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さらば「キャスター」「チェリー」など23銘柄

2011-05-16 06:25:01 | Weblog
さらば「キャスター」「チェリー」など23銘柄 2011年5月12日 
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110512-OYT1T00914.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/business/update/0512/TKY201105120442.html
 日本たばこ産業(JT)は12日、全96銘柄のうち「キャスター」「チェリー」など23銘柄を廃止すると発表した。
 東日本大震災で工場が被災しており、生産を効率化して安定した供給体制の復旧を急ぐ。
 JTは震災後の3月30日から4月10日まで全銘柄の出荷を止め、現在も出荷を主要25銘柄に絞っている。残る48銘柄の出荷は8月上旬までに順次、再開する。
 廃止する銘柄は、人気が落ちているもので、全体の販売量の3%程度となる。
 昨秋の値上げでたばこ離れが進んでおり、JTは、2011年度の国内出荷本数を1000億~1080億本と、前年度比20%前後減ると見込んでいる。不人気銘柄の廃止で、原材料の種類も減らせるという。

JT:国内で販売中のたばこ23銘柄の廃止を発表 2011年5月12日 毎日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110513k0000m020168000c.html
 JTは12日、国内で販売中のたばこ96銘柄のうち23銘柄の廃止を発表した。現在4銘柄あるキャメルシリーズは姿を消す。木村宏社長は「出荷停止が長引くと、再開しても震災前の販売量に戻るのは難しく、苦渋の決断」と説明した。
 廃止する銘柄(地域限定販売を含む)は以下の通り。
 マイルドセブンのアクア・スカッシュ・メンソール7・ボックス▽アクア・メンソール・ワン・ボックス▽FK▽スペシャルライト・ボックス、セブンスターのブラック・インパクト▽ライト・メンソール▽ライト・メンソール・ボックス、ピアニッシモ・ウルトラライト、キャスター、キャスターのワン▽メンソール・ボックス、キャビン・プレステージ、ピース・ミディアム・ボックス、キャメルのフィルターボックス▽マイルド・ボックス▽メンソールボックス▽メンソール・ミニ、ウィンストン・エクストラ3・ボックス、ベヴェル・フレアー・メンソール、フロンティア・メンソール・ボックス、サムタイム・ライト、チェリー、ハイトーン




 ん…。昨年秋のたばこの大幅増税に加えて、東日本巨大地震で工場が被災したこと+福島のたばこ葉生産農家の栽培自粛+2週間程の一時生産停止にまでに追い込まれていただけに、いずれは一部銘柄の生産停止も打ち出してくるのだとは思っていましたが、キャスターやチェリーといった知名度の高い銘柄までその対象に含まれてくるとは、正直予想の範囲を超えていましたね…(吃驚
 ちなみに、キャスターはJTの主力製品の五本の指に入る程の商品で、うち今回販売終了となるのはキャスター、キャスター・ワン、キャスター・メンソール・ボックスの3商品。
 記事タイトルだけを見ていると、キャスター製品全てが廃止になる印象を受けますが、キャスター・マイルドやキャスター・スーパーマイルド、キャスター・ワン・ボックスは存続するようです。
 一方、チェリーは明治期から同名の実質的な別製品が発売されていたそうで、現在の商品は昭和40年代から発売されている二代目のロングラン商品ですが、クセが強くとてもキツイ味のタバコだったことから、こちらは若い方を中心に軽いタバコを好む人が増えたことから、一部の愛煙家以外はあまり吸わないマイナー商品と化していましたが、こちらは完全廃止。これも時代の流れでしょうか…。
 他、セブンスター・ライト・メンソール、マイルドセブン・アクア・スカッシュ・メンソール7、ベヴェル・フレアー・メンソールといった一部メンソール商品も廃止されるようです。

扇風機にすれば5割節電と訴えることにした政府

2011-05-16 06:16:05 | Weblog
扇風機にすれば5割節電と訴えることにした政府 2011年5月13日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110513-OYT1T00582.htm
 政府は13日、東京電力と東北電力の管内で今夏予想される電力不足に対応するため、企業と家庭の最大使用電力を昨夏より15%削減する目標を柱とした電力需給対策を正式決定した。
 家庭向けには、扇風機の活用やエアコンの設定温度引き上げなどの取り組みを示した。大企業など大口需要家に対しては、電気事業法27条に基づく電力使用制限令を発動する。
 原子力発電所や火力発電所の被災で、今夏、東京電力管内では6000万キロ・ワットの想定需要に対し、供給力が5380万キロ・ワットに、東北電力管内では需要1480万キロ・ワットに対し供給力が1370万キロ・ワットに、それぞれとどまる。東電管内で必要な電力抑制は10・3%、東北電は7・4%だが、一瞬でも需要が供給を上回れば大規模停電が発生する恐れがあるため、目標は15%減とした。
 夏の最大電力需要の3割を占める家庭に対しては、どんな行動で何%の節電ができるかという事例をまとめ、パンフレットにして配布する。エアコンの代わりに扇風機を使えば50%、エアコンの設定温度を2度上げれば10%、日中の照明を消せば5%の節電効果があるという。これが合計で15%を超えれば、目標を達成したことになる。

