ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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マイルドセブンに続いてラッキーストライクやマールボロも大幅値上げ

2010-08-01 08:54:00 | Weblog
「ラッキーストライク」320円→440円 2010年7月26日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100726-OYT1T00805.htm
 国内たばこ3位のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは26日、10月のたばこ増税に伴い、たばこ全銘柄(62品目)の値上げを財務省に申請したと発表した。
 1箱(20本入り)当たり110~130円の値上げで、代表的な「ラッキーストライク」は320円から440円にする。
 1箱70円の増税によって見込まれる販売数量の減少分も、価格に上乗せすることにしたという。
 国内首位の日本たばこ産業(JT)、2位のフィリップ・モリス・ジャパンもすでに値上げを申請している。

たばこ:ケント、クールなど値上げ 2010年07月27日 毎日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100727k0000m020102000c.html
 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(東京)は26日、たばこ税増税に伴い、62銘柄の値上げを財務省に申請したと発表した。認可されれば10月1日から実施する。
 販売数量の減少や原材料費の高騰によるコスト増に対応するため、増税分以上の値上げをする。主力銘柄では大半が現在300円の「ケント」が410円に、「クール」は320円から440円に値上げする。

「マールボロ」1箱320円→440円に 2010年07月22日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100722-OYT1T00901.htm
 国内たばこ2位のフィリップモリスは22日、10月のたばこ増税に伴い、たばこ全銘柄(76品目)の値上げを財務省に申請したと発表した。
 1箱(20本入り)当たり110~120円の値上げで、代表的な「マールボロ」は320円から440円に引き上げられる。認可を得て10月1日から実施する。
 たばこは1箱(20本入り)70円の増税が予定されているが、たばこ離れなどで販売数量の減少が見込まれるため、価格を上乗せすることにしたという。
 1位の日本たばこ産業(JT)はすでに値上げが認可されており、代表的な銘柄の「マイルドセブン」の価格は300円から410円になることが決まっている。





 国内最大のタバコメーカーであるJTが、マイルドセブンなど主要なタバコを110円値上げすることを決めたことで、洋モク(外資系タバコメーカー)のシェア最大手でマールボロブランドを保有するフィリップモリスや同3位のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンがどう動くかに注目していたのですが、あえてシェアを奪いに行く戦略は選ばずに、むしろJTの代表的銘柄であるマイルドセブンよりも値上げ幅を10円高くして、あえて利益を追求する戦略を選びました。
 ひょっとしたら、JTからシェアを一気に奪う最大のチャンスとばかり、価格の引き上げを最小限に抑えてくるシナリオもありかな…と見ていただけに、個人的にはやや予想外な展開となりましたが、外資系だからこそドライな割り切り方もできたのかもしれませね…。
 
 もっとも、タバコ税増税の次はおそらくは酒税の値上げが来る(酒税の値上げを先に行わないと、消費税増税の具体的な税率も決められないでしょう…)でしょうし、そういう意味では、(私はタバコは吸いませんが)このタバコ税の増税問題も決して他人事には思えませんし、『明日は我が身』という言葉を これほど深刻に感じたこともありませんでした。

尾花沢市長に加藤氏前県議接戦制し初当選 山形

2010-08-01 08:50:52 | Weblog
尾花沢市長に加藤氏前県議接戦制し初当選 山形 2010年07月26日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20100726-OYT8T00084.htm
 尾花沢市長選は25日、投開票が行われ、いずれも無所属の新人で、前県議・加藤国洋氏(63)が、前市議・菅原信博氏(59)を破り、初当選を果たした。
 投票率は選挙戦となった前々回(82・38%)を1・47ポイント下回る80・91%だった。当日有権者数は1万6242人。
 加藤氏は、同市中町の事務所で、200人以上の支持者とともに、開票結果を待った。当選が確実になると、事務所には拍手と歓声が沸き上がり、加藤氏は支持者らと握手を交わし、喜びを分かち合った。
 加藤氏は、「人口減少をまず、食い止めたい。そのためには、雪対策や雇用対策を行い、若者が定住できるような町にしたい」と抱負を語った。加藤氏は昨年12月に出馬を表明。地区座談会などを重ねてきた。
 菅原氏は、市議3人の支援を受けて選挙戦を展開したが、及ばなかった。
★山形県尾花沢市 市長選挙結果 
当 6946 加藤国洋(63)無新
  6087 菅原信博(59)無新





