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岩切氏が再選 薩摩川内市長選 鹿児島

2012-10-31 07:49:30 | Weblog
岩切氏が再選 薩摩川内市長選 2012年10月29日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/331378
 任期満了に伴う薩摩川内市長選は28日投開票され、無所属現職の岩切秀雄氏(70)=民主、自民、公明、国民新推薦=が、無所属新人で共産党薩摩西部地区委員長の山口陽規(はるき)氏(59)=共産推薦=を破り、再選を果たした。市に立地する九州電力川内原発の再稼働の是非が最大の争点で、7月の鹿児島県知事選に続いて「再稼働容認」の現職が当選した。
 福島第1原発事故以来、九州の原発立地市町での首長選は初めて。岩切氏は「再稼働が必要」と訴える一方、「財政健全化を進め、観光振興を図る」などと強調し支持を広げた。山口氏は「再稼働阻止」の立場から「脱原発を宣言し廃炉事業に入ろう」と呼び掛けたが、及ばなかった。
 投票率は70・31%。同日実施された衆院鹿児島3区補選と市議選とのトリプル選となったが、前回を2・27ポイント下回った。当日有権者数は7万9795人(市選管調べ)。
★鹿児島県薩摩川内市 市長選挙結果
当 44816 岩切秀雄(70) 無現=民主、自民、公明、国民新推薦
  9978 山口陽規(59)無新=共産推薦



 鹿児島県薩摩川内市は、県の北西に位置する人口約9.8万人の市で、市長選は現職で2期目を目指す民主・自民・公明・国民新党が推薦する70歳の岩切秀雄氏に対して、 共産党が推薦する59歳の山口陽規氏が挑みましたが、
 「向こう4年間が本市にとって厳しいことを認識した上で立候補した」とし、次世代エネルギーにおける企業誘致や観光振興などを訴えると共に、川内原発については「安全であるならば再稼働すべき」と述べた 岩切秀雄氏が44816票を獲得し、
 現政権を批判して「命と暮らしを守る市政に転換する」と述べると共に、「川内原発再稼働を絶対に許さず、市民が安心して暮らせる街づくりへ進む道こそ希望がある」と脱原発を強調して9978票を獲得した山口陽規氏 に35000票近い大差をつけて危なげなく再選を決めました。

白石市長に風間氏 沼倉氏を退け3選果たす  宮城

2012-10-31 07:47:31 | Weblog
白石市長に風間氏 沼倉氏を退け3選果たす  2012年10月29日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121029t11020.htm
 任期満了に伴う宮城県白石市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の風間康静氏(51)が、無所属新人の元市議沼倉昭仁氏(43)を686票差で退け、3選を果たした。
 白石市本町の風間氏の事務所には午後9時35分ごろ、当選確実の知らせが入った。風間氏は支持者を前に「白石の発展のため、しっかり3期目を担っていきたい」と抱負を述べた。
 選挙戦では福島第1原発事故に伴う放射能対策が主な争点となった。風間氏は幼稚園や小中学校などの除染を優先して取り組んできた実績を強調。市の将来像として、歴史や文化、産業などを生かした「交流拠点都市」を示し、支持を集めた。
 風間氏は民主党県第3区総支部や自民党白石支部の推薦、大半の市議らの支援を受け、沼倉氏の猛追を振り切った。
 沼倉氏は健康調査実施を柱とする放射能対策などを訴えた。放射能問題に取り組む市民団体の支援を受け、票の掘り起こしを進めたが、市政刷新の訴えは届かなかった。
 当日の有権者数は3万826人。投票率は58.91%で、前回(68.33%)を9.42ポイント下回り、過去最低だった。
★宮城県白石市 市長選挙結果
当 9293 風間康静(51)無現
  8607 沼倉昭仁(43)無新



 宮城県白石市は、福島県境に接する内陸部に位置する人口約3.6万人の市で、市長選は2004年11月から2期8年現職を務めて3選を目指す現職で51歳の風間康静氏に対して、元市議で43歳の沼倉昭仁氏が挑戦しましたが、
 「震災に負けず、復旧・復興、放射能対策に市民と共に当たってきた。今後もしっかり取り組んでいく」「共汗、共学、共生」という基本理念を示し、「元気で活力ある交流拠点都市を目指す。県をリードできる白石をみんなとつくっていきたい」と訴えた現職の風間康静氏が9293票を獲得して、
 「市民の思いをくみ取る仕組みを実現させる。白石を変えるために全力で戦い抜く」と市政刷新を訴え8607票を獲得した沼倉昭仁氏 を振り切って再選を決めました。