★政府がまとめた家庭の節電対策
冷房
 扇風機を使い、冷房を使わない 50%
 設定温度を2度上げる(26度→28度) 10%
 すだれなどで日差しを緩和 10%
照明
 日中は消灯し、夜間もできるだけ消灯 5%
テレビ
 省エネモードに設定。画面の輝度を下げる。必要な時以外は消す 2%
炊飯器
 早朝でタイマー機能で1日分まとめて炊飯 2%
家電全体の待機電力
 リモコン電源でなく主電源を切る。長期間使わない家電はプラグを抜く 2%
温水洗浄便座
 プラグを抜く 便座保温・温水をオフに いずれかで1%未満




 …だそうです。う~ん。一番問題なのはやはり夏の電力ピーク時、特に平日の日中~夕方までをどう乗り切るか…ですし、なるべく冷房を使わないことが一番効果が高いのは明白とはいえ、電力ピーク時には各地で最高気温が35度を超えるような状態なわけで、そんな中エアコンを我慢したあげく熱中症に罹る患者が続出しては医療機関がパンクしかねませんし、実際に扇風機だけでは我慢もできないと思いますが、ごくごく個人的な意見を述べるならば、『エアコンの設定温度を2度上げた上で、扇風機を併用したら○%削減できて、体感温度としてはどのくらいなのか』といった現実的に取りうることができる合わせ技をむしろ積極的に打ち出した方がいいと思うんですけどね…(汗
 私自身、待機電力の問題では、別居していた家族が実家に帰省している時にビデオの主電源を勝手に落とされてタイマーが初期化されてしまったことが原因で、軽い口論になりかけた(幸いタイマー録画はしていなかったので実害はありませんでしたが、もし大切な番組をタイマー録画していたら確実に冷戦状態に突入していたと思います)経験もあるのですが、人それぞれに価値観があるだけに、その価値観を押し付けるようなことがあれば、家庭の不和にもつながりかねませんし、エアコン(冷房)と扇風機の合わせ技というのは、電力需要を抑えるだけでなく夏場の電気料金も抑え込む家計にも優しく費用対効果も高い、かつ誰にでも出来るエコ策だけに、細かな節電策を数多く打ち出すよりも、『この中から何本かに絞って、個々人でできる努力をお願いします』と訴えた方が個々人の協力も得やすいのかな…と思います。

(15日の自治体選挙)足立区長選:近藤氏が再選 東京

2011-05-16 06:10:58 | Weblog
(15日の自治体選挙)足立区長選:近藤氏が再選 東京 2011年05月16日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110516k0000m010148000c.html
 足立区長選(東京都)=15日投開票。近藤弥生氏(52)が再選。歯科医の吉田万三氏(63)を破る。投票率は47.32%。
 確定得票数次の通り。

当 191554 近藤弥生=無現<2>[自][公]
  53731 吉田万三=無元(1)[共]



 先ほどまでのスレッドは先月24日に行われた自治体首長選。そして今スレッドはつい先日の15日に唯一行われた自治体首長選(東京都足立区長選)です。
 東京都足立区は東京都23区の東部に位置する人口68.4万人程の特別区で、区長選は自民・公明が推薦する現職の近藤弥生氏と、共産党が推薦し4期ぶりの区長への返り咲きを狙う歯科医の吉田万三氏との一騎打ちとなりましたが、
 1期目の実績を強調した上で、「震災が起き地域のリスクに目が向けられている。区民の命を守る区政づくりに力を入れるとともに、来年80周年を迎える区の飛躍につなげることが求められる」と訴えた近藤弥生氏が19万1554票を獲得し、
 区政について「構造改革路線の焼き直しでなく、区民の暮らし第一で子育てや高齢者問題に取り組んでいきたい」と語ると共に、「原発を廃止し自然エネルギーへの転換を全国に先駆けて足立区から踏み出すべきだ」と訴え53731票を獲得した吉田万三氏 に圧勝しました。
 ……(汗 まあ、現職と16年前までの元職というだけでも、区民の反応は違ったと思いますが、いくら共産党のポリシーとはいえ、原発の廃止で真っ先に計画停電といった実害を被るのはまさに地元の方なわけで、また実際近所に原発があるわけでもなく、区民にとっては逆にこの公約を強調することは個人的には対抗候補である吉田氏への1票を逡巡させるだけだった気もしなくもありませんね。

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)川端氏、女性候補かわし再選飾る 上天草市長選

2011-05-16 05:55:16 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)川端氏、女性候補かわし再選飾る 上天草市長選  2011年04月25日 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/main/20110424013.shtml
 任期満了に伴う上天草市長選は、無所属現職の川端祐樹氏(39)が、無所属新人の橋本美春氏(59)を240票差でかわし再選を果たした。当日の有権者数は2万6076人。投票率は前回より1・09ポイント低い80・87%。
 選挙戦で川端氏は、1期4年で進めた財政改革の実績を強調。次の4年間は、合併時から懸案となっている市役所松島庁舎の建設や図書館の建て替え、観光都市化へ向けた景観の整備など、積極的なインフラ投資を進めると訴えた。
 主地盤の大矢野町をはじめ、松島町、姫戸町、龍ケ岳町にも後援組織を張り巡らせた。建設業や漁業関係者らの協力も得て、市全域でローラー作戦を展開。激しい一騎打ちを制した。
 橋本氏は公正・公平な市政運営を掲げて、現職の行政手法を批判。政策面では、農水産業と観光業の連携、中3までの医療費無料化を訴えた。
 選挙戦では、議会の半数を超える市議12人や市職員OB、経営していた学習塾の元生徒らが支援。徹底したローラー作戦で、一時は現職陣営を上回る勢いを見せた。しかし、
立候補表明の遅れが最後まで響き、あと一歩及ばなかった。


