区で後援会が結成されるなど組織的な運動を展開。告示後は街頭遊説や個人演説会を重ね、現職の知名度を生かして手堅く支持を固めた。
 落合氏は午後9時15分ごろ、同市上戸町北方の選挙事務所に姿を見せ、集まった支持者に「訴えた施策で支持されたものもあった。新市長がいい政治をするかを市民の目で見守りたい」と述べた。
 反原発運動にかかわった落合氏は「原発が去って市政がさらに悪くなった。私には新たな地域振興策を示す責任がある」と市長選に初挑戦。入り込み客数150万人を目標とした観光振興策や、市内全域でのワンコイン(100円)バスの運行などを訴えた。告示後は党派を超えた支持拡大をめざし、街頭演説を繰り返すなどして浸透を図ったが、組織的な支援態勢もなく県内初の女性市長はならなかった。




 石川県珠洲市は能登半島の先端にある人口1.6万人程のいわゆる過疎の町(市)で、市長選は4年前の前回選挙で新人同士の争いを制して1期4年現職を務めた46歳の泉谷満寿氏に対して、前市議で63歳の落合誓子氏が挑みましたが、
 行財政改革などの実績を強調して「市民とともに活力ある豊かな珠洲にしていきたい」と主張すると共に、交流人口の拡大や中心市街地活性化などを訴えた現職の泉谷満寿裕氏が9481票を獲得し、
 「暗くなった珠洲を国や県と連携をとって変える」と訴え町内会助成金制度の新設や市議の定数削減、官民一体の観光振興による地域再生などを公約に掲げて2504票を獲得した落合誓子氏 に3倍半以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 まあ、現職はまだ46歳と市長としては若手の部類に入りますし、一方対抗する新人は63歳でしかも共産党が推す候補。結果はおおよそ予想がつきましたし、市民も若手の現職に引き続き市政を託したいと考えたのだとは思いますが、2005年3月末でのと鉄道能登線が廃止されてしまったために、最寄駅は能登町や輪島市を挟んで南にある穴水駅となり、仮に観光客が珠洲市を訪れたいと思っても輪島市にある能登空港かあるいは遠く離れた金沢駅からバスにでも乗るか、あるいは最初から車を使うかくらいしか交通アクセス網がないのが現実。
 どう観光客を取り込み、地域を活性化していくのかは、正直誰がやっても難しいと思いますが、再選を決めた泉谷満寿裕氏は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。

日航、株主優待継続を断念 国交省の批判強く

2010-05-30 07:56:13 | Weblog
日航、株主優待継続を断念 国交省の批判強く 2010年5月29日 日経
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E0EAE296E48DE0EAE2E7E0E2E3E28698E2E2E2E2
 会社更生手続き中の日本航空は、集客策の一つとして検討していた株主優待制度の継続を断念した。28日に同社首脳が明らかにした。本来は経営責任の一部を負うべき株主の優遇に
公的資金が使われかねないとの批判が国土交通省を中心に高まったため。来週開く管財人会で正式決定し、発表する予定だ。
 株主優待制度は国内線に普通運賃の5割引きで乗れる株主優待割引券の配布が中心。保有株式数に応じた枚数の割引券を発行してきた。1月に会社更生法の適用を申請した際は、
発行済みの優待券は有効期限の5月末まで利用できるとした。6月以降も制度を継続するかが注目されていた。
 更生計画には100%減資が盛り込まれる予定だが、実際の減資実施は計画策定が遅れていることもあり10月以降になる見通し。それまでは株式が存在する。
 顧客離れを避けるため日航では営業・経営企画部門を中心に制度継続を検討。管財人の企業再生支援機構も容認する姿勢だったが、前原誠司国交相が28日の会見で「株主優待券が
発行されるということは一般の国民からは理解されない。ゾンビみたいな話ではないかと思う」と述べるなど反発が強く、一転して断念に追い込まれた。



 一方、JALについては株主優待についても継続の断念が28日に発表されたようですが、こちらも『何を今更…』感がありますね。
 まだ、経営が苦しくても、それでも自力で頑張っているANAなどが発行するのならば『自社の経営責任の範囲内でやってください』ともいえますが、JALは経営再建中の身。
 JALの法的整理の話が本格化しはじめた時も『個人株主の権利はどうなるんだ…(怒!』といった論調の記事が一部週刊誌などを中心に出ていたようですが、顧客を獲得したいのならば運賃そのものをライバル各社より割安に設定するなり、あるいはサービスで差別化するなり、やり方はいくらでもあるはず。
 前原誠司国交相のゾンビ発言も、これを許したら真っ当に競争を行っているライバル業者が報われないという意味では至極妥当な発言(建設業界などは、まさにこの悪循環に陥っていますしね…)だと思いますし、こちらも『経営破綻にまで追い込まれている身だというのに、何を甘えたことを言っているんだ!!!』と一喝したくなります。