 遅くなりましたが、先月26日に行われた市長選結果をお送りしたいと思います。
 山形県尾花沢市は、山形県の北東にある宮城県と県境を接する人口約1.9万人程の市で、市長選は98年から3期12年現職を務めた小野紀男氏が出馬を見送ったため、前県議の加藤国洋氏と前市議の菅原信博氏による一騎打ちとなりましたが、
 市民参加型の市政運営を呼びかけると共に、福祉、環境分野の雇用確保と農業の6次産業化による雇用創出を訴え、福祉政策については「在宅型介護は面積が広く豪雪地帯の尾花沢の実情にそぐわない。施設型の介護施設を増やしていく」と強調し、雪対策による人口減少の歯止め、子育て支援態勢の充実も公約に掲げた加藤国洋氏 が6946票を獲得し、
 「一番の問題は人口流出。食い止めるには雇用、介護、雪対策、財政問題、観光、教育など一つ一つの政策を地道にやることが大切だ」と訴えると共に、雇用対策については「雇用の創出はもちろん雇用の維持もやらなければいけない」と語り、市の公共工事、備品購入は市内業者に発注することで雇用改善につなげたいと主張し、流雪溝の整備、学童保育施設の整備、中学3年までの医療費の無料化なども公約に掲げ6087票を獲得した菅原信博氏 を859票差で破り初当選を決めました。
 まあ、この自治体の場合、どのような形であれ まずは止まらない人口減少に少しでもブレーキをかけるためにも、まずは雇用の場を確保することが最優先かと思いますが、新市長に就任する加藤国洋氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。

鴻巣市長選 原口氏3選果たす 街の基盤整備など訴え /埼玉

2010-08-01 08:44:42 | Weblog
鴻巣市長選 原口氏3選果たす 街の基盤整備など訴え /埼玉 2010年7月26日 毎日夕刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100726-00000060-mailo-l11
 任期満了に伴う鴻巣市長選は25日、投開票され、現職の原口和久氏(57)が、前鴻巣市議の織田京子氏(57)とNPO法人理事長で元同市市民部長の利根川永司氏(63)の新人2人を破り、3選を果たした。投票率は42・80%。当日有権者数は9万6941人。
 鴻巣市本町4の原口氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、支持者らは喜びの表情を浮かべた。原口氏は「市民の幸せのため、初心にかえって力を発揮していきたい」と話した。
 原口氏は選挙戦で、鴻巣駅前の整備や中学生までの医療費無料化など、2期8年間の実績をアピール。「3地域の均衡ある発展」を最重要課題とし、街の基盤整備や健全財政の維持、子育て支援を公約に掲げた。
 織田氏は市長報酬5割削減の公約を掲げたが、及ばなかった。利根川氏は無駄の削減を訴えたが、浸透しなかった。
★埼玉県鴻巣市 市長選挙結果
当 21233 原口和久(57)無現
  10260 利根川永司(63)無新
  9587 織田京子(57)無新




 遅くなりましたが、先月26日に行われた市長選結果をお送りしたいと思います。
 埼玉県鴻巣市(こうのすし)は、県の東部中央に位置する人口約12万人の市で、市長選は2期8年現職を務め連合埼玉が推薦する原口和久氏に対して、元市市民部長でNPO法人理事長の利根川永司氏、前市議の織田京子氏の両氏が挑みましたが、
 旧鴻巣市・旧吹上町…旧川里町の合併から五年経ち、市内三つの駅前整備や、職員削減を実現。他候補から批判されるJR鴻巣駅前再開発事業は「歴代市長がやりたくてもできなかった、市40年以上の念願だった」とアピールすると共に仮称歴史民俗資料館についても「鴻巣はひな人形の町。伝統を残すのが市の役割」と訴えた現職の原口和久氏が21233票を獲得し、
 JR鴻巣駅前再開発事業や仮称歴史民俗資料館計画など「市は情報公開せず、突然ぱっと決めてしまう」。市民の声を聞く行政にするには「しがらみのある議員や市長だけでは限界」とし「第二の議会となる市民事務局を実現したい」。無作為に選ばれた市民が行政をチェックする仕組みを考えていると訴え10260票を獲得した利根川永司氏、
 JR鴻巣駅前再開発ビルへの市中央図書館の移転や、仮称歴史民俗資料館計画を批判すると共に、幸福度と出生率のナンバーワンを目指すとし、中核病院整備や自校式求職方式の実現を訴え、また市長報酬5割削減の公約を掲げて9587票を獲得した織田京子氏 の両氏を破り3選を決めました。
 