 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 熊本県上天草市は、県の天草諸島東部に位置する2004年3月に大矢野町・松島町・姫戸町・龍ヶ岳町が合併して誕生した人口2.9万人程の市で、
 市長選は、1期4年現職を務めた39歳の川端祐樹氏に対して、元学習塾経営で59歳の橋本美春氏が挑みましたが、
 「第2の夕張にはしたくない」。この4年間、予算規模の圧縮や職員削減など行財政改革を進めると共に、「改革は痛みを伴う。批判を承知で将来のための体力づくりにまい進してきた」と1期4年の実績を訴えた川端祐樹氏氏が10561票を獲得し、
 「市民の意見が反映されないなど今の上天草は閉塞感に包まれている。次世代のためにも公正・公平な市政を目指したい」、「中学3年までの医療費無料化や、若い女性を中心に増加している子宮頸がんの予防対策推進などにも力を入れたい」と訴えると共に、当選した場合には市長の給与とボーナスを5割削減すると訴え10321票を獲得した橋本美春氏 を240票の僅差で退けて再選を決めました。
 何とか再選は決めたものの、この若さで半数近くの市民にNO! を突き付けられた川端氏は次の4年間でどれだけの実績を残すことができるのか、厳しい市民の目を受けることになりそうですね。

★熊本県上天草市 市長選挙結果
当 10561(50.6%) 川端祐樹 39 無現 2 市長
  10321(49.4%) 橋本美春 59 無新 (元)学習塾経営

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)人吉市長選、田中氏再選果たす 幅広い層に浸透

2011-05-16 05:53:55 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)人吉市長選、田中氏再選果たす 幅広い層に浸透 2011年04月25日 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/main/20110424014.shtml
 任期満了に伴う人吉市長選は、無所属現職の田中信孝氏(63)が、諸派新人で会社社長の長友清冨氏(61)、無所属新人で前市議会議長の大王英二氏(54)を大差で退け、再選を果たした。当日の有権者数は2万8584人。投票率は前回より0・35ポイント低い79・52%だった。
 選挙戦は過去に建設の是非をめぐり争点となった川辺川ダム問題は影を潜め、各陣営は1期4年の田中市政への評価を軸に論戦を繰り広げた。告示直前、地元選出の衆院議員と県議が大王氏支持を表明、田中氏と大王氏の事実上の一騎打ちの構図になった。
 田中氏は個人後援会や約200の推薦団体に支持され、徹底した組織戦を展開。衆院議員らが大王氏支援に回った危機感から陣営が引き締まり、連日の個人演説会などで、農業、観光、企業誘致を柱にした4年間の実績を強調した。ダム反対派の支持も受け、幅広い層からの票を手堅くまとめ、大王氏に5141票差を付けた。
 大王氏は現職の市政運営を「独善的」と批判。衆院議員や県議に支援され、国や県との協力関係、球磨郡との連携を前面に打ち出して支持を訴えた。5期20年の市議の経験と人脈をアピールし、一時は現職を追い上げる勢いを見せたが、及ばなかった。
 長友氏は妻と二人三脚で独自の戦い。市町村合併による「球磨市」の実現などを訴えたが、対立陣営の分厚い組織力に阻まれた。(臼杵大介)



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 熊本県人吉(ひとよし)市は、県最南部に位置する人口約3.5万人程の市で、
 市長選は、1期4年現職を務めた63歳の田中信孝氏に対して、元市会議長で54歳の大王英二氏、日本森海党首で61歳の長友清冨氏 の2新人が挑戦しましたが、
 川辺川ダム建設反対の政治判断。「人吉の自然を残すと示すことができ、県民の支持も得られた」と振り返ると共に、1期目に取り組んだ高齢者向けの副収入としての農業や、医療費無料化の拡大をアピールし、続投を訴えた現職の田中信孝氏が全体の6割を占める13627票を獲得し、
 現市政について「市職員の人事や予算配分が不公平で、職員も団体も委縮している。国・県・球磨郡との連携がうまくいっていないと感じる」と批判し、基幹産業の農林業の振興策として、農地や機械の貸し借りや働き手の紹介をする公社の設置を提案した。「景観や環境、農業の多面的な機能を任せきりではいけない」と、農協と加工施設の設置なども進めると訴え8486票を獲得した大王英二氏 に圧勝。
 人吉球磨地域の合併との合併を強く主張し、観光面では、環境と健康づくりを前面に出した滞在型観光を進めるため、人吉球磨地域の観光協会を一つにする。加工食品工場や直販所などで地場企業を育て、農業と雇用、観光を結びつけると訴えた長友清冨氏は314票に留まりました。

 まあ、今更平成15年にお流れになった合併問題を今更こじかえす候補が今更対抗馬になるとも思えず、実質現職と市会議長の大王英二氏との一騎打ち状態だったかと思いますが、結果は現職の圧勝。次の4年間で現職はどのような実績を残してくれるのでしょうか…。

