8日の日経平均 41円53銭高い22508円69銭で終了

スルガ銀行が急落、シェアハウスめぐる被害弁護団の音声公開を嫌気か　2018年05月08日
記事リンク先　モーニングスター　https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180508-00213802-mosf-stocks



　8日の日経平均ですが、NY原油が終値ベースで心理的節目の70ドルを超え米国主要3市場もプラス圏で終了する中、前日終値（22467円16銭）よりも26円51銭安い22440円65銭でスタート&直後に22423円23銭と朝方はマイナス圏スタートもその後は上昇に転じて11時前に22566円68銭まで上昇する場面が見られ、前場は前日比69円26銭高い22536円42銭で終了。
　午後は利食い売り傾向で推移して14時頃に22500円割れ。14時25分頃と14時40分頃に22485円近辺も終盤はやや戻して終値ベースでは前日比41円53銭高い22508円69銭で終了しました。

　指数別では、日経平均は0.18%高で、トピックスが0.37%高、JPX400が0.35%高。
　東証マザーズが1.24%高となるなど他の東京市場の指数もプラス圏で終了していますね。

　東証1部の上昇組では、さが美（25.21%高）など8銘柄で10%以上の上昇。マルハニチロが5.69%高、東電が5.66%高、コーセーが4.85%高、武田薬品工業が3.99%高。

　一方の下落組では、イー・ガーディアン（12.83%安）と自動車部品のＧＭＢ（11.53%安）の2銘柄で10%以上の下落。
　家電量販店のケーズが7.98%安、スルガ銀が7.9%安、パソナが7.26%安、家電量販店のコジマが5.07%安、アドバンテストが3.58%安など。
　スルガ銀行については、シェアハウス破綻の影響で貸倒引当金を積み増したことに加えて、被害弁護団がスルガ銀行員との電話を録音した音声データーを公開したことも影響した模様。
　15時に公表された業績予想の修正に関するお知らせでは、連結経常・純利益共に半減程といった状態ですが、この発表をどう評価するかでしょうね。

　商社は丸紅が4.76%高、三菱商事が4.64%高。一方、三井物産は2.8%安、伊藤忠商事が2.96%安と明暗が分かれる形になりました。

7日の米国市場 ダウ0.39%高、ナスダック077%高、S&P500種0.35%高 原油は70ドル突破

　7日の米国株式市場は、原油相場が心理的節目の70ドルをあっけなく突破したこと、ハイテク株も堅調だったことが相場を下押して続伸する展開。
　NYダウは、先週末比94ドル81セント高い24357ドル32セントで終了（0.39%高）。
　ナスダックは、先週末比55.60ポイント高い7265.21ポイントで終了（0.77%高）。
　S&P500種は、先週末比9.21ポイント高い2672.63ポイントで終了（0.35%高）しました。

　キャタピラーが2.36%高、ナイキが1.82%高。ボーイングが1.79%高。
　インテルは1.04%高、アップルは0.72%高、エクソンモービルも1.09%高とこちらもいいですね。
　一方、ウォルマートが2.35%安、ベライゾンが0.95%安、ユナイテッドヘルスグループが0.9%安、ホームデポが0.79%安となるなど小売り・内需株は売り込まれた模様。

　NY原油は、一時70.84ドルと2014年11月下旬以来の高値水準をつける場面も見られ、終値ベースでも先週末比1.01ドル高い１バレル70.73ドルで終了。
　NY金は、先週末比0.6ドル安い１トロイオンス1314.1ドルで終了しています。