 う~ん。こちらも現職に本気で対抗しようと思えば、まずは候補を一本化しなければ到底太刀打ちできないと思うのですが、結果は案の定 アンチ現職票が分裂する形で現職が圧勝。
 3選を決めたとはいえ、51%強の支持率しか得ることができなかった原口氏は、どのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。

串間市長選/串間市議補選 市長選、野辺氏返り咲き再選 /宮崎

2010-08-01 08:30:10 | Weblog
串間市長選/串間市議補選 市長選、野辺氏返り咲き再選 /宮崎 2010年7月26日 毎日夕刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100726-00000175-mailo-l45
◇元職の強み、新人3氏破る
 任期満了に伴う串間市長選は25日投開票され、元職で前県議の野辺修光氏(67)=無所属=が、いずれも前市議で新人の福添忠義氏(67)▽武田政英氏(60)▽井手明人氏(58)=いずれも無所属=の3氏を抑え、返り咲き再選を果たした。当日有権者数は1万7842人(男8180人、女9662人)。投票率は77・65%(前回80・79%)で過去最低となった。
 野辺氏は「串間市の将来を憂う市民の気持ちの表れだと思う」と勝因を語り、原発については「1年以内に住民投票を行い是非を問いたい」などと述べた。
 野辺氏は1期目の92年に収賄容疑で逮捕され辞職。00年の市長選で再選したが、02年6月、最高裁判決で公職選挙法の連座制適用で失職し、当選無効が確定した(00年の当選は無効のため市長在任は1期)。

◇岩下氏が初当選--串間市区県議補選
 また、無所属の新人2人が立候補した串間市区県議補選(改選数1)も同時に投開票され、岩下斌彦(たけひこ)氏(64)が、福留成人氏(49)を破り、初当選した。
 投票率は77・63%だった。
★宮崎県串間市 市長選挙結果
当5401 野辺修光(67)無元
 4501 福添忠義(67)無新
 2446 武田政英(60)無新
 1393 井手明人(58)無新


原発立地是非 「住民投票1年内に」 串間市長選当選 野辺氏が抱負 2010年7月26日 西日本夕刊
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/186882
 原子力発電所の立地の是非を問う住民投票の実施を公約に掲げ、25日投開票の宮崎県串間市長選で返り咲いた野辺修光氏(67)が26日、同市役所で記者会見。「(住民投票を)遅くても1年以内には行いたい。市民が一丸となって先に進むために、原発論争に終止符を打ちたい」と述べた。
 同市では、野辺氏が市長を務めていた1992年に九州電力が立地を打診したが、市民の間で意見が割れ、93年に住民投票条例が制定された。野辺氏は、汚職事件に絡み市長を辞職したが原発立地を争点とした96年の市長選に立候補、反対派候補に敗れた。こうした経緯もあり、97年には九電が「白紙」を表明し、その後、市民の間では原発論争は沈静化していた。
 同条例では、その実施時期を「電気事業者から建設同意の申請があったとき」「市長が必要があると認めたとき」と規定している。野辺氏が住民投票の実施に意欲を見せたことで、論争が再燃する可能性が出てきた。
 市によると、九電からの立地の打診は現時点ではないという。同県の東国原英夫知事は今年4月の定例会見で、県内立地の可能性に否定的な見方を示し、「太陽エネルギーに軸足を置いた方が宮崎らしい」と述べている。




 遅くなりましたが、先月26日に行われた市長選結果をお送りしたいと思います。
 宮崎県串間市は、鹿児島県と県境を接する人口2万人程の市で、市長選は2002年から2期8年現職を務めた鈴木重格氏が出馬を見送ったため、過去に2度市長を務めるも共に不祥事を理由に辞職あるいは失職した元市長の野辺修光氏、前市議の福添忠義氏、武田政英氏、井手明人氏の4新人が立候補しましたが
 市民協働の市政の実現をアピールすると共に原発問題の是非を問う住民投票を実施し、一定の区切りをつけたいと訴えた元市長の野辺修光氏が5401票を獲得し、
 市民目線の市政運営を旗印に選挙戦を展開すると共に、人件費を含む徹底した行財政改革の断行を公約に挙げ4501票を獲得した福添忠義氏、
 串間のイメージを変える施策の取り組みを強調し、雇用の創出や高齢者福祉の充実、教育環境の拡充などを訴え2446票を獲得した武田政英氏、
 風力発電などを活用した「エコシティ串間」プロジェクトの推進を主張して1393票を獲得した井手明人氏
 を破り返り咲き当選を決めました。