★熊本県人吉市 市長選挙結果
当 13627(60.8%) 田中信孝 63 無現 2 市長
  8486(37.8%) 大王英二 54 無新 (元)市会議長
  314(1.4%) 長友清冨 61 諸新 日本森海党首

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)長崎、佐世保市とも現職 市長選

2011-05-16 05:51:46 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)長崎、佐世保市とも現職 市長選 2011年4月25日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20110425-OYT8T00130.htm
 統一地方選の後半戦は24日投開票された。長崎、佐世保両市の市長・市議選と大村市議選、小値賀町長選と町議選、時津、川棚、東彼杵の各町議選が行われ、深夜にかけて当選者が次々に決まった。長崎市長選は、無所属現職の田上富久さん(54)が新人2人に勝利した。佐世保市長選も無所属現職の朝長則男さん(62)が新人との一騎打ちを制し、ともに再選を果たした。
 田上さんが盤石の態勢を築き、2度目の勝利をつかんだ。長崎市元船町の事務所に「当選確実」の報が伝わると、「また頼むばい」と歓声が上がった。田上さんは、「時代に合わせ、(長崎市の)魅力の出し方を変えていかないといけない。しっかり進化させていきたい」と語った。
 現職の強みを存分に発揮した選挙だった。伊藤一長前市長の射殺事件を受け、市職員を辞めて急きょ補充立候補した前回は、まちづくりで知り合った人々が中心の「勝手連」的な組織に支えられた。今回は、連合長崎や医師連盟など2大政党の選挙を支える組織が続々と推薦を出し、両党の支部も支持を決定。後援会には、国政や知事選で勝利陣営を率いた人物も迎え、組織づくりにも余念がなかった。
 また、「進化」をキーワードに99の政策を発表。市職員時代から尽力してきたまちづくりや産学官の連携による経済活性化を柱に、「もっと強く、暮らしやすく、魅力的なまちにする」と訴えた。街頭では、持ち前の親しみやすさで有権者の心をつかんだ。
 一方、太田さんは「師」と仰ぐ伊藤前市長を引き合いに、「市政に強いリーダーシップが必要」と主張。職員数2割削減など大胆な行政改革を打ち出したが、浸透できなかった。中田さんは9期36年の市議経験を生かし、災害に強く、福祉に厚いまちづくりを訴えたものの、広がりを欠いた。
★長崎県長崎市 市長選挙結果
当 150842(79.4%) 田上富久 54 無現 2 市長
  26316(13.9%) 太田雅英 63 無新 (元)市教育長
  12762(6.7%) 中田剛 67 共新 (元)市会副議長

★長崎県佐世保市 市長選挙結果
当 100442 (81.5%) 朝長則男 62 無現 2 市長
  22793(18.5%) 前川雅夫 65 無新 郷土史家


 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 長崎市は県南部の人口44.2万人弱の県庁所在地で、市長選は現職を1期4年務めた54歳の田上富久氏に対して、元市教育長で63歳の太田雅英氏、元市会副議長で共産党が推薦する67歳の市会副議長の中田剛氏が挑戦しましたが、
 「他の誰でもなく、長崎の街を良くするのは私たちです」と市長就任後に「ちゃんぽんミーティング」や「市っぽく手弁当会議」などで市民や職員らと対話を重ね、自身の政治スタイルを浸透させた知名度の高い現職田上富久氏が8割近い15万0842票を獲得し、
 伊藤前市長を「師」と仰ぎ「長崎を再び活気ある街に変える」と訴え26316票を獲得した太田雅英氏、
 「大型開発に税金を使うより、暮らしに」と訴え、保育所民営化や市立病院の独立行政法人化、長崎駅周辺土地区画整理事業などに反対する姿勢を示して12762票を獲得した中田剛氏を一蹴。
 4年前の接戦(伊藤一長前市長が暴力団幹部の男に拳銃で狙撃され翌18日に死亡。市長の娘婿の横尾誠氏を953票の僅差で破りました)と異なり、今回は実質的な田上富久市政の信認投票状態になりました。

 そして長崎県佐世保市は、県北部に位置する人口約26万人程の県第二の市で、市長選は現職で62歳の朝長則男氏に対して、郷土史家で65歳の前川雅夫氏が4年前の前回選挙に続いて挑戦しましたが、
 ハウステンボス再生支援の実績を強調すると共に、、観光振興や石木ダム建設推進を打ち出した現職の朝長則男氏が10万0442票を獲得し、
 米海軍の原子力艦が寄港する佐世保港周辺の原子力防災計画の見直しや、米軍基地撤去と跡地への産業誘致などを訴え22793票を獲得した前川雅夫氏を一蹴しました。
 まあ、4年前の前回選挙でも、自民・公明の推薦を受けた朝長則男氏が68809票、野口日朗氏が59631票を獲得する接戦だった中、前川雅夫氏は4年前も6268票しか獲得できず、接戦の中一人だけ蚊帳の外状態だっただけに、おおよその結果は予想がついていたのですが、こちらも実質の信認投票状態でしょうか…。