光市長 市川さん再選 懸案に道筋、支持広がる  山口

2012-10-31 07:46:04 | Weblog
光市長 市川さん再選 懸案に道筋、支持広がる  2012年10月29日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20121029-OYT8T00086.htm
 光市長選と同市議選(定数18)は28日投開票された。市長選は現職・市川煕氏(65)が、新人の元市議・河村龍男氏(60)を破って再選を果たした。23人が立候補した市議選の開票も進み、新議員が次々に決まった。
 市川さんは再選が確実になると、光市光井の事務所で、後援会幹部らとがっちりと握手。集まった支持者らと万歳を繰り返して喜び合った。
 1期目の実績が問われた選挙戦を制した市川さんは「市民に仕事を評価してもらった結果。(今後は)安心、安全、活力のあるまちを実現したい」と語った。
 8月に立候補を表明すると、市職労や地場の有力企業の推薦・支持を取り付けて組織戦を展開。一方で各地でミニ集会を開き、有権者と対話することで支持を広げた。
 病院再編など懸案に道筋を付けたが、従業員約500人を抱えるシルトロニック・ジャパン光工場が5月に閉鎖し、雇用対策も市政の課題に浮上。「企業誘致や産業育成に取り組んでいく」と理解を求めた。
 前回市長選に続き二度目の挑戦となった河村さんは、住民投票条例の制定などを公約に掲げたが、雪辱を果たせなかった。
★山口県光市 市長選挙結果
当 16242 市川熙(65)無現
  12391 河村龍男(60)無新


 山口県光市は、県の東南部に位置する人口約5.2万人の市で、市長選は4年前の前回選挙選で新人3人の争いを制して再選を目指す現職で65歳の市川熙氏に対して、元市議で60歳の河村龍男氏が再度挑みましたが、
 「今の光市に満足することなく、守るものは守り、変えるべきものは変える」。シルトロニック・ジャパン光工場の閉鎖については「1次産業の育成、公共工事の見直し、商業の活性化、企業誘致は一歩踏み出す」と約束。上関原発計画については「今の状況では賛成できないが、電気は必要。太陽光発電や市民全体の節電に取り組んでいく」と訴えた市川熙氏が16242票を獲得して、
 「赤字覚悟で三島温泉の施設がオープンした。このままではハコモノ行政が続いてしまう」と市川市政を批判。「住民投票条例を制定し、市民と対話しながら地域の声をくみ上げる市政をつくる」 大手半導体メーカーのシルトロニック・ジャパン光工場の閉鎖などによる地域経済の問題については「若い人に市や外郭団体の仕事を任せ、地域を守る」と訴えると共に、市立病院の運営については「地域の要望に応えるため、救急医療を復活させる」と強調して12391票を獲得した河村龍男氏 に3850票あまりの差をつけて再選を決めました。

阪南市長に福山氏再選「健康都市実現させたい」 大阪

2012-10-31 07:44:25 | Weblog
阪南市長に福山氏再選「健康都市実現させたい」 2012年10月29日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20121029-OYT8T00097.htm
 阪南市長選は28日投開票され、現職の福山敏博氏(62)(無所属)が、新人で前市議の白石誠治氏(45)(同)との一騎打ちを制し、再選された。福山氏は「市民病院を核にした『健康都市』を実現させたい」と決意を述べた。投票率は41・81%で、過去最低だった前回選の45・07%を下回った。当日有権者数は4万6278人。
 福山氏は、当選が決まると、市役所近くの事務所に姿を現し、支持者らと万歳を繰り返した。「これまで4年間、市民病院を再生させる気持ちでやってきた」と強調。今後については、「医療やスポーツ、食育などを組み合わせながら、再び活力ある阪南にしていきたい」と力を込めた。
 選挙戦では、来春の市民病院の改築オープンに道筋をつけた実績などを強調し、白石氏に競り勝った。
 福山氏は同市出身。中央大商学部卒業。市事業部長、副市長などを経て、2008年の市長選で初当選した。
 一方、白石氏は、市議を8年務めた立場から、市役所の情報公開の徹底や、教育改革の必要性を訴えたが、届かなかった。同市鳥取の事務所で、「私の力が及ばず、皆さんの期待を背負えなかった」と深々と頭を下げた。
★大阪府阪南市 市長選挙結果
当 9803 福山敏博(62)無現
  9058 白石誠治(45)無新



 大阪府阪南市は府南部の泉南市と岬町に挟まれた人口約5.6万人の市で、市長選は現職で再選を目指す62歳の福山敏博氏に対して、元市議で45歳の白石誠治氏が挑みましたが
 市民病院改革の実績を挙げ、「市職員と一丸となって取り組んだ成果が来年4月の(建て替え)オープン。ここで負けたら何のためにやってきたのか。これからは病院を核とした健康都市を目指す」と強調。財政健全化についても、「市職員として34年勤め、すべて知り尽くしているから大丈夫だ」と主張した福山敏博氏が9803票を獲得して
 「市議を8年間務め、その集大成として出馬を決意した。『大阪から日本が変わる。あなたから阪南が変わる』と訴え9058票を獲得した白石誠治氏 を振り切って再選を決めました。
 現職VS新人とはいえ、挑戦者が45歳と現職よりも17歳も若かったことから中々の接戦となったようですが、かろうじて現職が逃げ切った形となったでしょうか。
 現職福山敏博氏は次の4年間でどれだけの実績を残すことができるかが勝負ですね。