 まあ、一番若い井出氏でも58歳で、武田氏は60歳、野辺氏と福添氏は67歳と、若手候補が皆無だったことで、『じゃあ実務経験のある方に任せてみようか』という意見が多かったのかな…とも思うのですが、野辺氏と言えば90年に初当選するも92年に電算機導入をめぐる収賄容疑で逮捕されて辞任し、後に有罪も確定。00年に返り咲くも02年に(返り咲き時の)選挙違反事件にからみ拡大連座制の適用を受け失職するなど、何かと問題の多い?方で、しかも既に時期を逸した感さえある原発立地の是非を訴え、しかも支持率は4割に満たないだけに、正直『本当にこの人に任せて大丈夫なのかな…』という不安も感じなくもないのですが、さすがに4人も候補が乱立したのでは、知名度のある元市長が有利になってしまうのも致し方なかったのかもしれません。
 野辺氏には、どこぞの市長のように暴走することなく、辛抱強く市民の意見を取りまとめて どう未来の串間を位置づけたいのかの舵取り役を期待すると共に、反野辺陣営は4年後の次回の市長選挙には、まずは候補を一本化することで、市民に選択の余地を与えることも必要なのかな…と思います。

先着500人金利ゼロも…住宅ローン値下げ競争過熱

2010-08-01 08:17:19 | Weblog
先着500人金利ゼロも…住宅ローン値下げ競争過熱 2010年7月27日 産経
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100726/fnc1007262234020-n1.htm
 長期金利の低下傾向が続く中、住宅ローン金利の引き下げ競争が過熱している。人数限定で金利ゼロの住宅ローンを販売する銀行も現れるなど、デフレ商戦は過激さの一途。中には利益度外視の競争に対する厭戦ムードも漂うが、少しでも顧客基盤を拡大したい銀行にとっては引くに引けない事情もあるようだ。
 「先着500名さまは住宅ローン金利ゼロ」
 こんな過激なキャンペーンを行ったのは東京スター銀行。募集期間は6月21日から7月30日までだが、7月7日には早くも定員の500人に到達した。
 一方、住信SBIネット銀行は7月の住宅ローン金利を0・975%とし、1%を切る水準に突入。しかも契約者が死亡したり病気になったときに返済を肩代わりしてくれる保険契約の保険料は銀行側が負担するという大盤振る舞いだ。
 このほか、三菱東京UFJ銀行が1・075%、新生銀行が1・1%の変動金利を提示するなど、新旧勢力入り乱れての値下げ競争が加速している。
 値下げの背景にあるのは長期金利の低下だ。10年物国債の利回りは22日、7年ぶりの低水準である1・045%まで低下。このことが銀行に住宅ローンを値下げする余裕を与えている。
 ただ、争いの渦中にある銀行からも「今の金利はかなりディスカウントした水準だ。そろそろ値下げ競争から足を洗いたい」(関係者)との声も漏れる。東京スター銀のゼロ金利キャンペーンも「事務手数料が収益源となり、来店客の増加につながったことは事実だが、継続的に実施できるほど大きな利益を稼げるわけではない」(同行)。
 このため一部銀行は値下げよりも、住宅ローンアドバイスといったコンサルティング業務で利用者にアピールする動きを活発化。ソニー銀行が6月24日にJR東京駅前に初の住宅ローン相談窓口を設置した。
 各銀行にとって住宅ローンは個人顧客の囲い込む重要な戦術となる。特にインターネット専業銀行など新興勢力にとっては、住宅ローンが業務拡大の決め手となるだけに各行の競争はさらに熾烈になりそうだ。





 正直、私はこの東京スター銀行という名の銀行も、日○振○銀行や新○行○京同様、全く信頼していないのですが、いくら客寄せ商品で定員500人に絞っているとはいえ、金利ゼロの住宅ローンを販売するなんて、適正な競争と言うレベルを超えて むしろ周辺金融機関(特に経営体力を無視した金利競争をしかけにくい下位地銀や信用金庫)に対する営業妨害と言い切っても過言ではないでしょうし、いくら知名度の低さを挽回して個人客の取り込みを図ることが目的とはいえ、ここまでやるのは正直どうかと思いますね…(呆れ