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)大分県別府市長選は現職浜田博氏が逃げ切り

2011-05-16 05:50:35 | Weblog
 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 大分県別府市は、大分県の東海岸の中央にある人口12.6万人弱の県第二の市で、市長選は現職を3期12年務めた72歳の浜田博氏に対して、元市議で36歳と若手の長野恭紘氏、元管区警察局長で66歳の衛藤文一郎氏が挑戦しましたが、
 シネコンの建設問題について「結果として建設できていないことは反省している。企業側に責任転嫁して逃げるわけではなく、(次の任期で)最大限の努力をしたい」と弁明した浜田博氏が28298票を獲得し、
 「商業施設に併設のシネコン建設など市民への約束を果たしていないことは市長にも責任がある。誰も責任を取らずに終わるのか」と現職浜田氏を批判すると共に世代交代を訴え26878票を獲得した長野恭紘氏を僅差で退けて 再選。
 「これまでの市政を全否定するつもりはない。ただ、誰かが一度、白紙から別府を見直す必要があるんじゃないか」と、しがらみのなさを強調した衛藤文一郎氏は7450票でした。
 ん…。歴史にもしはありませんが、いずれの候補も強く訴えているのは「観光業の浮揚、再生」で、3者に大きな争点がなかっただけに、
もし一騎打ちだったら、ひょっとしたら結果も変わっていたのかもしれませんが、かろうじて逃げ切る形で再選を決めた浜田博氏は次の4年間でどれだけの実績を残してくれるでしょうか…。

★大分県別府市 市長選挙結果
当 28298(45.2%) 浜田博 72 無現 4 市長
  26878(42.9%) 長野恭紘 36 無新 (元)市議
  7450(11.9%) 衛藤文一郎 66 無新 (元)管区警察局長

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)大分市長に現職・釘宮氏 組織力発揮し大差

2011-05-16 05:49:36 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)大分市長に現職・釘宮氏 組織力発揮し大差 2011年4月25日
http://mytown.asahi.com/areanews/oita/SEB201104240023.html
 大分県内で統一地方選後半戦が24日投開票され、大分市長選は無所属現職の釘宮磐氏(63)が無所属新顔の安部省祐氏(51)=自民推薦=を破って3選を果たした。別府市長選は、無所属現職の浜田博氏(72)が長野恭紘氏(36)と衛藤文一郎氏(66)の無所属新顔2氏を抑えて4回目の当選を決めた。投票率は大分市長選37.49%(前回25.02%)、別府市長選64.30%(同61.98%)、当日有権者数は大分市37万4052人、別府市9万9042人だった。163議席を186人で争った8市町村議選と大分市議補選も次々と新議員が決まった。
 大分市大道町4丁目の釘宮氏の事務所には後援会幹部や多くの支持者が詰めかけ、3選を祝福した。釘宮氏は「市民自らがつくるまちづくりを、さらに進めたい」と決意を述べた。
 選挙戦では、2期8年の行財政改革の実績や、少子高齢化の進展に備えた高齢者や子育て世帯への支援を訴えた。市民が一斉にごみ拾いに参加したギネス記録達成に代表される活動も「市民協働の成果」として前面に出した。
 対立候補の安部氏から「県との連携がとれていない」と批判を受けたが、23日に釘宮氏は「相手は『県のポチになれ』という考え。私は一緒にやれるところは十分連携しているし、互いに利益に反するところは主張し合っている」と話していた。
 祝福に訪れた広瀬勝貞知事は「もうちょっと接戦かと思っていたら、見事な圧勝でした。力を合わせてすばらしい大分市を作っていきましょう」と話した。
 選挙期間中に1日十数回以上重ねた「辻立ち」には、後援会の「世話人」と呼ばれる住民らが声をかけて毎回数十人以上が参加。民主党国会議員や県議、市議らも下支えした。推薦した連合大分も、個人演説会への動員などを繰り返した。
 安部氏は大分市の事務所に集まった自民党国会議員や県議、市議、支持者に対し「期間も時間も短かったが、期待に応えられなかった」と述べ、頭を下げた。県との連携強化を唱えて現職批判を繰り広げたが、支持は広がらなかった。
 麻生太郎元首相ら自民党の有名議員を招いて自民党色を前面に出したが、支援具合には濃淡があった。同党大分市連は2007年の市長選で候補者擁立を断念し今回も難航。告示直前の安部氏の表明でなんとか体裁を保てていた。組織としての力不足は否めず、陣営幹部からは「あまりにも大差をつけられた」と落胆した声も聞かれた。

大分市長・釘宮氏、別府市長・浜田氏が当選 2011年04月25日 大分合同
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_130368586623.html
 任期満了に伴う大分、別府両市長選挙、8市町村の議会議員選挙と、大分市議会議員補欠選挙は24日、投開票した。大分市長選は、現職の釘宮磐氏(63)が前県議会議長の安部省祐氏(51)に約5万票の大差をつけて3選を果たした。別府市長選は、現職の浜田博氏(72)が元市議の長野恭紘氏(36)を1420票差でかわして4回目(2006年の出直し選を含む)の当選を決めた。市町村議選・補選は25日未明までに新議員163人の顔触れが決まり、1カ月にわたった統一地方選は幕を閉じた。