JALホテルズ売却へ オークラに60億円で

2010-05-30 07:52:46 | Weblog
JALホテルズ売却へ オークラに60億円で 2010年5月29日 朝日
http://www.asahi.com/business/update/0529/TKY201005280500.html
 経営再建を進めている日本航空は、国内外で58ホテルを運営する子会社のJALホテルズを、大手ホテルチェーンのホテルオークラに売却する方針を固めた。売却額は60億円。売却で得た利益を収支改善に役立てるとともに、グループ人員の削減にもつなげる。当初はホテル事業を残す考えだったが、取引銀行から一層のリストラを求められ、方針を転換した。
 売却は6月初めにも正式決定する。日航の管財人である企業再生支援機構は、1月に日航が会社更生法の適用を申請した時はJALホテルズをグループに残すとしていた。
 JALホテルズは国内各地のほか、日航機の就航都市を中心に海外にも広く展開してきた。ただ、1990年代後半以降、グループの業績悪化に伴ってホテルの土地や建物を売り始め、2006年までにすべてを売った。今はグループ直営の2ホテルを除き、ホテルの所有者から運営を委託される形になっている。
 一方、国内16カ所、海外5カ所でホテルを持つホテルオークラは、今回の買収で、国内では全国にホテル網を持つことになる。多くのホテルを運営することで資材を調達する費用を減らすなどの効果が見込めると判断したようだ。
 同じ都市で運営しているホテルの扱いや、売却後に「ホテル日航」などのブランドを残すかどうかなどが今後の焦点になる。



 『え??? ここ(JALホテルズ)って、親会社のJALの経営危機が囁かれ、実際に法的整理に追い込まれるまで資金繰りに苦しんでいたというのに、まだ全部売却していなかったんだ…(吃驚 なんでもっと早くに売却しなかったの???』というのが、正に私の正直な印象でしょうか…。
 まだ、空弁や飛行機内でのお土産物の販売など本業と関係の深いJALUXについては、筆頭株主の双日(30%)に次ぐ21%の持ち株を保有するだけに、下手に動くとJALUXの価値を棄損させてしまうリスクも高いだけに継続保有もわからなくもないのですが、ホテルなら世界中に買い手がいて、値段が妥当ならいくらでも売却する機会はあったはず…。
 本業との関連性も薄いですし、なぜ今まで売却の対象にならなかったのか、むしろそちらの方が不思議に思います。

「辻元さん辞めないで」コール…民主つなぎ留め必死

2010-05-30 07:43:14 | Weblog
「辻元さん辞めないで」コール…民主つなぎ留め必死 2010年5月30日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100529-OYT1T00787.htm
 民主、国民新両党が社民党を連立政権につなぎ留めようと駆け引きを始めた。
 社民党の参院選での集票力への期待があるようだ。同党の辻元清美国土交通副大臣の進退も焦点となっている。
 前原国土交通相は29日、海上保安庁の観閲式で記者団に、福島氏の罷免後、辻元氏に電話して続投要請したことを明らかにしたうえで、「JALの問題にしても、交通基本法(策定)にしても、辻元さんには陰に陽に素晴らしい仕事をしてもらった」と持ち上げた。
 29日に海外出張から帰国した辻元氏は成田空港で記者団に、「『副大臣を辞めないでほしい』というありがたい電話をたくさんもらった。ただ、党の方針にもかかわるので(党の)皆さんと議論していく」と述べた。辻元氏をめぐっては、社民党内で「党首が罷免されたのだから、内閣に残るべきではない」との声がある一方、テレビ出演などで知名度が高いこともあり、民主党内には続投を求める声が多い。
 民主党からは、社民党が連立を離脱し、選挙協力を全面的に解消しないようけん制する声も出ている。
 民主党の石井一選挙対策委員長は29日、新潟市で開かれた、参院選で改選となる同党議員の会合で、社民党について、「仲良くしてきた友人だから良好な関係を継続したい。しかし、連立解消になれば、民主党は(2人区では)2人公認する方針を立てており、新潟で2人という選択肢も残っている」と述べた。
 民主党は2人区の新潟選挙区で、再選を目指す社民党現職に配慮し、公認を1人に絞っている。社民党が連立離脱した場合には2人目を擁立し、社民党の選挙も厳しくなると示唆したものだ。
 これに対し、社民党の又市征治副党首は29日、宮崎市で記者団に「(連立離脱で)一番困るのは民主党だ。社民党が選挙戦で徹底的に批判し、『うそつき内閣』と言えば、民主党はぼろ負けだ。民主党側からこちらに何か言ってくるのが当たり前だ」と語った。
 社民党は昨年の衆院比例選で300万票を獲得した。同党は、参院選の選挙区選について「社民党単独で公認候補を当選させる力はないが、競り合いの選挙区では社民党の組織票が結果を左右することもある」(幹部)と自負している。同党幹部は29日、「のほほんと政権に残るような能天気なことはできない」と述べ、自らの集票力を「安売り」しない考えを強調した。
 国民新党の自見幹事長も29日、社民党の重野幹事長に電話し、参院選での選挙協力の継続を申し入れた。


 ん…。『社民党の福島党首は斬ったけど、辻元さんは辞めないで…』はあまりにも身勝手な言い分ではないでしょうか…(苦笑
 まあ、私自身も『そういえばこの人って社民党の人だったっけ…』と思うほど連立政権の中にもあまりにも自然に溶け込んでいるだけに、民主党としては『可能ならば離党して民主党に入り直して欲しい』というのが本音ではないかとも思うのですが、辻本さんと言えば、社民党を立ち上げた当時の党首土井たか子氏の一本釣りのような形で立候補&当選した土井チルドレンだけに、『(土井たかこ氏のの目の黒いうちは)移りたくても恩義があって移れない』というのが正に本音でしょうし、こちらは(100歩譲って本人と相思相愛状態だったとしても)難しいと思います。