 ちなみに、この金利ゼロローンですが、通常かかる保証料や繰上げ返済手数料(但し、金利ゼロなら繰上げ返済の意味もありませんが…)はかからないとはいえ、実は 『融資金額の5.25%!!!』 を事務手数料として支払う必要があり、『新規物件購入の場合には当行(東京スター銀行)の提携物件に限る』という大きなトラップ条項があり、他にも当行所定の要件という『これは中身を詳細にチェックしないと怖いな…』と思えるような条項が散見し、融資期間も最大で15年までだとか…。

 東京スター銀行の場合、ほとんどの店舗網が東京近辺や名古屋、大阪、兵庫、福岡といった大都市にあり(ATMしかないという県も結構多いようです)、かつそんな地価の高い地域で、住宅ローンを15年以内で組めるような資金的に余裕のある方などそうそういるとも思えませんし、現実問題として(親からの多額の生前贈与でも受けない限り)新築物件購入にはほとんど適用できないと考えるのが妥当で、実際に利用できるのはある程度住宅ローンの返済が進んだ方だけなのだろうな…とは思いますが、通常住宅ローンを組む場合は、短い場合でも25年で最近は35年前提のケースも珍しくなくなりつつありますし、それだけにこのケースに限らず、安易に表面上の金利や毎月返済額の割安さだけを理由に飛びつくのではなく、『万が一、失業等の理由で収入が途絶えた時はどうなるのか』や『(3年や5年、10年固定のローンの場合は、金利が○%上昇すると総返済額がいくら増え、そうなっても返済し続けるだけの資金繰りが本当に可能なのか』といった悲観的シナリオも含めた複数のケースを想定した上で、慎重に慎重を重ねた上で各行が提供する商品の比較を行って欲しいと思います。

前原氏、両院総会さぼって海老蔵披露宴 「冠婚葬祭は極めて大事!」 「軽さ」に冷たい視線

2010-08-01 08:10:14 | Weblog
前原氏、両院総会さぼって海老蔵披露宴 「冠婚葬祭は極めて大事!」 「軽さ」に冷たい視線 2010年7月31日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100731/stt1007310017000-n1.htm
 前原誠司国土交通相が、29日の民主党両院議員総会を欠席し、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんとフリーアナウンサーの小林麻央さんの結婚披露宴に出席していたことが分かった。
 前原氏は30日の記者会見で「冠婚葬祭は極めて大事なセレモニーだ。両院総会が決まる前に招待状をもらっており、鏡開きをする話もあって優先した」と釈明。「社会通念上どちらを優先するのかを政治家は判断する。批判は甘んじて受ける」と開き直った。
 だが、両院議員総会は先の参院選大敗を総括する重要な場だった。前原氏は菅直人内閣の主要メンバーである上、党代表の経験もあるだけに、参院からは「参院選で多くの仲間が討ち死にした。その総括の場を欠席する前原氏の『軽さ』にはがっかりだ」(若手)と冷ややかな声も…。




 市川海老蔵氏と小林麻央氏の結婚披露宴については、結婚そのものが以前から世間的にも大々的に報道され、かつ、某大手キー局で午後7時から約2時間半ものゴールデンタイムを使って報道される大騒動(バカ騒ぎ?)に『今更芸能人の結婚式にこんなに大騒ぎするなんて…』といささか冷めた目で見ていたのですが、まさか民主党の次の総裁候補の1人として度々名前も挙げられる前原誠司氏が、主要閣僚としては何をもっても最優先しなければならないはずの両院総会をさぼってまで出席していたとは、心底呆れ果てましたね…。
 まあ、まだ同じお呼ばれしたケースでも、小泉元総理の場合は、既に現役を引退(昨年の7月21日に衆議院解散により現役を引退しています)しているだけに、出席者に名を連ねていたところで誰も責めないでしょうが、前原氏と言えば岡田氏と共に将来の民主党を背負っていく人材の筆頭人物のはず…。
 義理人情を大切にするのも政治家としては大切なことなのかもしれませんが、物事の優先順位を見誤るようでは人がついて来なくなりかねませんし、仮にドタキャンしたところで理由が理由だけに、突然の欠席という非礼を詫びると共に事前に録画したビデオレター(今ならDVDレターでしょうか…)を流してもらうことでお祝いの言葉を述べ、後日改めて祝辞の言葉を伝えれば十分思いは伝わったのではなかったのかな…と思います。

 民主党政権が大変な危機に陥っているのに、主要な政治家が本業よりプライベートを優先…。政権支持率がますます低下することにならなければいいんですけどね…(溜息