大差で安部氏を下す
 現職と新人の一騎打ちとなった大分市長選は、釘宮氏が現職の強みを生かして全市で浸透、支援組織の票も手堅くまとめて、安部氏に大差をつけた。
 釘宮氏は過去2回の市長選同様、政党や団体の推薦を求めない「市民党」を掲げ、選挙戦では2期8年の実績や「地域主権」に適応したまちづくりなどを訴えて幅広く浸透した。長年培った後援会組織が活発に集票。推薦した連合大分は終盤に組織を引き締めた。以前県連代表を務めた民主党は、自主投票ながらも所属の国会議員、県議らの後援会が支援に動いた。
 元自民党県議の安部氏は、推薦した自民党が前面に出て、釘宮市政の転換だけでなく民主党批判も訴えて政権批判票の取り込みも狙った。だが出遅れを挽回できず、自民党や「心情的支援」の公明党の支持層もまとめられなかった。

市街地活性化に全力
 釘宮氏の話 市民に2期8年間の市政が評価され大きな喜びを感じている。深刻な少子高齢化で厳しい時代を迎えているが、中央に決められるのではなく、地域が責任を持つまちづくりを進めたい。中心市街地の活性化、防災体制の構築などにしっかり取り組む。
★大分県大分市 市長選挙結果
当 95005(68.5%) 釘宮磐 63 無現 3 市長
  43596(31.5%) 安部省祐 51 無所属(自) 新 (元)県会議長



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 大分県大分市は、県の中部に位置する人口約47.2万人の県庁所在地で、市長選は現職を2期8年務めた63歳の釘宮磐氏に対して、元県会議長で自民が推薦する51歳の安部省祐氏が挑戦しましたが、
 2期8年の行財政改革の実績や、少子高齢化の進展に備えた高齢者や子育て世帯への支援を訴えた釘宮磐氏が95005票と3分の2を超える獲得票数を得て、自民が推薦して43596票を獲得した安部省祐氏 を破り再選を決めました。

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)福岡県太宰府市長選は現職が再選

2011-05-16 05:48:40 | Weblog
 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
  福岡県太宰府市は、県中部に位置する人口7万人程の市で、市長選は、1期4年現職を務めて公明とみんなの党が推薦する63歳の井上保広氏に対して、進学塾顧問で60歳の高取正臣氏が前回に続いて挑戦しましたが、
 現職の井上保広氏が手堅い行政手腕も評価されて幅広く支持を得たことから15906票を獲得し、
 「民間の発想と手法で市を活性化する」と訴え12320票を獲得した高取正臣氏 を破り再選を決めました。

★福岡県太宰府市 市長選挙結果
当 15906(56.4%) 井上保広 63 無(公・み) 現 2 市長
  12320(43.6%) 高取正臣 60 無新 進学塾顧問

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)福岡県春日市長選は現職が新人2人を退けて再選

2011-05-16 05:47:41 | Weblog
 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 福岡県春日市は、県中央部に位置する人口約10.6万人程の市で、
市長選は、3期12年現職を務めた60歳の井上澄和氏に対して、元市議で70歳の古川詳翁氏、元市議で50歳の藤井俊雄氏が挑戦しましたが、
 「1、2期目は夢中だった。3期目は責任の重大さを痛感した」と振り返り「4期は多選と言う人もいるが、私の場合は毎回、選挙で市民の審判を受けてきた。一定の支持は得られていると考えている」と話し、今後も市民との協働を進め、『住み続けたいまち』でもナンバーワンでありたいと語った現職の井上澄和氏が22810票を獲得し、
 「市議時代、市長の権限の大きさを痛感した。市長との意見の相違もあり、議論も不十分なまま、訴えは市政に反映できなかった」と言い、「議会での活発な議論により市民の声をくみ上げたい」と訴え10209票を獲得した藤井俊雄氏、
 厳しい財政状況を踏まえ「市民に負担をかけてはならない」として徹底的な無駄の排除を求めると共に、市内の業者を優遇するため、「入札方法の見直しも検討する」と訴え、市長人気は2期までと現職の4選を阻止したいと訴え5826票を獲得した古川詳翁氏 を破り再選を決めました。

★福岡県春日市 市長選挙結果
当 22810(58.7%) 井上澄和 60 無現 4 市長
  10209(26.3%) 藤井俊雄 50 無新 (元)市議
  5826(15.0%) 古川詳翁 70 無新 (元)市議

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)福岡県田川市長選は現職伊東氏の圧勝

2011-05-16 05:46:56 | Weblog
 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 福岡県田川市は県の中央部に位置する人口5万人程の市で、市長選は、2期8年現職を務めて民主・公明・国民新党が推薦する65歳の伊藤信勝氏に対して、元市議で58歳の笹山良孝氏が挑戦しましたが、
 「企業誘致も行財政改革も着実に進み、一定の結果は出している」が新ごみ焼却場の建設や下水道整備は進まなかった。3期目は自分の意思でやりたいと2期8年の実績を訴えた現職の伊藤信勝氏が8割近い22245票を獲得し、
 ストレートな言葉とスピードある行政で、「財政も政策も行き詰まっている」と考える市に新風を吹かせたいと「田川革命」をスローガンに掲げて6115票を獲得した笹山良孝氏を一蹴しました。

★福岡県田川市 市長選挙結果
当 22245(78.4%) 伊藤信勝 65 無(民・公・国) 現 3 市長
  6115(21.6%) 笹山良孝 58 無新 (元)市議

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)福岡県直方市挑戦は現職が再選

2011-05-16 05:45:45 | Weblog
 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 直方市(のおがたし)は、福岡県の北部に位置する人口5.7万人程の市で、市長選は、2期8年現職を務めた71歳の向野敏昭氏に対して、元県議で60歳の一尾泰嗣氏が挑戦しましたが、
 「2期目は中心市街地整備や行財政改革を進めることができた。これからは、直方の将来を担う子どもたちをどう育てるか、ぜひ自分の手でやってみたい」と訴えると共に、九州の自治体で初めて「事業仕分け」を導入し、補助金見直しも進め、増え続ける赤字の縮小に取り組んだ実績をアピールした現職の向野敏昭氏が17631票を獲得し、
 「直方市は福岡、北九州の両政令市の中間に位置し、発展への潜在力は高い。伝統ある歴史や文化も生かしたい」と訴え12891票を獲得した一尾泰嗣氏 に5000票近い差をつけて再選を決めています。
★福岡県直方市 市長選挙結果
当 17631(57.8%) 向野敏昭 71 無現 3 市長
  12891(42.2%) 一尾泰嗣 60 無新 (元)県議

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)東かがわ・藤井氏、直島は浜田氏/2市町長選 2011年04月25日 四国

2011-05-16 05:44:57 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)東かがわ・藤井氏、直島は浜田氏/2市町長選 2011年04月25日 四国
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110425000075
 香川県内の統一地方選を締めくくる東かがわ市長選と直島町長選、5市4町の議員選は24日投開票され、明日のまちづくりを担う新たな顔ぶれが決まった。現職と新人の一騎打ちとなった東かがわ市は藤井秀城氏(59)が再選、直島町も浜田孝夫氏(73)が元職の挑戦を退けて4選を果たした。市町議選は168議席が確定。注目された投票率は、市町議選が平均54・90%で過去最低に落ち込んだ。
 東かがわ市長選は、藤井氏と新人で元引田町長の安倍正典氏(64)が立候補した。選挙戦は、組織力に勝る藤井氏が当初から優位な戦いを展開。地盤の白鳥地区を中心に市内全域から幅広い支持を得て、安倍氏に3002票差をつけて逃げ切った。
 藤井氏は期間中、財政健全化や社会資本整備などを進めた1期4年間の実績をアピール。告示以降は毎日3カ所で個人演説会を開催するなどして、着実に支持を広げてきた。
 3度目の挑戦となる安倍氏は「行財政改革で無駄を省き、過疎脱却に取り組む」と主張。自転車で市内各地を回るなど手作りの選挙戦を展開したが、地元の引田地区以外に支持が広がらなかった。
 直島町長選は、浜田氏と元職の松島俊雄氏(67)が立候補。12年ぶりの対決となったが、再び浜田氏が936票差で松島氏を下した。
 浜田氏は公務の合間を縫って街頭に立ち、3期12年の実績や政治姿勢などをアピール。地元企業や漁協などの協力を得ながら、町内全域に支援の輪を拡大した。
 返り咲きを狙った松島氏は震災の被災地にも配慮し、たすきも選挙カーも使わない独自のスタイルで選挙戦を展開。期間中は毎日、全集落を地道に歩き、「透明で開かれた行政の実現」を訴えてきたが、現職の厚い壁を崩すことはできなかった。

希望が持てるまちに
 藤井秀城氏の話 本当に厳しい戦いだったが、皆さまの支援で当選できた。これまで4年間の実績とこれからの4年間に向けての訴えを通じて、結果が出た。最大の課題は若者が少ないことと、人口減少だ。歳出を抑えることも大切だが、若者対策、子育て支援に関しては分けて考え、効果を上げていきたい。まちが元気になり、希望を持てる東かがわ市にするために身を粉にして働いていく。

最後のご奉公したい
 浜田孝夫氏の話 今より少しでも直島を発展させることが、町民の皆さまにいただいた大きな支援への恩返しだと思っている。豊島産廃中間処理施設については今後県としっかりと交渉し、有効活用を必ず実現する。町職員や議会、町民の協力のもとで初めて町政は進む。町民が物心ともに豊かで、ぬくもりと活力のある町づくりを実現するため、最後のご奉公をさせていただきたい。

★香川県東かがわ市 市長選挙結果
当 11733(57.3%) 藤井秀城 59 無現 2 市長
  8731(42.7%) 安倍正典 64 無新 (元)市議


 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 香川県東かがわ市は2003年04月に引田町・白鳥町・大内町の3町が合併して誕生した人口約3.3万人程の市で、市長選は、現職を1期4年務めた藤井秀城氏に対して、元市議で64歳の安倍正典氏が挑戦しましたが、
 「4年間でこしらえた『財政の幅』を生かし、一生懸命、東かがわ市のために頑張ることを誓う」と訴えた現職の藤井秀城氏が11733票を獲得し、
 「合併以降、地域が豊かになったとは言えず、昨年4月には市全域が過疎地域となった。今後の4年間、無駄を省いた上で、過疎脱却に全力で取り組みたい」と訴え8731票を獲得した安倍正典氏 を退けて再選を決めました。

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)周南市長、大差で木村氏 現職批判票集め雪辱

2011-05-16 05:43:50 | Weblog
(24日の統一地方選後半戦選挙結果)周南市長、大差で木村氏 現職批判票集め雪辱 2011年4月25日
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201104240021.html
 山口県内の統一地方選の後半戦は24日、投開票された。周南市長選と宇部市議選、和木、平生の両町議選に加え、周南市議補選があり、前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった周南市長選では、無所属新顔の木村健一郎氏(58)が初当選し、無所属現職の島津幸男氏(65)の再選を阻んだ。

■大型2事業、見直しへ
 西部道の駅整備、JR徳山駅周辺整備の2大事業などが争点となった周南市長選。2事業の見直しを掲げ、市政の刷新を訴えた木村氏は、島津氏に約1万3千票の差をつけた。当日有権者数は12万2457人、投票率は49.01%(前回54.68%)だった。
 木村氏の当選が報じられると、事務所は拍手と歓声に包まれた。木村氏は報道陣の質問に「選挙戦で周南を変えてほしいと、多くの市民から求められた」と振り返った。
 争点の2事業は「大きなハコモノから市民の幸せは生まれない。見直しにまず取り組む」。東日本大震災を踏まえた防災対策は、西部道の駅と徳山駅を避難所や防災センターにする島津氏の構想を否定。「身近な施設に防災施設をつくり、地域地域に根ざした安心安全に取り組む」とした。
 出馬表明が告示の約3週間前と出遅れた木村氏。選挙戦では、2事業の見直しや財政再建、市長給与の50%削減などを訴えた。市と業者が契約を解除する事態になった防災行政無線整備事業を巡り、島津氏が市議会の百条委員会で証人喚問されたことを受け「公平、公正な市政」を強調した。
 前市長の後継指名や経済界の支援を受けた前回と異なり、大きな支持基盤を持たない「草の根選挙」だったが、急速に支持を拡大。島津市政への批判票の取り込みに成功した。
 一方の島津氏。事務所そばのテントで「残念だが結果は結果。ただ、私はしっぽを巻いて逃げない。この街にしっかり根を下ろしてこれからも頑張ります」と述べると拍手がわいた。
 報道陣に「市民に対するこちら側の発信力が弱く、相手側の物量作戦に及ばなかった」と振り返った。次回市長選を目指すのかという問いに「そういう短絡的な質問には答えられない。支持をしていただいた多くの方がいる。その方たちを置いてこの街を去ったり逃げたりすることはない」と語った。
 島津氏は、防災面から2事業の必要性を強調。防災拠点となる総合支所を増やす構想など「日本一の防災都市づくり」を訴えた。前回同様、大きな団体や政党の推薦を受けず「市民派」を掲げたが、防災行政無線整備事業を巡る問題や強引な発言が批判を受けた。(福家司、小暮純治)
★山口県周南市 市長選挙結果
当 36238(60.9%) 木村健一郎 58 無新 1 (元)県議
  23220(39.1%) 島津幸男 65 無現 市長


 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 山口県周南市は、県東部に位置する2003年4月に徳山市・新南陽市・熊毛町・鹿野町が新設合併して誕生した人口約14.9万人程の市で、市長選は2度目の挑戦で当選&1期4年現職を務めた島津幸男氏に対して、元県議で58歳の木村健一郎氏が挑戦しましたが、
 JR徳山駅整備事業のうち南北自由通路整備や駅ビル建て替え、道の駅整備について「箱モノ優先になっている」とし、見直しを掲げると共に、税収の落ち込みや社会保障費、防災対策などの費用増大から行財政改革を急務事項に掲げて市長の給与50%カットを訴えた元県議の木村健一郎氏が6割を超える36238票を獲得し、
 JR徳山駅整備事業の周辺整備事業や道の駅整備構想について、防災機能や経済効果が期待されるとして継続を主張、経費削減を図る事業仕訳の導入など1期4年の実績をアピールして23220票を獲得した島津幸男氏に圧勝。初当選を決めました。
 う~ん。1期4年の現職の実績が問われる選挙戦でしたが、結果は現職の予想を超える大敗。新市長に就任する木村健一郎氏はどう市制運営を行っていってくれるのでしょうか…。

(24日の統一地方選後半戦選挙結果)広島県三次市挑戦は副市長の増田和俊氏が初当選

2011-05-16 05:42:22 | Weblog
 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、先月24日に行われた統一地方選挙後半戦の結果のうちまだ公表していなかった分についてお送りしたいと思います。
 広島県三次(みよし)市は、県北部に位置する2004年4月に旧三次市・君田村・布野村・作木村・吉舎町・三良坂町・三和町・甲奴町が合併して誕生した人口5.6万人程の市で、市長選は公職選挙法違反事件で村井政也・前市長が辞職したことに伴い、元県議で51歳の合併後の初代新三次市長を1期4年務めた吉岡広小路氏と、元副市長で64歳の増田和俊氏による元市長VS新人の対決となりましたが、『村井市政を継承し、生活優先のぬくもりある市政を実現したい』と現政権の継承を訴えた元副市長の増田和俊氏が19410票を獲得し、
 『「対話重視の改革」を前面に市政の転換』を唱えて14187票を獲得した吉岡広小路氏を退けて初当選を決めています。

★広島県三次市 市長選挙結果
当 19410(57.8%) 増田和俊 64 無新 1 (元)副市長
  14187(42.2%) 吉岡広小路 51 無元 (元)県議